こんにちは、 Japan UC チームの吉野です。
このたび、 Microsoft Teams が正式リリースとなりました。
各テナントで、 Teams が有効になり利用可能となっております。
始めよう Teams 第2回の内容も補足しつつ確認箇所を見ていきましょう。
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Teamsを設定する
設定項目も若干追加変更があります。
注意したいのはこの[組織全体での Microsoft Teams のオンとオフを切り替えます] という項目です。
こちらはプレビュー版の機能であり、将来的にはなくなります。
記載の通りユーザーのライセンスのみで管理するように変更されるというわけです。
その他の項目は以下の通りです
全般
[個人のプロファイルで組織図を表示します] … 当人と上司、同じ上司のユーザー(=同僚)が図で表示されます。
[Microsoft Teams がない場合受信者は Skype for Busienss を使用できます] … 記載の通りで、SfBとの連携機能が追加されました。
チームとチャンネル
※グループの編集ページに移動できます。
通話と会議
[プライベート会議のスケジュールを設定できるようになります]
[チャンネル会議のスケジュールを設定できるようになります]
[会議でビデオを利用できるようになります]
[会議で画面共有を利用できるようになります]
Skype for Business のようにスケジュールした会議機能が利用できます。「音声」「ビデオ」「画面共有」の機能が利用可能です。
それらの機能の有効無効を設定できます。
メッセージング
いずれもチャットに使える便利な素材を利用させるかどうかの設定です。
[ユーザーが会話に GIF を追加できるよう Giphy を有効にします/コンテンツの規制].., Teams ではGiphyというアニメーションGIFが利用できます。
たとえば「猫」と入力するとかわいい猫動画がたくさん出てきます…こちらの利用を許可するかどうか、許可した場合問題のあるコンテンツ(公序良俗に反するなど)を排除するかを設定します。
[ユーザーが編集して会話に追加できるミームを有効にします]…文字を埋め込める静止画(ミーム)を有効にするかどうかの設定です。
[ユーザーが編集して会話に追加できるステッカーを有効にします]… 静止画の素材集(ステッカー)を有効にするかどうかの設定です。
ボットとタブ
ボット(自動処理プログラム)とタブ(各チャンネルにWebページやWord/Excel などのコンテンツを追加できます)を有効にするかどうか、
外部のコンテンツを利用できるようにするかどうか、を設定します。
メールの統合
[ユーザーがチャンネルにメールを送信できるようになります]… 各チャンネルは Office 365 グループになっており、個別にメールアドレスを持ちます。
こちらに対してメールを送信できるようにするかどうかを設定します。
ユーザーのライセンスを設定する
さて、テナントのON/OFFの機能がいずれなくなるということで、各ユーザーごとのライセンスを設定する必要があります。
設定方法について詳細はこちらをご確認ください。
ざっくり言いますとPowershellで接続して以下のようなコマンドを入力します。
$LO = New-MsolLicenseOptions -AccountSkuId “o365xxxx:ENTERPRISEPACK” -DisabledPlans “TEAMS1”
Get-MsolUser -All | Set-MsolUserLicense -LicenseOptions $LO
ユーザーのライセンスが有効ですと以下のように、アプリランチャーにTeamsが表示されます。
無効ですと表示されません。
現段階でユーザーにTeamsを使わせたくない場合、ライセンスの設定をお願いいたします。
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