大手の会社の求人を選ぶ

トラックドライバーは、大手の運送会社に入るのが一番。「大手の求人は就職が難しいのでは？」と思う人もいるかもしれません。トラックドライバーは慢性的な人で不足に悩んでいるだけでなく、ネット通販の拡大によって、求人倍率は高い状態が続いています。有効求人倍率の高い業界は就職がしやすいので、大手の会社の内定ももらいやすくなります。大手の良い所は、豊富な資金力により、経営が安定しているということです。

10年以上存続できる企業は6％、20年以上だと0.3％というデータがあります。会社が倒産なんてことになったら、退職金がもらえなくなる可能性もありますし、精神的なダメージもおってしまいます。大手は顧客から信頼を得ており、ネームバリューがある方が取引先も安定するため、倒産しにくいのです。また、大手の会社ほど福利厚生が充実していたり、給与が高かったりという傾向があります。できるだけ同じ会社で長く働けるように、求人はなるべく大きな会社を選ぶようにするようにしましょう。

頻繁に求人が出ている会社は避けよう

トラックドライバーの求人で特に避けたいのが、頻繁に求人広告を出している会社です。何度も求人を出すということは、人が定着せず、その会社をやめる人が多いということです。人が少ないと1人当たりのドライバーの仕事量が増えていきますし、ハードな仕事が続けば今働いている人もいずれやめていってしまいます。求人を頻繁に出す会社は労働環境に問題のあることが多いので、できるだけ避けるようにしてみましょう。

色んな種類のトラックが揃っている

トラックドライバーの花形と言えば、大型トラックドライバーです。一度に沢山の荷物を運べる大型トラックドライバーは、給料も高くなる傾向があります。大型トラックドライバーの中には、月給が50万円を超えている人もいるようです。将来中型免許や大型免許を取得してキャリアアップを目指したい人は、トラックの種類が豊富な会社を選ぶことが大切となります。

色々な台数や種類のトラックを完備している会社は、仕事内容も多種多様です。そのような会社では、腰痛やヘルニアになったり、長時間の運転は体力的に無理だったりという場合に、別の業務に挑戦することができるかもしれません。会社によっては、「免許取得支援制度」という、資格取得の支援をしてくれる制度を採用している所もあります。将来的に大型免許や牽引免許、フォークリフト免許、玉掛け免許などを取得してスキルアップを目指すならば、資格取得支援制度のある求人を選ぶようにすると良いでしょう。

近年ではECサイトの普及にともないトラックドライバーの求人が増加傾向です。しかし過酷な労働環境のため若年層の新規就業者が少なく、高齢化が進み人材が不足していることが理由となっています。