タロット占いは日本でも人気のある占いですから、そこで使うカードとしてタロットカードがあるのはご存じだと思います。このタロットカードには、大アルカナと小アルカナという分類があるのです。タロットカードとして有名なカードの多くは大アルカナのカードなのですが、カードの意味を全て知っている人はあまり多くないかもしれません。

実はタロットカードの意味というのは、一つだけという事はないのです。大アルカナのカードと小アルカナのカードの組み合わせによって意味が変化する事もあり、いつも同じカードが同じ意味を持っている訳ではないのです。

大アルカナは有名なので既に何かイメージを持っていたとしても、実は違った意味を持っている可能性もあるのです。カードが出た時に正位置で出てきたか、逆位置で出てきたかによっても意味は変わります。ですからタロット占いではこういったカードの意味を読み解く為に、占い師の力が必要になってくるのです。

例えば愚者のカードというものがあります。これは愚か者のカードという事ですが、その解釈は難しいカードになります。愚か者が旅をしているようなカードなのですが、行き先が分からず迷っているようにも見えます。ですから迷っている状態を示していると考えて、良くないカードだと捉える事もあります。

ですが、ここからどこかへ旅立つという事を考えると、どこへでも旅立てるので希望があるカードと捉えることも出来るのです。このようにカード一枚だけを捉えても、その意味に関してはいくつもの考えかがが出来るのです。ですから勝手な思い込みで意味を決めつけないようにしましょう。関連記事

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