ローン用語の親子リレー返済とは、一定の条件にあてはまるローンの後継者がいる場合に、満70歳以上の人でも申し込めるローンのことです。申し込む本人の年齢に関係なく、後継者の年齢をもとに借入期間が選べます。住宅ローンは年齢制限というものがあります。60歳を超えている場合は、借入期間が短くなります。そうなると月の返済が多くなりますし、借入金額も少ないです。ですから、親子リレー返済というものが設けられています。一定の条件にあてはまるローンの後継者は、申込者の子どもかいない場合は親族であること。配偶者は後継者にはなれません。申込者と同居することまたは将来的に同居すること。安定した定期的な収入があり、60歳未満であること。今現在収入がなくても、20歳以上なら学生でも後継者になれます。親子リレー返済は、住宅ローンを一緒に返済するのではなく、時間差で返済するローンになります。メリットは、高齢者であっても住宅ローンが組めるという点にあります。年齢制限でローンが組めないと思っている人でも、後継者がいれば可能というものです。