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東南アジアで生活・就職することの6つのメリット

インターネットの文化が隆盛してきた事をきっかけとしてか、最近では日本国外から海外での生活や就職を目標にしている人も多いのではないかと思います。新卒で海外に就職したという例も珍しくなくなってきているように感じます。
また、日本の経済力は世界でもトップクラスですが、日本で社会生活を経て老後に確たる保障を受けれるか否かを心配している人は、多いと思います。逞しいシニア世代は、退職金や貯金を資産として運用し、リタイヤ後は生活費が安い海外へ移住の計画を建てているようです。
リタイヤメントビザなどで、日本人が移住する国は、「マレーシア」「タイ」が人気のようです。他の東南アジアの国に比べて、生活水準が高く、ビザの取得難易度が低いこと、政情が安定していることなどが人気の理由に挙げられます。

北米やヨーロッパなどの国は、生活水準が高く政情は安定していますし日本人のほぼ100%が義務教育で勉強する英語でコミュニケーションが通用する国ではあるものの、生活費や物価が高くビザ取得の難易度も高いため、日本人が簡単に移住できる国ではないようです。

 
では、海外の中でも特に東南アジアで生活・就職することは日本国内で生活するよりもどんなメリットがあるか、実際に長いこと日本へ帰国せずにタイ・インドなどでの東南アジア生活が長い私の目線から考察してみます。

物価が安い!生活費が東京の半分以下が基本

以前取り上げました。「タイ・バンコクでの一ヶ月の生活費を数えてみた。」や「インドでの一ヶ月の生活費を考えてみた。」の記事でも十分に取り上げましたが、基本的に東南アジアはどこの国でも生活費がトコトン安いです。

例えば、日本でも東京より長野や栃木は生活費が安いと思います。北海道・東北や九州・沖縄までいけばさらに安く生活することができると思います。国内の田舎で半自給自足をすれば、海外で生活するよりももしかしたら安く生活することができるかもしれません。

しかし逆に言えば、自給自足をする前提をなしとすれば、日本国内で離島のような不便な田舎で生活する事と、海外の一定レベル以上の都市で生活するのとでは、さしたる差はないとも言えます。
もちろん東南アジアと一言で言って比較しても、大概の生活者はその国の首都をベースとして物価を計っているものですが、ストイックに田舎に行けば行くほど、予想だにしない不便さと引き換えに相当の格安で生活できる可能性があります。

必要なものと不必要なものがハッキリする

国内に居を構えている人の多くは、無駄遣いだとわかってはいつつも、ついつい余計なものを買ってしまいがちになるのではないでしょうか?
車や電化製品や衣服などは必要なものではありますが、見た目やブランドの付加価値でついつい厳選して高い予算で良いものを選んでしまいがちになります。

しかし、東南アジアで長く生活をするとひとつ人生において重要な事を肌で感じるようになります。「ブランド価値や見た目は重要ではない」ということです。なにをあたりまえのことを。と思われるかもしれませんが、とても明確に理解できるようになると断言できます。

例えば、良いブランドの家電を買って故障してしまった場合、サポートセンターがないので修理できない場合があります。または、良いブランドのバッグを買っても土煙なんかですぐ汚れてしまいますし、良い靴や良いヒールなんて履いて歩く町並みじゃないエリアがほとんどです。もちろん現地の人は、そんなものを着飾ってはいません。
だからどうだ、というわけではありませんが、家電や車は「壊れても惜しくないけど、壊れにくいもの」衣服は「汚れても惜しくない値段で、かっこいいもの」を選ぶようになります。
海外に住むと、付加価値に誤魔化されずにその時の自分に本当に必要なものを選定できるようになれると思います。

毎日が日本で経験できない刺激で溢れている

言わずもがなですが、海外は日本で経験できない刺激で溢れています
これはいくら百万遍の言葉で説明するよりも、海外で生活しなければ感じられないものだと私は考えています。
視たことも聞いたこともない祭りに何度も出くわしました。全く違う文化の冠婚葬祭も経験できました。
日本料理が一番美味しいと思っていた自分が味わったことがない食べ物に出くわし、それが人生で五本の指に入るほどおいしかったなんてこともありました。

体調がすこぶる悪い時に渡された薬が抜群に効いて、何が入っているか怖かった事もありました。
危険な目に巻き込まれそうになった経験もあります。目の前で、犯罪が起きることもあります。

といった具合に、良くも悪くも何が起きるか予想がつかない事が多いです。好奇心旺盛で開拓精神を持つ人や、日本で同じ事の繰り返しのような生活に少し飽き飽きしてしまっている人達は、一度お手頃に行ける東南アジアで生活して見ることをおすすめします。

一年を通して温暖で温かい

東南アジアはミャンマーの山岳地帯やベトナムの北部など一部の地域を除き、年中気候が暖かい気候に恵まれています。
マリンスポーツなどを趣味とする人にとっては、この恵まれた気候が東南アジアへの移住の主目的になっているケースもあります。ほぼ一年を通してどの時期でスキューバダイビングやサーフィンなどができ、現地でインストラクターなどの職業に従事しながら生活している日本人や白人などの外国人もいます。

他にも、年中暖かいので南国フルーツが毎日手頃な価格で味わえるのも東南アジアの魅力の一つです。
現地にいると、乾季、雨季など微妙な寒暖差は感じますが、ほとんど寒さを感じることはありませんし、上着を着る機会は屋外より屋内の方が多いくらいです。

冷え性や寒がりで冬が大っ嫌いな人には東南アジアでの生活をおすすめしたいです。

国内では入手困難な物が手に入る

日本は比較的になんでも手に入りますし、アマゾンや楽天などのeコマースサイトを活用すれば、手に入らない物なんてないに等しいと思っている方は、半分正解で半分不正解です。
例えば、日本では銃刀法違反で手に入らない拳銃や刃渡りが長いダガーナイフなんかが購入できます(もちろん日本国内に持ち込み不可です)。そんなものは特にカタギの人には不必要なものなので、あくまで例えです。しかし、このように日本には法律上の理由で販売が制限されているものや、組合の都合上で海外輸入品を一般販売していないケースはいっぱいあるんです。

植物であったり、昆虫であったり、強壮剤であったり、医薬品であったり、ここに書けないものなどです。これらの仕組みに目をつけているのが、いわゆるバイヤーと言われる人たちで、国内の人たちが欲しがる海外製品を日本にお届けしています。

東南アジアや海外では、あなたの想像もつかない意外なものが、ビックリするほど安い値段で売っていることも多々あります。
海外で生活していると、気にもせずこのような恩恵を受けられるのも一つの特権です。

視野が広がり精神的・肉体的にたくましくなる

海外で生活しているとたくましくなっていることに気付かされます。まず第一に、東南アジアは日本のように衛生的ではない環境がほとんどです。私の住んでいたインドはまさに日本と対極のような汚さでしたが、そういった環境では当然のことながらバイ菌が繁殖しているわけです。
人間は菌の多い環境にいると、体が免疫を作り病気になりにくくなると一般的にも言われています。インドに入った当初は頻繁にお腹を壊していましたが、しばらくするとほとんど体調を崩さなくなっていました。
また、日本と違って100%セーフティーな環境がそれほど多くないので、危機管理能力も養われる事は必須です。

また、あたりまえの事のようですが、海外で生活している上では最終的には自分のことは自分でなんとかしなければならない状況には、何遍も何遍も遭遇します。
そのためには事前に調べておいて準備をしたり、あるいは頻繁に外部の情報をキャッチアップするためにアンテナを張っておいたりしなければなりません。

東南アジアでこんな生活は大変だと思えば思うほど、あなたは精神的・肉体的に成長しているはずです。

例えば10日間海外旅行をするとします。観光地を巡って良いホテルに泊まって、食あたりしない良いレストランに入って海外の文化を満喫して帰国します。
これはちょうど、会社の「研修期間」と同じではないでしょうか?会社全体の組織などの座学や工場などの見学をしたりする期間です。「試用期間」はおおよその会社が3ヶ月くらいですね。全体をなんとなく把握できるまでの期間は3ヶ月、見学の期間は10日ということなんです。

海外旅行が悪いと言っているわけではありません。私も海外旅行大好きです。しかし、その国のほんとうの刺激を堪能するためには最低でも3ヶ月くらいは住む必要があるのではないかと私は海外生活の中で感じています。

そんなわけで実際には、この他にも東南アジアや海外での生活には多くのメリットがあると思います。
是非、海外生活を送り筆舌に尽くせないような刺激を味わってみてください。

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