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SF系の漫画入門はここから -オススメ仮想科学近未来マンガ10選

私は主にSF漫画を好んで読んでいるタイプではなく、最近流行りの漫画や、作者が好きなマンガ、タイトルから想像してなんとなく面白ろそうなマンガなどを選んで見ている派です。歴史漫画やSF漫画というのは人によっては好き嫌いの好みが偏るところではないかと思います。

私は漫画を絵柄や出版社などでは選り好みしませんが、好みの系統で言うと..

カテゴリー 購読頻度
社会派漫画 よく読む
歴史漫画 よく読む
格闘アクション漫画 読む
SF漫画 たまに読む
恋愛漫画 あまり読まない
萌系漫画 あまり読まない

上述の表のような傾向があります。

そうです。私はそこそこSFマンガを呼んでいますが、そこまでSF好きというわけではありません。

私のようなSFマニアでない人間のSF作品の楽しみ方は、科学の発達した異世界での登場人物達の心理描写を、どれだけ上手に表しているか。人間の脆さや感情の儚さをSFを堪能できると思いますので、結構好きです。

しかし、そんな私だからこそ”このSF作品は面白かった”と声を大にして言えるわけです。そこまでSFが好きではない人でも、疲れず気ままにSF作品を堪能できるものをピックアップしました。さらに、SFマンガの導入口としても適当なものを上から順番に掲載していきます。

漂流ネットカフェ

妊娠中の妻・ゆきえと、些細なことからケンカしたサラリーマンの耕一。仕事帰りに豪雨に見舞われ、偶然立ち寄ったネットカフェで中学時代の初恋の人・果穂と再会する。しかしその直後に停電が起き、その場に居合わせた人々とともに、ネットカフェは異次元に飛ばされてしまう。

wiki参照

私は押見修造先生のファンだな。ということに最近気付かされました。この先生の作品に僕はなぜかハマってしまいます。ハマると言っても、みんなに勧めて回るほどのハマり方ではなく、「面白い漫画ない?」と聞かれて、その時に10番目以内には押見修造先生のなにかしらの漫画をオススメにしちゃいます。
この作品は、SFとして良いものか悩みましたが、「まぁ、変な世界にいっちゃえばSFかな」という感覚で、サバイバル漫画というカテゴリーでもいいですね。ちょっとあやふやですみませんが、面白い漫画ではありますし、SF漫画の入門編としては悪くはないと思います。

以前、ちょっとした空き時間に読みたい。数巻完結の面白い漫画20選でも紹介しました。

GANZTU

ある日、玄野計は地下鉄のホームで小学生時代の親友だった加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちた酔っ払いを助けようとするが、助けに入った玄野と共に、進入してきた電車に轢かれて死んでしまう。
次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには、同じ様に死んだはずの人々が集められていた。

wiki参照

SF作品の導入口として、かなり敷居の低い作品であり、同時に最近では映画化もされているので有名な作品ともいえます。
主人公は電車にはねられて死んで、その後生き返ったらなぜか宇宙人と特性のスーツと兵器を持って戦う事になる。

というように省略してあらすじを説明しても非常に分かりやすい展開です。また絵とても洗練されており上手です。絵柄でストレスを感じることもなく、単純なストーリーと軽快な描写で楽しく読むことができます。作者は3Dモデリングから、デッサンを作っているようで、背景や、宇宙人とされるクリーチャーなんかがものすごくリアルに描かれています。
シーンによっては、若干のグロテスク描写がありますが、ここを乗り切れないとSF作品の醍醐味を味わえないのです!(女性がセクシーでかわいいという点も隠れポイントです。)

Level E

山形県を舞台にオカルト的な要素の強い、宇宙人を題材としたSF漫画。地球にやって来たドグラ星のバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開される。

wiki参照

週刊少年JUMPで大人気漫画「HUNTER×HUNTER」をほぼ年刊連載中の富樫先生の作品です。冨樫先生の作品の持ち味は、緻密に練られた物語と軽快な話の進行、またコマ割りの多彩な漫画表現など、列挙に暇がないほど漫画を描くことにかけては天才ですが、いかんせんモチベーションが続かない、FF大好きドラクエ大好きという病気を持っているので、連載がすぐに不定期になりがちで有名な先生です。
その中でも「Level E」は、連載期間中に特に大きな休載を挟むことなく描き切られた作品ですので、作品自体に”抜け”や”てきとう”な感じもないので、単純に物語を楽しめる作品だと思います。勿論ストーリーとしても、とても楽しく読むことができる作品です。宇宙人要素が若干少ないので、SF漫画という意味では少し物足りないかもしれないです。

ここから徐々に宇宙人が話の本筋に食い込むSF作品を列挙していきます。

七夕の国

大学サークル「新技能研究会」部長である南丸は、「あらゆるものに小さな穴を空ける」というあまり役に立たない超能力を持っている。彼の祖父も同じ能力を有していた。 ある時、大学の教授・丸神正美も似たような能力を持っていたことがわかる。それも、南丸の空けるアイスピックで刺したような小さなものではなく、卵ぐらいの大きさの穴がえぐりとられた様々なものが残されていた。 彼ら南丸家と丸神家のルーツである「丸神の里」と呼ばれている丸川町にて、不可思議な殺人事件が起きる。

wiki参照

岩明均先生の「寄生獣」は少し前に、アニメ化・映画化が立て続けて制作され、どちらも人気を博したようですね。「寄生獣」もおそらくSF作品に該当する漫画ですが、「七夕の国」のほうが、”宇宙人”などわかりやすいSF要素が出てくるので、今回は同先生のこちらの作品を推させてもらいます。

「寄生獣」「七夕の国」というSF作品を読み終えると、漫画というのは絵での表現が大事だと思われがちですが、やっぱり原作の良し悪しが、作品の全てだとあらためて感じさせてくれます。どの作品も岩明均先生の緻密なストーリー設計は本当にすごい!

プラネテス

主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。

wiki参照

上述に数作品を列挙してきましたが、「プラネテス」こそSF作品の入門にちょうどいいベストの作品と言えます。物語の背景は宇宙空間でまさにSFの雰囲気をもつ作品ではありますが、物語の主軸は夢を追う若きサラリーマンです。現代社会に生きる我々の社会となんら変わらぬ人間模様が忠実に描かれています。
宇宙空間でなくても、商社で働くサラリーマンでも、海外に赴任するサラリーマンでも同じ物語なんだなと感じさせられる作品です。SF作品の良いところは人間の感情模様がきれいな宇宙空間や何もかも変わってしまった世界で映し出されるところにあると思います。そんな意味で、「プラネテス」はSF作品を読む上での登竜門として外せない作品です。

銀河鉄道999

メーテルとともに999号に乗り、アンドロメダ星雲にあるという機械の体をタダでくれるという星に到着するまでの鉄郎の旅を描く。999号が停車する1つの惑星につき1つのエピソード、という短編の連作で基本的に構成されている。

wiki参照

おそらく、現在団塊の世代くらいの方の子供時代を彩った作品であったことは間違いない70年台80年台でヒットした有名な作品です。
基本的には一話完結で物語が進行していきますが、その物語の主軸にあるのは人や機械の感情描写だったりして、一話ごとに読み終わると、どこか哀愁を感じるような切ないような気持ちになります。SF作品にありがちな「〇〇式〇〇型〇〇銃」みたいな、小難しい名前や設定などは出てこないので、単純に物語を楽しむことができると思います。

古い漫画だから面白くないと決めつけないで、ぜひ呼んでほしい作品です。

銃夢

全身サイボーグの戦闘技能に優れた少女ガリィが「機甲術」(パンツァークンスト)と呼ばれるサイバネティクス格闘技術を駆使してさまざまな強敵と戦うという、サイバーパンク格闘アクションとでも言うべきストーリーである。

wiki参照

副題として、SFの金字塔なんて言われ方もしています。個人的に一番にオススメしたい作品です。SFブームの90〜2000年代の独特の雰囲気をもつ作品で非常にグッときます!格闘アクションの要素もあるので、SF作品に少し抵抗がある方でもSF入門作品にちょうどよいと思います。
主人公が女性でしかもロボットのSF漫画っていうのもなかなか珍しいかもしれないです。
すこし残念なのは、「銃夢Last order」になってから、絵柄がとても上手になったのですが、反面して格闘漫画要素が強くなりストーリーが一本筋すぎる感じで単調になっていったのが少し残念でした。無印の「銃夢」は本当におすすめです。

新世紀エヴァンゲリオン

大災害「セカンドインパクト」後の世界(2015年)を舞台に、巨大な人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描く。

wiki参照

もう、なにも語る必要が無いほど世間一般に浸透してしましました。僕が初めに、本巻を手にとったのは中学生のころでした。その頃はエヴァブームも一区切りついていたころで、コミックスも私の出身地の田舎では取り扱いがなく、大型書店にしか置いていないような時でした。

時代遅れ満載な感じでしたが毎日エヴァの綾波のような女の子と道の曲がり角でぶつかるのを夢見ていたとなんとも淡い思い出があります。そして、年を重ねるとだんだんアスカがタイプになったり、ミサトさんになったりと。誰もが歩んできた大人の階段だと思います。

アニメや劇場版といろいろあってややこしい感じですが、それぞれが微妙にストーリー展開が異なるので、アニメだけや劇場版だけ視たという人でも、是非コミックを手にとって読まれることをおすすめします。アマゾンでのご購入はこちらから

機動戦士ガンダムORIGIN


テレビアニメ『機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)』においてアニメーション(作画)ディレクター、キャラクターデザイナー、メカニカルデザインのクリーンナップなどを務めた安彦良和による、同作のコミカライズ作品である。
舞台は、スペースコロニーへの宇宙移民が始まって半世紀あまりが過ぎた未来世界。ジオン軍の攻撃を免れたサイド7に暮らすアムロ・レイ少年は連邦軍の技官である父テム・レイが携わる極秘作戦V作戦およびRX計画について父のコンピューターを調べて知ってしまう。

wiki参照

明らかにガンダム世代出ない私は、「ガンダムかー古いなー」と思っていた節がありました。(多くのガンダムファンにはとても失礼ですね。)しかし、呼んでみると意外と最後までスラスラとストレスなく読め、あっという間に読破できちゃいました。僕が語れるガンダムの知識は、アニメなどに親しんでいないので、ORIGINのみなので熱く語ることは控えたいですが、やっぱり「シャアがかっこいい!
これも一つのヒット漫画の法則かもしれませんが、主役ではない脇役が異様にかっこいい作品ていうのは、作品全体のまとまりがよくなるような傾向があるんですかね。

AKIRA

1982年、関東地方で「新型爆弾」が炸裂し、東京は崩壊。これが世界大戦のきっかけとなり、世界は荒廃していった。主人公である訓練校生・金田正太郎率いる暴走族の少年たちは、ネオ東京の外の旧市街へと続く遺棄されたハイウェイに入り込んで疾走していたが、「爆心地」付近で謎の白髪の少年と遭遇する。

wiki参照

SF作品を批評する上で、第一の比較対象に上げる作品といえば「AKIRA」ではないでしょうか。
この世界的にも大ヒットしたSF作品を引き合いに出さずに、エヴァとかガンダムとかを語ってしまうのは非常にナンセンスでミーハーな気がします。
AKIRAはこのランキングに敢えて登壇させなくても十分有名なSF作品ですが、最近の平成生まれの若者なんかの間では意外と知名度が高くありません。そんなわけで、オススメに仰々しくも取り上げさせていただきます。
といいつつ、僕は同作者であれば、「童夢」のほうが好きなんです。

攻殻機動隊

時は21世紀、第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経て、世界は「地球統一ブロック」となり、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台。その中でマイクロマシン技術(作中ではマイクロマシニングと表記されている)を使用して脳の神経ネットに素子(デバイス)を直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ(義体化)技術が発展、普及した。結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。

wiki参照

実は私はこの作品を読みましたが、ほとんど意味がわかりませんでした。
世界的に大ヒットした作品であり、ハリウッドで映画も公開予定の「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」ですが、その大ヒットの火付け役となったのは、おそらく「アニメ版 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」だと思います。(私は視てませんが。)
その元々の原作は何かと言われれば、この漫画になりますが、1ページにわからない空想の仮想未来単語が何個でてくるのかと…
正直に言うと、私は本質的に楽しめたわけではありませんでした、作者の士郎正宗先生のSFにかける熱い思いは、同作品の端に大量に殴り書きされているSF単語解説に恐ろしいほど感じました。
私のような、にわかSF漫画読みにはまだ踏み入ることが出来なかった作品かもしれませんが、マニアには高く評価されている作品であることは間違いないので、上記に列挙した作品群を一通り読み終えて、「まだ足りない」と思った方は是非読んでみて下さい。

SF作品の醍醐味は緻密な心情描写

私が紹介したSF作品の多くは、「ロボットで戦う」ことや「宇宙空間で何かしてる」ような作品ですが、その本質はやはりテクノロジーが発達した近未来や宇宙空間に訪れる事が可能になった人類や機械の心の有り様が隠れテーマになっている作品が多いと思います。
つまり、スター・ウォーズに代表されるようなSFアクションのように、日本のSF漫画を読むのではなく、仮想未来でのヒューマンドラマとして見るとSF作品の面白さを実感できるかもしれません。

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