PayPay証券は、手軽に投資に初めてみたいという方に最適のスマホ証券です。
キャッチコピーは「資産運用を、より身近に。」
最短3タップで株取引ができるわかりやすいスマホアプリに1,000円からの株取引、PayPayポイントでの投資信託など、初心者が投資を始めるハードルが下がっています。
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少額取引での手数料が抑えられていることも踏まえ、これから投資を始めたいけれど不安…という方に特化したスマホ証券だといえます。
(2021年2月時点でのPayPay証券によるユーザー調査結果より)
このページでは、PayPay証券の特徴やメリットについてくわしく解説したいと思います。
スマホアプリだけで取引できる
PayPay証券は、スマホアプリだけでかんたんに株投資ができます。
スマホアプリで取引ができる証券会社はたくさんありますが、PayPay証券のスマホアプリはわかりやすい操作性。
株投資の知識がまったくなくても、悩むことなく投資を始めることができます。
PayPay証券のスマホアプリで株を購入手順は、以下3タップだけ。
- 銘柄を選択
- 金額を指定
- 「買う」をタップ
たったこれだけで、本当に株を購入することができます。
すでにスマホを使っている人であれば、株はもちろんこのアプリの使い方すら知らなかったとしても、直感的に株取引が始められます。
iPhoneでもAndroidのスマホでも活用できるので、ほぼすべてのスマホユーザーが利用できると言えますね。
株投資と言えばパソコンを使うイメージが強い方も多いと思いますが、PayPay証券はスマホですべての取引が行えます。
また、スマホアプリでも過去のチャートを見ることはできないので、株価チャートの使い方を勉強していきたいと考えている初心者の方にとっては、PayPay証券は適していません。
ちなみに株価チャートとは、株価の変動を以下のようなグラフで示したものです。
株価チャートは、過去の株価の変動をもとに将来の株価を予測するときによく使用されます。
ただ、株価チャートを頻繁にチェックする必要があるのは短期間での値上がりによる差益狙いの取引をするとき。
「少額で試しに株を買ってみたい」という方や「毎月少しずつ株を買って貯蓄したい」と考えている方にとっては、あまり問題ではないように感じます。
株価チャートを見る頻度が低いなら、そういった無料のサイトで確認しても十分だと言えます。
ただ、PayPay証券はスマホアプリの機能が少ないという意味ではデメリットですが、これから投資を始める初心者にとっては混乱せずに株取引を体験できるというメリットとも言えます。
ただ、PayPay証券のアプリは指値注文ができません。
指値注文というのは、株価が自分の希望する金額になったときに購入するという、言わば予約注文のようなものです。
指値注文は少しでも株取引に慣れると使いたくなりますし、実用的な取引方法です。
この指値注文ができないのは、初心者向けのスマホ証券であるPayPay証券にとって最大のデメリットではないかな?という気がします。
ただ、スマホでいつでも手軽に株取引ができることを考えると、購入したい株があるときだけはこまめにスマホで株価でチェックすれば大きなデメリットにはなりませんね。
ここまで説明したように、PayPay証券は操作方法がわかりやすいスマホアプリだけですべての取引が行える、株取引の経験がない方のハードルを極限まで下げてくれるスマホ証券です。
PayPayポイントで3つのコースの投資ができる
PayPay証券が初めて株投資に取り組むのハードルを下げてくれるのは、スマホアプリだけではありません。
これまで投資に興味がありながらも取り組まなかった理由として「お金を損するのが怖い」こともあるのではないでしょうか?
PayPay証券は、そのような多くの方が抱える不安も解決してくれています。
具体的には、PayPayポイントでお金を使うことなく投資ができます。
PayPay支払いやクレジットカード「PayPayカード」の利用、他社ポイントからの交換で貯めることができます。
そして貯めたPayPayポイントはPayPay証券での運用のほか、PayPay支払いに充当して街中のお店やネットサービスで使えます。
PayPay証券では、このPayPayポイント1ポイント=1円の価値で、何と1円から投資ができます。
PayPayの利用で貯まったポイントで、しかも1円から投資できるとなれば、お金をおかけずにほぼノーリスクで手軽に投資が始められますね。
PayPayポイントを使ったポイント投資ができる商品は、以下の3種類があります。
- テクノロジーコース
- スタンダードコース
- チャレンジコース
この後で説明する国内・米国株や投資信託はPayPayポイントでは購入できません。
3つのコースは、投資初心者のために厳選されたETFです。
そのため投資経験がない方であっても、着実に資産を増やすことができる運用を始めることができます。
株は発行している会社の業績がよければ利益が期待できますが、逆に業績が悪化してしてしまうと配当金が受け取れなかったり、株価が下がってしまい損をしてしまう恐れがあります。
また、最悪の場合会社が倒産してしまうと株価はほぼゼロになってしまいます。
そういったリスクを防ぐため、さまざまな業種・規模の上場企業の株をパッケージ化したのがETFです。
なお、上場していない株銘柄や債権といった商品をパッケージ化したものを「投資信託」といいます。
ETFの特徴は、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウなどの指数に連動するように運用されていること。
つまり間接的に国に投資しているとも言え、国債とちがって好きなときに売買できるというメリットがあります。
株よりも価格が安定しているので長期的な投資に適しています。
もともとがPayPayポイントで現金を払っていない上、厳選された失敗する可能性が低いETFを購入できるとすれば、投資のハードルは限りなく低くなると言えますね。
ここからPayPayポイントで投資できる3つのコースについて説明します。
スタンダードコース
スタンダードコースは「SPDR S&P ETF」(略してSPY)。
アメリカを代表する複数企業に分散して運用する銘柄で、10年、20年、もしくはそれ以上といった長期運用に人気の銘柄です。
アメリカは経済規模が大きいので価格変動も少なく安定しており、それでいてアメリカ経済は今後も成長が見込める市場でもあります。
そういった理由から、貯まったPayPayポイントをコツコツと投資に回したいという方には、このスタンダードコースがオススメです。
テクノロジーコース
2つ目のテクノロジーコースは「INVESCO QQQ TRUST, SERIES 1」(略してQQQ)です。
このETFは、先ほどのスタンダードコースとは逆に短期運用向けの商品になります。
アメリカのベンチャー企業向けの株式市場であるNASDAQ(ナスダック)の中でも特に代表的な100企業に分散投資しているETFです。
この代表的な100企業に含まれているのは、以下のような世界中の誰もが知っている巨大企業。
- Apple(アップル)
- Microsoft(マイクロソフト)
- Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)
このような企業を中心に、世界規模で成長を続ける企業に投資できます。
このコースは数年といった短期間で値上がりが期待できるので、PayPayポイントを使って購入、そして値上がりしたら売却して差益で利益を出すという投資の基本的な流れを手軽に体験できるのがメリットです。
チャレンジコース
3つ目のチャレンジコースは、DIREXION S&P 500 3X(略してSPXL)。
先ほど紹介したテクノロジーコースと一見似ていて、アメリカを代表する株価に連動した短期運用向けのコースです。
ただ、テクノロジーコースと異なるのは、通信・流通企業に限らず幅広い業種の企業を対象としていること、そして株価の3倍の価格上下があるという2点です。
「これから投資を始めたい!」という方には、値動きが少なく損失が出る可能性が低い商品が基本的にオススメです。
ただ中には「上下している株価から売買差益を得たい!」と考える方もいらっしゃると思います。
このチャレンジコースは株価の3倍と価格上下が激しいので、PayPayポイントで差益を得る体験をしたい方には適しています。
チャレンジコースはほかのコースよりとくらべて投資のリスク管理を学ぶ必要性が強いですが、PayPayポイントで現金の損失を出すことなく投資を体験できます。
PayPayポイントとは言え実際に投資を体験した上でリスク管理について勉強すれば、より身につくことは間違いありません。
PayPay証券では、ここまで説明した3つのコースでPayPayポイントを使った投資ができます。
このようにPayPayポイントを使った投資は、お金を使わずに限りなくリスクゼロで投資を始められるというメリットがあります。
厳選された株・ETFを迷わず選べる
ただ、このページを読んでくださっている方の中には、以下のような方もいらっしゃるはず。
- PayPayを使っていないからPayPayポイントがまったく貯まらない
- PayPayを使ってはいるが、投資できるほどのポイントが貯まらない
また、PayPayポイントではなく実際のお金を投資を体験したいという方もいらっしゃるかもしれません。
PayPay証券で購入できる商品は、先ほど紹介した3つのETFだけではありません。
現金を使えば、以下の銘柄の中から好きなものを選んで購入できます。
- 日本株(160銘柄)
- 米国株(147銘柄)
- 国内ETF(8本)
- 米国ETF(25本)
たとえば日本国内だけでも約3,700銘柄があることにも関わらず、PayPay証券で購入できるのはたったの160銘柄です。
ただ、これから株を始めようと考えている人にとっては、160銘柄もあれば十分な選択肢だといえるのではないでしょうか?
また、他社スマホ証券だと取り扱っていないことも多い米国株が購入できるのもメリットです。
1,000円から金額指定で購入できる
実際のお金を使った株取引となると、多くの場合最低でも数十万円、株銘柄によっては100万円以上の資金が必要となります。
これまで経験のない投資に数十万円以上のお金を用意するのは、お手軽とは呼びづらい状況です。
また、株銘柄は「株」単位で購入するのが一般的です。
株取引の経験がある人にとっては株単位での購入は慣れたものなのですが、これから投資を始めようという方にとっては「いくらお金がかかるのか?」の方が重要なのではないでしょうか?
その点PayPay証券は、1,000円という少額から1,000円単位で株を購入することができます。
そのため、毎月数千円・数万円といった金額でコツコツ株を買い足したり、毎月興味のある株をいろいろと購入するといったことが可能になります。
これなら家計を圧迫してしまうほどのダメージにはならないのではないでしょうか?
また、PayPay証券はほかの証券会社とは異なり、株単位ではなく金額指定で購入できます。
初心者の方にとっては金額指定で購入する方がわかりやすいですね。
ただ、こういった証券会社の中には配当金が受け取れないところもあることに注意が必要です。
PayPay証券なら少額投資であっても配当金を受け取ることができるので、貯金代わりに株を買い、利息の代わりに配当を受け取るという運用もできます。
少額取引の手数料が安い
PayPay証券は少額取引ができることに加え、手数料も安いというメリットも。
証券会社で株を買うときと売るときに手数料がかかります。
この手数料は証券会社によりさまざまなので、なるべく手数料が安い証券会社を選ぶことが重要です。
PayPay証券の手数料はスプレット形式で、1回の取引につき○○円といった固定金額ではなく、1回の取引につき○%という形態になっています。
具体的には、国内商品と海外商品、そして売買する時間帯によって金額が異なります。
日中の時間帯 | 日中のスプレッド | 時間外のスプレッド | |
---|---|---|---|
国内株・ETF | 平日
午前9時から午前11時30分まで 午後0時30分から午後3時 |
0.5% | 1.0% |
外国株・ETF | 23:30 ~ 6:00
(夏時間:22:30 ~ 5:00) |
0.5% | 0.7% |
手数料をもっとも低くできるのは日中の取引になります。
そのため、PayPay証券で取引をするときは、手数料が低くなる日中をオススメします。
一般的な証券会社の手数料は、1回の取引ごとに固定の手数料がかかります。
PayPay証券はスプレッド方式なので、数千円・数万円といった少額取引だと手数料が他社よりも低くなるというメリットがあります。
スプレッド方式は取引金額が大きくなればなるほど手数料が高くなります。
そのため単元株取引(少額ではない一般的な株取引)だと手数料が他社証券会社よりも割高となってしまうことに注意しましょう。
このようにPayPay証券会社では少額取引に取り組みやすい手数料を採用していることも、初心者の方の株取引のハードルを下げてくれている大きな理由の1つです。
そのため、まずはPayPay証券で少額の株取引に慣れ、今後取引金額を大きくして株式やETFに取り組みたいと考えたら手数料が低い他社の証券会社に引っ越すことをオススメします。
PayPay証券は現物取引のみ
PayPay証券は初心者向けということもあってか現物取引のみ、信用取引はできません。
最初に売るための株を証券会社から借りて取引することから、信用取引といいます。
また、株を買ってから売る、広く知られている株取引が「現物取引」です。
信用取引は株価が下落しているときに利益を出すことができる取引方法なのですが、株を借りるための証拠金など初心者には馴染みがない要素が含まれます。
そのため、PayPay証券は初心者が投資を身近に感じるというテーマを掲げていることを考えると、信用取引がないことは大きな問題ではない気がします。
1株単位でIPO(新規公開株)に応募できる
PayPay証券が初心者にとても適した証券会社だという理由は、ここまで説明した内容だけではありません。
PayPay証券はIPO(アイピーオー)を1株単位で応募できる数少ない証券会社でもあります。
未上場の会社が新規上場すると、初日に人気を集めてすぐに値上がりすることが珍しくありません。
そのため利益を出しやすく人気があるのですが、購入するには抽選に当選する必要があります。
IPOは通常であれば100株単位(数十万円〜数百万円の資金が必要)となっていますが、PayPay証券では株式などと同じように1株(千円程度)で購入できます。
送金手続きせずに株が買える
PayPay証券は「おいたまま買付」というサービスもあります。
「おいたまま買付」とは、銀行口座から送金手続きをしなくても株式などを購入できるサービスのこと。
以下の銀行口座があれば利用できます。
- PayPay銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- 南都銀行
- ドコモd払い
- ソフトバンクカード
PayPay証券に残高がないとき、わざわざ銀行からPayPay証券に振込をする手間が省けて便利ではあるのですが、1回あたり110円の振替手数料がかかってしまうというデメリットが。
2万円以上の買付で手数料無料になるものの、PayPay証券は初心者の少額取引に適していることを考えると、活用できる方は少ないように感じます。
ただ、少額投資といっても1度に2万円以上の買付けをするという方にとっては、メリットがあるサービスだと言えます。
「投資の基本」がマンガでわかる(無料)
PayPay証券は、「投資の基本」という無料マンガを用意しています。
投資の売り・買いといった基本的なことはもちろん、特定口座や確定申告といった投資をするなら必要な知識でありながら難しくて避けたくなる内容をマンガで解説してくれます。
このマンガはPayPay証券で口座開設すれば無料で読めます。
投資に興味はあるものの知識はまったくないという方でも、このマンガを読めばスムーズにポイント投資や少額投資を始められます。
未成年でも口座開設できる
これはPayPay証券に限ったことではありませんが、成人はもちろん0歳以上の未成年でも口座開設ができます。
特にPayPay証券はポイント投資や少額投資など、少ないリスクで投資を始めるのに適した証券。
そういった証券会社で、子どものうちから少ないリスクでスマホを使い投資に触れ、資産運用の知識や経験を得られるメリットは大きいといえます。
他社の証券会社で子どもが口座開設したとしても、最低取引単位である数十万円で投資を始めるのはあまり現実的ではありません。
そういった意味では、PayPay証券で未成年でも口座開設ができるのは「資産運用を、より身近に」というスローガンとマッチしています。
PayPay証券まとめ
ここまでPayPay証券の特徴やメリットについて説明してきました。
PayPay証券についてまとめると、以下のとおりです。
- スマホアプリだけで取引が完結
- PayPayポイントで投資が始められる
- 厳選された国内・海外の株やETFが購入できる
- 1,000円から金額指定で購入できる
- 手数料はスプレッド形式で少額投資なら割安
- 1株単位でIPOに応募できる
- 無料マンガで投資の基本や税金について理解できる
PayPay証券は、投資を始めるハードルを大きく引き下げてくれるスマホ証券です。
「普通預金や定期預金は利息がほぼゼロに近いけど、本格的に投資をするだけの知識もお金もない…」
そのようにお考えの方が、投資のスタートを切るのにPayPay証券は適しています。
また、少額投資ならお子さんに「今のうちから投資の知識を身に着けさせたい」とお考えの保護者の方でも、安心して投資を体験させることができるのではないでしょうか?
PayPay証券は、難しいイメージが強い投資のハードルを思いつく限りで下げてくれている証券会社だと言えます。