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日本とインド・タイなど東南アジアの美容室/理容室の4つ違い

髪が長くなったら向かう先は、「美容室」だったり「理容室」だったりします。
ところで「美容室」「理容室」どんな違いがあるかご存知でしたか?クルクル回っている方が『理容室』でオシャレ系な方が『美容室』という解釈は正しくないです。

理容師は刃物を扱う人で、美容師はパーマしたり化粧したりする人だそうです。実際には両者とも刃物を使用していますし、パーマもしてくれると思います。美容師さんも理容師さんも、いい加減だと自分たちでも思っている人が多いようです。

簡単に解釈するためには、髭を剃ってくれるか。くれないか。いろいろ法律などがあって、人の顔に刃物を当てることが出来るのは『理容師』さんだけだそうです。

 
さて、ではインドやタイの東南アジアにおける理容室?美容室?サロン?(以下:床屋さんと呼びます。)はどうなっているのでしょうか?

日本ほどは法規制がシッカリしていないという点は正しいです。そのため、美容室とか理容室とかがあるとはあまり思えません。せいぜい”サービスの質の悪い床屋”と”普通の床屋”がある感じです。

 
しかし、この”普通の床屋”ですら日本とはかなり異なります。

住んでいないとまず利用する事のない東南アジアの床屋について日本の床屋との違いを報告してみたいと思います。

 

インド・タイなど東南アジアの床屋と日本の床屋の違い

1.日本に比べ圧倒的に低価格で散髪できる



まずは、圧倒的に価格が安い事を特筆するべきでしょう。
因みに、日本には1,000円カットの散髪屋さんを駅前などでよく見かけますが、日本では約1,000円カットが最低料金帯になっているのではないでしょうか?それ以下のお店はおそらく無いような気がします。

 
インドの場合ですが、デパートに入っているようなしっかりした所でも、約200ルピー(300円)程度で散髪ができました。これはインド内ではおそらく中級クラスに分類され庶民が通いやすい床屋さんだと思います。

日本でも高級サロンが1カット3万円くらいするように、インドも広いので外国人やお金持ちの人用の高級サロンも存在すると思います。また、その逆でインドなど東南アジアの最低クラスの床屋は、そのあたりの路上で雨ざらしのような場所で切っていたりします。

基本的に、東南アジアでは路上の床屋さんをどの国でもところどころで見かける気がします。たしかに屋根が無くても髪は切ることはできますし、何の支障もないわけです。因みに中クラスで約300円なので、この例クラスは100円以下くらいになると思います。

タイの場合でも、少し値段は上がりますが中クラスの床屋さんは約200バーツ(600円)が平均だと思います。

日本の最低価格帯の1,000円カットよりも低い値段で、東南アジアでは中クラスの床屋で散髪ができるのです。
しかもピンきりでレベルを下げようと思えばいくらでも下げれます。

2.日本に比べてシャンプーが期待できない



価格が安いことはとても良い事なのですが、ほとんど全てのサービスにおいて日本と同レベルのサービスは期待できないのが残念です。

日本の床屋に行く場合は、まずはじめにシャンプーをしてくれます。美容師/理容師さんが丁寧な指使いで、優しく頭髪と頭皮をマッサージするように洗髪してくれるので、なかなか気持ちいいものです。

しかし、東南アジアのシャンプーでは店にもよりますが「してくれない時」と「してくれる時」があり、この差が何なのかよく分かりません。しかし、シャンプーしてくれたとしても残念ながらあまり気持ちよくないんです。何故かと言うと、頭に浴びる水は冷水だからです。

東南アジアの床屋さんは基本的に温水を出してくれません。冷たい水です。おそらく、そういう設備にしていないため、洗面器の蛇口の水を引っ張ってきている感じだと思います。

東南アジア自体がとても年中通して温暖な気候なため、現地の人は冷水でもあまり気にならないのだと思いますが、「床屋さんのシャンプーは温水であろう。」と想像している人間にとっては、頭にいきなり冷水をかけられるものですから、正直驚きます。

3.タイの場合、日本に比べ2倍以上全身がチクチクする


タイもインドもそうですが、東南アジアの人間は基本的に細かいことを気にしない懐の大きな人が多いと思います。逆に言えば大雑把な人間が多いです。

上述したシャンプーに関する点とも共通する事ですが、サービスを受ける側もあまり細かいことは気にしないという事が大事なのかもしれません。髪を切りに来たという目的を達成できればいいと考えるべきかもしれません。

例えば、タイの床屋さんでは首に巻くタオルに細かい髪の毛がいっぱいついています。おそらく、前回や前々回から使用した人のをそのまま使い回しているのでしょう。髪を切る前からもう首元が痒いです。

極めつけは散髪が終わり前掛けとタオルを外した後に、ドライヤーで頭部の切った髪の毛を払います。頭から飛び散った切られた髪で、衣服が髪の毛まみれになります。なぜ、前掛けを取ってから髪の毛を払うのか…

タイではマイペンライの文化なので、気にしてないよという姿勢で笑顔を絶やさない事が大切です。特に相手は刃物を持ってますので。

4.インドの場合、日本に比べてスキバサミを使わない


インドもタイもどんな国でもですが、それぞれ独自の『カッコイイ』と思う美意識があり、国によって相違があると思います。特にインド人の美意識は日本人と異なっていると言えます。

まず、おまかせにコースにすると角刈りにされますので、注意が必要です。インド人の場合は全体的に髪質が硬く、くせ毛の天パが多いので、切ると言うより削り取るようなイメージで散髪されていきます。なので、最終的には角刈りにされてもインド人は見た目的には収まりが良いのですが、日本人のようなストレートな髪質の場合は、出来上がりは柔道家か中国人のおじさん西川くんになります。

そのため、イメージの写真などがあればそれを伝えるべきです。しかし、ここからがインド人の床屋の驚くべきところで、彼らはスキバサミを使わないで、通常のハサミとバリカンだけでなんとか切っていこうとします。

その分、ハサムの技術は高そうですが、なんとも手際が悪いような効率が悪いような気がします。

東南アジアの床屋にぜひ行ってみよう



いかがでした。

安くて、お手軽に行けるのは東南アジアの床屋の魅力の1つです。
住民との距離も近い雰囲気がするので、地域密着型とも呼べるかもしれません。

興味がある方は、くれぐれも自己責任で東南アジアの床屋に行ってみてください!?

 
リンク:ゆっくり眠りたい人は≫「睡眠障害・不眠症に勝つ!」

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