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タイは楽園。それでもインドに帰りたい理由

私はインドからタイに来ました。

駐在員の語った一節によると「インド駐在は地獄。タイ駐在は天国」
とまで言われるほど、日本人感覚からすると両国の暮らしぶりには落差があるようです。

実際に、両国を経験した感じからわたしは「タイ最高!」と思います。
でも、それでもインドを懐かしみ、自分がいつかまたインドに行くと思えます。それは、ノスタルジーな気分に浸りたいーみたいなナルシスト的な理由ではありません。なぜインドを恋しく思うかという理由がしっかりとあります。以前のポストで、インドアンチっぽかったに対してフォローをするわけでもないです。どれも私の正直な感想であることをご理解ください。

 

インド人大好き

私に至っては、少し変わっているかも知れません。おおよそのインド好き日本人はインドの混沌とした雰囲気や、ローカルでちょうど「北斗の拳」の世紀末のように荒れ果てた雑踏を好んでいるように思えます。

私の場合は、そんな混沌具合には全くもって関心がありません。私はインド人がとにかく好きです。日本帰国後もタイ渡航後も日本人よりインド人に不思議と愛着が持てるほどです。

誰かに、「インド好き?」と聞かれたら必ず「インド人は好き」と答えます。

 

インド人は優しい

海外の掲示板などで、日本旅行を取り扱う際に、意見が真っ向から別れることがあります。
「日本人が皆とても親切で、道を聞いたらそこまで案内してくれた。」
「日本人に差別された、どこに行っても白い目で見られガイジンと言われた。」

という2つの意見があります。これには日本の国の独特な個性のようなものが現れているのだと感じました。日本人は本当は基本親切なはずです。困っていたら協力しようという姿勢です。日本は島国で、ほぼ単一の民族が国民人口を占めています。なので、隣人の祖先は遠からず自分の祖先と関わっているという感覚を意識せずに持っているのです。しかし、外敵に対して少し臆病な部分があります。異民族の行動に対して寛容ではないのです。

それはタイに来て、痛感しました。タイで道を歩けば、絶対にタイ人以外とスレ違います。日本人を代表した外人のために作られた繁華街も異様に多いです。タイ人女性もタイ人男性も、それに対して不快そうにしている事はありません。それこそ、タイという世渡り上手な国の個性なのかもしれませんが、そおいった意味では同じアジアにありながら、日本の対局といえるかもしれません。

少し横道にそれましたが、話は戻って日本にいる日本人ですら、赤の他人の親切さを感じたことを少ないと思います。確信をつけば日本人とは、日本人であっても外人であっても話しかけなければ親切な人はあまりいません。日本人の良いところは、「袖触れ合うも他生の縁」というぐらい、少しでも関わりがあれば、それなりに親切に接し嘘をつかないということだと思います。逆に言えば、日本人はシャイですから関わりをもたなければ、まったく人情味はないということです。
そんな理由から海外の掲示板で意見が交差しているのだと感じました。

インド人はとっても人懐っこいです。タイ人は人懐っこいとよく言いますが、比にならないくらい人懐っこく馴れ馴れしいのがインド人です。なのでインドでは、知らない人がよく話しかけてきます。例えば私が「英語を覚えたい」と話すと「じゃあ、毎日ここに来て俺と話せばいいよ。」と出会って一分もたってない奴が言ってきます。
また道端で誰かになにか尋ねると、ドンドン人が集まってきます。それで、全員が適等な返答をしてくれます。

インドに暮らす経験が長いアラブ女性が言っていましたが、「インドは長い間、植民地だった。なので、外敵に対して笑顔を向けて腹を見せる習性がある。でも心のなかでは決して笑ってはいない。」
私は納得しませんでした。腹に一物抱えてようが、インド人は常に知らない奴でも友達になろうとする姿勢が確かにあると感じました。インド人の優しさは日本で過ごした日々に感じた日本人の優しさよりも感じる機会が多かったです。

日本のように発展した国には、人に頼らなくても生きていけるシステムが有り、そのせいで我々は寂しさを感じることがあります。しかし発展途上国では助け合わなければ生きていけません。日本人が無くしてしまって久しい人情を感じたければインド旅に出るのもありかもしれません。

 

インド人は楽しい

先に謝っておきますが、インドの皆さん本当にすみません。
インド人はとてつもなくぶっ飛んでいます。馬鹿です。一周回ってしまって天才な感じです。日本人の私には真似できない芸当がほとんどでした。
最高に面白いやつばかりです。ネットで検索すればいくらでもインド人のありえない仰天な画像が出てきますが、あれは紛れも無くインドに実在します。インドでの経験を濃縮された一日を例にすると、
朝早くから満員で箱詰めのパスが暴走します。逆走します。到着した遊園地では観覧車も高速で回ります。コーヒーカップも高速で回ります。ぬいぐるみのシロクマがくすみ過ぎてて灰色です。
悪さをしている奴がいると皆でリンチにします。道端でそれを見ていたおじさんが犬に噛まれます。夜になりダンスホールに向かいます。ダンスホールの中は、男しかいません。インド人がインドダンスを全力で踊って汗臭いです。

バイオレンス系もありますが、インド人との生活は最高にエキサイティングで退屈する暇がありません。
お酒の席もインド人は最高にフィーバーしてます。
特にお祭りの際は、普段の禁欲生活が開放され迷惑極まりなほどエキサイティングです。ペンキでグチャグチャにする祭りや、爆竹でところかまわずセミテロをする祭りなんかもあります。

とにかく、インド人の考えることは最高にハイってやつです。

 

インド人はかわいい

タイに来て思ったのが、女性が可愛い。顔も体型もモデルのような子がいっぱいいます。(ニューハーフもいますが。)
でも、タイで思ったのは純粋な子が、少ないです。みんな自分の春をどこか商売感覚で罪悪感なく受渡します。それは家族を養うためだったりするケースも有るようで、悲しい事に家族公認という場合もあるようです。擦れてしまっているというよりかは、それがしょうがない、それが普通といった感覚なのかもしれません。

インドはムンバイなど影がある一部の地域を覗いて、女の子は操を大事にします。おおよそ結婚するまでに、不埒な恋愛はしないことが宗教上の戒律とされています。なかには近代的な子が、ボーイフレンドを作ったりしていますが、ディープな関係には至らない場合も多いです。
なので、インド女性はとても純粋で素直な子が多いです。正直なところ私は結婚するなら、インド女性が一番いいと思います。インドが美女大国であるからという理由もありますが、インド女性の性質がとても好ましく思えるからです。古き良き日本人女性のように男を立てて一歩引いて歩く「大和撫子」のようなイメージをもったら丁度インド女性にマッチすると思います。

しかし、残念ながら今のところインドでは結婚は、お見合いによって両親がパートナーの決定権を持っている場合が多いです。
私がインドにいたころに、仲良くしていたインド人女性から「両親が、私の婚約者を探しているの。どんな人だろう。とても不安。私はどうしたらいいと思う?」という相談を受けました。同じ女性から他にも「あなたと結婚する人は幸せね。」とも言われました。
彼女のピュアなセリフに心が痛かったです。

インドカルチャーとは女性のためのカルチャーだと私は思います。インドカルチャーのおかげで、インド女性は本当に美しい

 

インドでは笑顔でいられる

インド人は目鼻立ちが良いアーリア系の顔をしているので、彫りが深くてぱっと見は睨んでいる様に見え怖いです。でも、慣れてきてよくよく見ると、インド人はいつも笑っています。満面の笑みで、挨拶をしてくれます。
インドでは私も笑っていられます。飾らない自分でいることが出来ます。いつも嫌なことがあってもインド人のおかげで楽しかったです。
愉快なインドの友人たちに近いうちにまた会いたいです。
いやー思い出したらインドに帰りたい。

 

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