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スリル満点の生き残る戦い!オススメのリアルサバイバル漫画9選

今回紹介したい漫画ジャンルはリアルサバイバル漫画です。

以前、オススメのSF漫画やオススメの歴史漫画を紹介しました。歴史や未来を題材にしたフィクション漫画は僕は好きですが、リアリストの読者はオススメの裏社会系漫画のようなリアリティがある漫画を好まれるかもしれません。
今回紹介したいのは、オススメの裏社会系漫画よりも、ある意味ではさらにリアルでスリリングな世界を表現するサバイバル漫画です。

サバイバルと一口に言っても、ゾンビや地球外生命体が登場したり、何かしらの条件のもとで人間同士で争い合うような「デスゲーム系サバイバル作品」や「パニック系サバイバル作品」と地球の崩壊など何らかの理由によって人々が文明を失ってしまう「リアルサバイバル作品」に大きくカテゴライズできます。

デスゲーム系サバイバル作品は以前のこちらの記事で紹介させていただきましたので、興味のある方はこちらから御覧ください。

私は個人的には、登山やシュノーケリングなどアウトドアに興味があるので、パニック系サバイバル漫画も読みますが、リアルサバイバル漫画が好きです。もし、自分が同じような状況になったら…と思うと読まずにはいられません!
ぜひ、「もし自分が…」と思いながら、以下に挙げる作品を読んでみて下さい。

リアルサバイバル作品

COPPELION

西暦2036年、「コッペリオン」と呼ばれる遺伝子操作により生まれた3人の女子高生が無人の東京を歩いていた。3人は、お台場の原子力発電所で発生したメルトダウンにより死の街と化した東京から生存者を救出するために陸上自衛隊が派遣した、特殊部隊の一員だった。

wiki参照

近未来、東京が核の放射能によって、通常の人間は生活できない環境の中で、放射能に抗体もつ特殊部隊自衛隊である女子高生たちが活躍する物語です。近未来が物語の舞台となっているため、SFのような要素もあります。自衛隊として任務にあたる女子高生達が主人公ですので、軍からの後方支援として食料の配給などがあるので、ストイックにサバイバルしていくというよりは、政治問題や核の問題にフォーカスが当てられた作品で、非現実的すぎないので別の意味でリアリティーを感じます。
東日本大震災の際に、誘発された福島第一原発事故もまだ記憶に新しいと思いますが、この作品のような未来も、あながちフィクションとは言い切れないかもしれません。

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EX~少年漂流~

聡とその友人たちは、中学最後の夏休みに雉島に行くことになった。しかし、その途中で船が津波に襲われたため、聡たちは集団パニックに陥ってしまう。

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デスゲーム系サバイバル漫画で紹介した『エデンの檻』の作者である山田恵庸先生による、エデンの檻以前の作品です。船の沈没による避難、無人島での飢えとの戦いと、そして衝撃の結末!?というようなサバイバル漫画としては王道ルートを辿るのがこの作品です。
物語を演出するために多少のパニックホラー要素として、気の狂った悪役も登場しますが、基本的には王道サバイバル漫画を堪能できるのがこの作品の良いところだと思います。全五巻で完結するので、読みやすいのも◎です。興味のある方は是非読んでみて下さい。

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日本沈没

21世紀初頭のある日。東京・新宿の雑居ビルが突然地中に飲み込まれるという、奇怪な事件が起こった。ビルに居合わせた海底開発の社員、小野寺俊夫と結城慎司、東京消防庁のハイパーレスキュー隊員、阿部玲子の活躍により、奇跡的に犠牲者は出ずに済んだが、不可解なこの事件こそ日本に起こる災厄の序章であった。同じく、この事件に遭遇した地球物理学者の田所雄介博士は、その原因を探るべく小野寺、結城、幸長と共に日本海溝へ向かう。そこで彼らが見たものは、日本列島の「異変」と、その後の世界の「未来」を暗示する光景であった。

wiki参照

原作は小説版で、小松左京によって1973年に刊行されたものです。その後、人気の作品となりテレビドラマ化、映画化、漫画家を数回繰り返しています。漫画家も1970年代にさいとう・たかお先生が、2000年代に一色登希彦先生にて刊行されています。
今回ご紹介するのは2006年から2008年まで連載がされた一色登希彦先生による比較的新しいものです。なにぶん、原作が今から40年以上前に刊行されたものですので、現代風の漫画としてリニューアルするために、当時としては存在しなかった科学観や社会問題などを盛り込んでおり、同先生の緻密な取材と研究がこの作品から伺えます。
別の捉え方をすれば、原作とは異なる物語でもありますので、原作を漫画でなぞるように楽しみたい方はさいとう・たかお先生の『日本沈没』がオススメです。

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鬼燈の島

家庭に問題のある子供達を引き取る施設『鬼燈学園』。そこには、知ってはならない『秘密』がある――。“登ってはいけない階段”。“書き殴られた悲痛の叫び”。“白いワンピースの少女”。そして“嘘が得意な大人達”。自然豊かで優雅な離島が、虚偽と欺瞞で血に染まる…。

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鬼灯(ほおずき)と読みます。離島にある児童施設兼小学校学校が舞台となっており、そこに送られてきた家庭に問題がある子供たちが主人公です。大人と子供同士の疑心暗鬼が物語の主軸になっており、ミステリ・サスペンス要素が非常に強い作品です。主人公たちを子供たちとすることによって、いろいろな制限ができます。大人だと何でもできちゃいますが、子供という制限があるからできることが限られてきます。また、子供目線からのミステリーが見れるのが面白いです。
4巻完結と非常に短いですが、次の展開が気になり、ドンドン読み進められます。

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ドラゴンヘッド

修学旅行の帰途、突如発生した大地震により、主人公青木輝(テル)らの乗車していた新幹線は浜松付近のトンネルで脱線事故を起こしてしまう。出入り口は崩壊し、外界と完全に遮断されたトンネル内で、3人の生存者、テル、アコ、ノブオは救助の可能性に望みをかけて絶望的な状況を生きのびる術を模索する。死と表裏一体の極限状態に追い込まれた少年達の苦悩とそれに伴う狂気と暴力、災害で荒廃した世界を背景に人間の本質と「究極の恐怖」を描く。

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主人公たち中学生が修学旅行帰りの新幹線がトンネルの中で事故にあってしまうところから物語は始まります。新幹線の落盤事故という未曾有の災害で主人公たちを含む搭乗者の殆どが無残な姿になってしまいます。主人公たちも痛々しい傷を負いますが、どうにか閉じ込められたトンネルから、脱出しようと試みます。なんとか、トンネルから脱出した主人公たちに待っていたのは、トンネルの中のほうが安全だったと思えるような世紀末的な光景でした。
『ドラゴンヘッド』はサバイバル漫画としても、怪我や外傷の痛々しさがかなり忠実に描かれています。多くの漫画では、大重症を追っても次のページではほぼ全回復しているような、違和感のある描写が少ないので、物語のリアリティーに引き込まれます。また、混乱してしまった世界の中で人間の狂気感情も描かれています。
サバイバル漫画を語る上では外せない良作品です。

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山賊ダイアリー

漫画家でありながら猟銃所持許可・狩猟免許を持つ作者自身の経験を描いた実録風漫画。劇中では岡山県の狩猟者登録証を取得しているとあるだけで詳細な地名は登場しないが、岡本が居住している津山市の公式観光サイトでは地元を舞台とするマンガとして本作の紹介ページを設けている。

wiki参照

岡山県の何処かの村で、作者が実際に体験した狩猟生活を描いた作品です。他のサバイバル漫画を評価するうえで欠かせないポイントの1つがリアリティーですが、この漫画は全てが真実であり、全てがリアルなサバイバルなんだと感じます。
基本的には、漫画としてのスリリングな描写は殆どなく、罠にかかった動物をライフルで仕留めたり、遠くから狩猟可能な野鳥を射撃するというような猟師としてのノウハウが漫画を通して学べます。
普通に考えれば、人としてワザワザ命の危険を犯しながら、凶獣と対峙して食料を確保することはリスクだらけです。その点、この漫画は本当のサバイバル生活を描いているといます。
狩猟可能な時期以外には、釣りをしたり山菜を集めたりなど、ほのぼのとした生活も送っているようです。

これから、猟師になろう!と思っている人や、狩猟に興味がある人は是非一読してい見て下さい。

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自殺島

主人公セイは自殺未遂を繰り返した末に、「生きる義務」を放棄した意思を示す書類にサインをする。病院のベッドの上で意識を失ったセイは、目が覚めた時、自分がまだ生きており、そして自分と同じ未遂者達が周囲に何人もいることに気付く。そして、ここが自殺を繰り返す“常習指定者”が送り込まれる島「自殺島」であることを知る。その直後、未遂者達は飛び降り自殺をする瞬間と死に損ねた者のおぞましい姿を目の当たりにし、一時自殺することを踏みとどまる。“死ねなければ生きるしかない”彼らのサバイバルが始まる。

wiki参照

離島に送られた主人公たちが、生き残るために食料を確保していくサバイバル漫画です。他のサバイバル漫画と少し異なるのは、自ら命を絶とうとした者達がこの島へ送られて、永久隔離されるという点です。
救援される望みは薄く、そのためになんとか生き残ることだけを考えなくてはなりません。もともと自ら命を絶とうとしていた主人公たちですが、他の生命の命を削って、自分たちは生かされている事などを学び少しずつ命の尊さを認識し、生への執着が芽生えていきます。

日本は世界水準を大きく上回った、自殺者を持つ国として、大きな問題を抱えております。国内でも大きく報道されていますが、他国からは「日本人は不思議な問題を抱えている」と認識されています。そういった現代の問題への風刺が、この作品には大なり小なり込められているのかもしれません。

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まだ、生きている・・

『1』定年退職を迎えた岡田憲三。故郷で自給自足の生活の日々を送る。
『2』職を失った憲三の息子・岡田正夫。父親の故郷で自給自足の生活の日々を送る。

wiki参照

この作品は2巻完結の非常に端的で濃密な物語です。1巻と2巻に分かれており、それぞれ主人公も異なり1部と2部のような意味合いを持っているように感じます。
サバイバル漫画の多くは、何かしらへの風刺を前提にしている作品が多いです。「環境問題」「核エネルギー」「災害対策」などです。
この作品も、定年退職後の熟年離婚への風刺が込められているように感じました。この作品を通して「例え見知らぬ人に後ろ指を刺されようとも、人に優しく強く生きなければいけない。」という事を感じることができたような気がします。また、2巻の最後に迎えるハッピーエンドには不覚にも落涙してしまいました。
サバイバル漫画というジャンルに縛られずに、多くの人に読んで欲しい作品です。

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サバイバル

洞窟を探検していた鈴木サトルとその友人たちは、突然の大地震に襲われる。サトルだけは何とか洞窟から抜け出して助かったが、外は信じられない光景と化していた。
陸続きだったはずの土地はほとんどが大地震により水没し、周囲を全て海に囲まれた島になっていた。一緒に行動をしていた友人たちはいうまでもなく、誰も居ないその島へ残されてしまったサトルは、生き延びるために様々な知識や技術を身につけ、やがて海を越えて変わり果てた世界へ旅立つ。そして、行方不明の家族を探す長い旅が始まった。

wiki参照

この作品を紹介したいがために、オススメのリアルサバイバル漫画という記事を執筆したと言っても全く過言ではありません。
『サバイバル』こそ、作品名通りNo1サバイバル漫画だと私は思います。
主人公である少年は、ひょんなことからたった一人で離島に取り残されてしまいました。正真正銘の孤独なサバイバルに身を置く事になります。なんとか知り合えた人々はサバイバル環境に耐えきれずに命果ててしまうこともあります。しかし主人公の少年は、別れを悲しみながらも、生き残るために極限状態には虫も生で食べなければなりません。サバイバルの環境下で生き残るために必要なこと不必要なことを細かく解説されていて非常に面白いです。

なんとか島から脱出できても、そこから更にサバイバルが続きます。ここまで極限状態で人は本当に生きていけるのか少し疑問を持ちますが、サバイバルに必要な知識が満載された、他の漫画の追随を許さない”珠玉のサバイバル漫画”と言えるでしょう。

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(※一部過激な表現を控えるために、言葉を言い換えています。)

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