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株でおすすめの投資目的ごとの銘柄の選び方や証券会社を紹介!

これから株を始めようと考えている初心者の方にとって、株銘柄選びは難しいものです。

国内の証券取引場に上場している銘柄は約3,500。この中から株銘柄を選んで利益を出していくのはかなりハードルが高いと言えます。

そこでここでは、初心者の方が日本株式に投資するための4つの選び方について、くわしく解説したいと思います。

最後に株を始めるのにオススメの証券会社もご紹介!

このページを最後まで読めば、あなたが初めて購入する株銘柄を自信を持って選べることは間違いありません。

おすすめ株は投資目的によって変わる

初心者の方が株銘柄を選ぶとき、次のどちらの利益を狙っていくのか? 前もって決めておく必要があります。

  • インカムゲイン
  • キャピタルゲイン

インカムゲインとは、配当金や株主優待のように株を保有することによって得られる利益のことです。

そしてキャピタルゲインとは、購入した株が値上がりしたあとに売却することによって得られる利益のこと。

株の値下がりで利益を出すこともできる
株は上昇相場で購入し値上がりした後に売却して利益を得るのが一般的で、これを現物取引と呼びます。

ところが、下降相場で証券会社から株を借りて売却し、値下がりした後に株を買い戻して利益を得ることも可能です。

この売却した株を買い戻す取引のことを信用取引といいます。

インカムゲインとキャピタルゲインどちらで利益を出すかによって選ぶべき株銘柄の選び方が変わりますし、運用方法も異なってきます。

そこでまずは、インカムゲインとキャピタルゲインのそれぞれの特徴について説明したいと思います。

インカムゲインは長期の安定した利益が期待できる

まずインカムゲインについて。

先ほど少しだけ触れたように、インカムゲインは株を保有することによって配当金や株主優待といった形で利益を得ることです。

配当金や株主優待を受け取ることが目的なので、短期的な株の値動きを気にする必要がないのがメリットとなります。

その反面、配当金や株主優待の利回りは年間数%と、次で説明するキャピタルゲインとくらべると利回りが低いのがデメリットです。

さらに、会社の業績によっては配当金や株主優待が廃止される危険性もあります。

とは言え、短期間な株の値動きを気にすることなく長期にわたって安定した利益が期待できることから、初心者に適していると言えます。

多くの方にとって、平日の日中は仕事で株価の変動をチェックするのは難しいものです。

安定して配当金や株主優待が受け取れる銘柄をしっかり選べば、株価を気にすることなく着実に利益が出せますね。

キャピタルゲインは短期間で大きな利益が狙える

そしてキャピタルゲインは、株価の変動によって利益を出すことです。

1株1,000円の株を購入して1,100円で売却すれば、100円の利益。

もしも1,000株購入していたとしたら、10万円の利益を得ることができます。

注意
実際には証券会社への売買手数料が発生するので、利益は10万円よりも少なくなります。

キャピタルゲインを狙うメリットは、インカムゲインとくらべると短期間で大きな利益が狙えるところにあります。

会社の業績や経済状況によっては1年間で株価が数倍にまで値上がりする銘柄もあり、上手くそういった銘柄を購入することができれば、爆発的に資産を増やすことができます。

ただ、予想に反して株価が下落してしまったときの損失は、インカムゲイン狙いの比ではありません

そのため、キャピタルゲインを狙う場合は常に株価の動向をチェックし、リスクを管理する必要があります。

キャピタルゲインは上手くいけば短期間で資産を数倍・数十倍増やすことも夢ではありません。

ただ、平日日中にこまめに株価をチェックする必要がある上にリスクが大きいことから、初心者の方はまずは着実にインカムゲインを狙い、知識や経験、そして資産がある程度増えてからキャピタルゲインを狙ってみることをおすすめします。

ここまで説明したとおり、株銘柄を選ぶ前にインカムゲインとキャピタルゲインのどちらを狙っていくのか? 決めておく必要があります。

おすすめ株の4つの狙い目

インカムゲインとキャピタルゲイン、どちらで利益を出していくかを決めたら、より具体的に利益を出す方法を決める必要があります。

株で利益を出す2つの方法であるインカムゲイン・キャピタルゲインは、それぞれ2つずつ計4つに細分化することができます。

  1. 配当金狙い(インカムゲイン)
  2. 株主優待狙い(インカムゲイン)
  3. 成長株(グロース株)狙い(キャピタルゲイン)
  4. 割安株(バリュー株)狙い(キャピタルゲイン)

これら4種類のどの方法で利益を得てくるのかを決めることにより、目的に合った株銘柄を選ぶことができます。

ここからは、これら4種類の株銘柄の狙い目について詳しく説明していきます。

1.高配当狙い

まず1つ目は高配当狙い。

配当金というのは、企業の利益の一部を株主に分配してくれるお金のことで、持ち株比率に応じて受け取ることができます。

配当金は、多くの会社が年1回または2回のペースで銀行や証券会社への振込により支払ってくれます。

定期的に現金を受け取ることができるのが、配当金の魅力です。

このように説明すると、「とにかく利益が大きい会社の株を買えばよいのでは?」と考える初心者の方がいらっしゃるはず。

しかし、会社の利益だけでなくさまざまな要素から今後も高配当を受け取るのかどうかを判断する必要があります。

ここからは、高配当を狙うときの株銘柄を選ぶ基準について説明します。

「配当利回り」で判断する必要がある

高配当の株銘柄を選ぶときは、純粋な配当金の金額だけでなく「配当利回り」で判断する必要があります。

単純に配当金が高額だったとしても、その配当金を得るための株価が高ければ「高配当」であることは言えません。

逆に配当金の金額がそこまで高くなかったとしても、株価が低く少ない資金で株を保有できたとしたら高配当と呼べる場面も有り得ます。

そこで、株価に対する配当金の割合である「配当利回り」により株銘柄がどれだけ高配当かを判断します。

配当利回りの計算式
配当利回り=1株あたりの配当年額÷株価×100

このように配当利回りで株銘柄の利回りを判断することにより、投資効率のよい株銘柄を選ぶことができます。

高配当の目安は配当利回り5%以上

配当利回りは、言うまでもなく高ければ高いほど優良な株銘柄だと言えます。

とは言え、どれだけの配当利回りだと高配当と言えるのか?目安として気になる方は多いとはず。

具体的な数字を挙げると、配当利回りが5%以上だと高配当だと言えます。

ですから、まずは配当利回りが5%以上の株銘柄を探してみましょう。

記念配当・特別配当に注意

配当利回りを計算するときに気をつけたいのが、記念配当や特別配当を含めないということ。

MEMO
記念配当とは、通常の配当とは別に会社の創立や創業何周年といった節目に分配される配当のことです。

そして特別配当とは、会社の業績が好調だったときに通常の配当にプラスして分配される配当のことです。

記念配当や特別配当は、どちらも一時的に分配される配当です。

そのため、これらの配当を含めて配当利回りを考えてしまうと、期待した配当金が受け取れません。

そのため、配当利回りを計算するときは、記念特別や特別配当は除いた一般の配当だけを考慮するようにしましょう。

5年以上配当を出しているかチェック

配当金は、必ず同じ金額が受け取るというわけではありません。

会社の業績が上向きになれば増配(配当金が増える)されることもありますが、逆に会社の業績が落ち込むと減配(配当金が減る)こともあります。

注意
極端に会社の業績が落ち込むと、配当金が廃止される危険性もあります。

そのため、配当金狙いで株銘柄を選ぶときは今後も引き続いて配当金が分配されるのかをチェックする必要があります。

MEMO
将来の分配金を予測する方法はいくつかありますが、このページは初心者がおすすめ株銘柄を選ぶための内容ですので、ここでは説明を省略します。

初心者の方が高配当の株銘柄を狙うためにチェックすべき点は、過去の配当金の推移です。

過去数年にわたって配当金が分配されている株銘柄であれば、今後も引き続いて配当金が分配されることが期待できます。

MEMO
四季報で確認できるのは過去5年分の配当金のみですが、5年以上、できれば10年分の配当金は調べるようにしましょう。

このように、過去5年以上にわたって配当金が分配されている株銘柄であれば、今後も安定して配当金を受け取れる可能性が高いと言えます。

配当性向も重要なポイント

配当金は、企業の利益に応じて支払われます。

そのため、基本的には業績のよい会社であればあるほど高配当の株銘柄である可能性が高いと言えます。

ただ、ここで気をつけなければならないのは、配当金は会社の利益のすべてを株主に分配するわけではないということ。

会社の利益のいくらかを事業の拡大や新規事業に充てるため、または万一業績が悪化したときの補填に貯めておき、残りを株主に分配するのが一般的です。

会社の利益のすべてを配当金として分配してしまうと、会社が成長することができません。

また、蓄えがなければ業績悪化などの予期せぬ事態に対応することができずに倒産してしまう恐れもあります。

そこで、会社が利益の何%を配当金として分配するのかを数字で判断します。

MEMO
会社が分配する配当金が利益に対して何%かを計算した数字を配当性向といい、以下の計算で求めることができます。

配当性向=1株あたりの配当額÷1株あたり当期純利益×100

中には配当性向を発表している会社もあります。

こういった会社なら、今後の業績によって自分がどれだけの配当金を受け取ることができるのか? 予測しやすくなります。

MEMO
日本市場では、約半分の銘柄は配当性向30%未満と言われています。

そのため、配当性向が30%以上なら高配当の株銘柄だと判断できる1つの材料になります。

ただ、配当性向に関しては高ければ高いほどよいというものではないことに注意しましょう。

短期的に見れば配当性向が高い方が多くの配当金が受け取れることになります。

その反面、事業の拡大のために投入される資金や業績悪化を補填する資金が少なくなってしまい、長期的に見れば受け取れる配当金が少なってしまう可能性もあります。

そのため、機械的に配当性向が高い株銘柄を選ぶことは避けましょう。

配当利回りや過去の配当金だけでは高配当な株銘柄なのか判断に迷うときに参考にすることをおすすめします。

株式投資の配当金狙いは、初心者にもっともオススメしたい株の選び方です。

配当利回り5%以上の株銘柄を見つけるのは比較的簡単ですし、その中でも誰もが知っている有名企業の銘柄を選べば、長期的に安全に配当金を受け取れる可能性が高いです。

2.株主優待狙い

そしてインカムゲインの2つ目が、株主優待狙いです。

株主優待狙いの株銘柄は、先ほど説明した高配当狙いよりも利回りが低くなりがちです。

しかし、人気のある株主優待を出している企業の株は売られることが少なく、結果として株価が大きく下落するリスクが低いというメリットがあります。

ここからは、株主優待狙いの株銘柄の選び方について説明したいと思います。

自分にとって魅力のある株主優待を選ぶ

株主優待は現金ではなく、品物として受け取ります。

そのため、第一に自分にとって魅力のある株主優待であることが重要です。

受け取ることができる株主優待は会社により異なりますが、以下のようなものがあります。

  • その会社の食品詰め合わせ
  • その会社で使えるギフトカード
  • QUOカード
  • 航空券の割引
MEMO
以下のサイトで人気の株主優待を確認することができます。

株主優待Guide(https://yutai-guide.daiwair.co.jp/)

いくら利回りのよい株主優待だったとしても、自分にとってミリクを感じない、または使いみちがない株主優待だと意味がありません。

ですから、株主優待の利回りで判断する前に自分にとって魅力がある株主優待を選ぶ必要があります。

実質利回り4%以上が目安

自分にとって価値がある株主優待を見つけたら、次に利回りのよい株主優待なのかをチェックしましょう。

株主優待狙いで株銘柄を選ぶときは、以下2つの数字のどちらかを参考にします。

  • 実質利回り
  • 優待利回り

実質利回りとは、株価に対して何%の株主優待と配当金が受けられるか?

そして優待利回りとは、株価に対して何%に相当する株主優待が受け取れるかになります。

ここでオススメしたいのは、株主優待狙いであっても配当金を考慮した「実質利回り」を目安にするということ。

配当金も株を保有する以上受け取ることができるインカムゲインであることには変わりありません。

そのため、優待利回りではなく実質利回りで株銘柄を判断すれば、より安定した投資ができます。

あくまで目安ですが、実質利回り4%以上の株銘柄を選択肢と考えることをオススメします。

MEMO
先ほど紹介した以下のサイトでは、銘柄ごとの株主優待の内容だけでなく、実質利回りや配当利回りなども確認できます。

株主優待Guide(https://yutai-guide.daiwair.co.jp/)

配当金で下落リスクを軽減できる

株主優待狙いの投資で実質利回りを判断材料にする理由は、先ほど説明した以外にもあります。

それは、配当金を受け取ることにより、株価下落による損失をカバーできるということ。

株主優待が人気の株銘柄は、もともと株価の下落リスクは低くなるというメリットがあります。

MEMO
先ほども説明したとおり、株主優待を受け取るためには株を保有し続ける必要があります。

そのため、株が売られる可能性が低くなります。

しかし、株価の下落リスクが低いだけであってゼロではありません。

そこで配当金を受け取り投資利回りを上げることにより、万一株価が下落してしまったときの損失を抑えることができるというわけです。

このような理由からも、株主優待狙いであっても配当金利回りを意識することをオススメします。

株主優待の魅力は、利回りなどの数字ではなく年に1〜2回品物を受け取ることができる「お得感」に魅力を感じる方にオススメです。

ここまで、株式でインカムゲインを得るための2つの狙い目について説明しました。

初心者の方には、配当金狙いでまずは安定して着実に利益を出すことをオススメします。

3.成長株(グロース株)狙い

株式で利益を出す方法としては、ここまでインカムゲインよりもキャピタルゲインの方が広く知られています。

そのため、初心者の方であっても「売買差益で利益を出したい!」と考えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこでここからは、キャピタルゲインについても説明したいと思います。

まずは成長株(グロース)狙いについてです。

成長株とは、売上や利益が大きく伸びていく会社の株のこと。

会社の売上・利益が伸びれば、株価もどんどん上がっていきます。

そこで、会社の成長が始まったタイミングで株銘柄を購入し、売上や利益が伸び続けて株価が高騰したタイミングで売却して利益を得ます。

これが成長株狙いになります。

ただ、何となく成長しそうな業種・会社の株銘柄を選んで購入してしまうと、予想に反して株価が下がったり、最悪の場合会社が倒産して大きな損失を受けてしまう恐れがあります。

そのようなリスクをできるだけ避けるため、次の3つの数字で成長株と呼べるのかを判断します。

  • ROE(株式資本利益率)
  • 時価総額
  • 過去3年の売上高

ここから1つずつ説明していきましょう。

ROE(株式資本利益率)

ROEは、投資の価値がある会社かどうかを判断するためによく使われる指標の1つです。

MEMO
ROEとは、会社が株主から集めた資本に対し純利益の割合が何%かを表した数字です。

ROEの数値が高いということは「少ない資金で多くの利益を出した」会社だと判断できます。

日本企業の場合、ROEが10%以上だと資本を効率的に活かして利益を出している=成長している、投資価値のある会社だと判断できます。

MEMO
ROEは、次の式で求めることができます。

ROE=当期純利益÷(純資産-新株予約権-少数株主持分)×100

ROEは借入金が増えれば増えるほど上がってしまうのでこの指標だけで投資価値を判断するのは難しいものです。

ただ、初心者のうちは「ROEが10%以上だと株を購入する価値があるかも」と考えましょう。

ここで説明したROEは、その会社が投資する価値があるかどうかを判断できる指標です。

ROEが高ければ会社の経営状況は健全だとわかりますが、だからといって今後株価が上がると判断することはできません。

そこで次にチェックしたいのが、会社の時価総額です。

時価総額

成長株とは、今後会社の売上や利益、つまり規模が大きくなっていく会社の株銘柄です。

そのため、現状のROEが高いにも関わらず株価が低い会社は、今後成長する可能性が高いと言えます。

MEMO
たとえば、任天堂(7974)の2021年3月期のROEは28.13%。

しかし、任天堂がすでに成長を終えて成熟した会社だということは株の知識がなくてもわかります。

ROEが高い会社が成長前かどうかを判断する材料として有効なのが、会社の時価総額です。

現状の時価総額が低い会社であれば、まだまだ成長の余地を残しています。

そのため、成長株を狙うときは時価総額が低い会社を選ぶことが重要です。

時価総額がいくらだと成長前なのかは一概に言えませんが、初心者の方であれば1,000億円を1つの目安にすることをおすすめします。

過去3年の売上高

最後にチェックしたいのが、その会社の過去3年の売上高です。

今後成長する会社かどうか判断するために、直近の売上高は重要です。

過去3年にわたって売上高が大きく伸びているようであれば、今後も売上を伸ばす可能性は高いと言えます。

MEMO
過去3年にわたって売上が15%以上伸びていれば、成長している会社だと判断できます。

ここで説明した3つの点をチェックすれば、今後成長して株価が上がる銘柄を見つけられる可能性は高くなります。

ただ、成長株を狙う場合、予想に反して会社が成長しなかった場合、株価が値下がりして損失となってしまうだけでなく、会社が倒産して株の価値がゼロになってしまうリスクもあることを忘れてはいけません。

その意味では、成長株狙いはハイリスク・ハイリターンだと言えます。

4.割安株(バリュー株)狙い

キャピタルゲイン狙いの2つ目は、割安株(バリュー株)狙いです。

割安株とは、会社の利益や資産などに対して株価が「割安」だと判断できる株銘柄のこと。

たとえば、定価32,978円のニンテンドーSwitchが25,000円で売られていれば「割安」です。

約7,000円得したことになりますし、買ってすぐに定価で売ることも現実的に可能ですからね。

株銘柄には定価はありませんが、このニンテンドーSwitchの例と同じように通常よりも安い株価の銘柄を購入することができれば、株価が上がったときに利益を出すことができます。

MEMO
購入したときの株価が本来あるべき価値よりも低ければ、近い将来本来の株価まで値上がりする可能性は高いと言えます。

そのため、比較的安定した利益が期待できます。

ただ、割安株狙いのデメリットは、割安な株銘柄の見極めが難しいことです。

割安株を見つけるための指標もありますが、指標以外にも会社の売上や業績、将来性といった要素も考慮する必要があります。

ここでは、割安株を見つけるための2つの指標について説明しましょう。

PERで利益が大きい割安株がわかる

1つの指標はPER(株価収益率)です。

PERとは、株価が利益の何倍かを示す指標で、以下の計算で求められます。

MEMO
PER=株価 ÷1株あたりの利益

会社の利益は、株価が決定する大きな要素の1つです。

会社の利益が同じだった場合、株価が低い方が割安感があると言えますからね。

そのためPERが10倍以上(株価が1株あたりの利益の10倍)だと、割安株である可能性があると判断できます。

PBRで売られすぎがわかる

先ほどのPERは株価と1株あたりの利益を比較しただけなので、それだけで割安株と判断するのはやや軽率です。

そこでPERと合わせて割安株の判断に使われる指標が、PBR(株価純資産倍率)になります。

PBRとは、株価が1株あたりの純資産の何倍かを示す指標で、以下の計算で求められます。

MEMO
PBR=株価 ÷1株あたりの純資産

※純資産=会社の総資産から負債を引いたもの

PBRが0.8倍未満だと、割安株である1つの基準です。

先ほどのPERとこのPBRを組み合わせ、さらにほかの要因も考慮して割安株かどうかを判断します。

割安株狙いは本来の価値よりも安い株を買い、本来の株価に戻ったら売って利益を出すという理想的な投資方法です。

ただ、割安株を見極めるのは豊富な知識が必要なので、まずは配当金狙いの安全な方法で投資に慣れ、知識を身につけてから取り組むことをおすすめします。

初めての銘柄選びは「よく知っている企業」

ここまでインカムゲイン狙いとキャピタルゲイン狙いのそれぞれ2つ、計4つの株銘柄の選び方について説明しました。

ただ、初めて株銘柄を選ぶときは、ここまで挙げた条件をクリアしていることに加えて自分がよく知っている企業を選ぶことをおすすめします。

自分がよく知っている業界や企業なら、もともと知識があって有利になります。

分散投資でリスクを軽減する

そしてここまで説明した株銘柄の選び方は、株式に慣れていく中で複数の目的ごとに投資していくことをおすすめします。

初心者の方には配当金狙いをおすすめしていますが、株式投資に慣れれば配当金狙いは保有したまま成長株狙いや割安株狙いの銘柄も購入して保有するようにしましょう。

このように複数の目的で株銘柄を保有することにより、予期しない事態が起こったとしてもリスクを分散することができます。

たとえば成長株狙いの銘柄で損失を出してしまったが、配当金狙いの銘柄では予想どおり安定して配当金を受け取れているといった具合です。

同じ配当金狙いであっても、複数の業種の銘柄を購入しておけばリスク分散になります。

これから株を始める方必見!オススメ証券会社5選

このページの内容を読んで「今すぐ株を始めたい!」と思った方のために、厳選したオススメ証券会社を紹介します。

SBI証券

株初心者の方にもっともオススメしたい証券会社はSBI証券。

SBI証券はグループ全体での証券口座開設数720万以上、国内株式個人取引シェアNo.1などの実績を持つ業界No.1と言っても過言ではないネット証券会社です。

つまり、株初心者から上級者まで多くの投資家に支持される証券会社だということ。

手数料の安さに取り扱い銘柄の多さ、PCツール・スマホアプリの使いやすさと、株投資を始めるのにこの上ない環境が揃っています。

MEMO
SBI証券の株取引の手数料は、現物取引・信用取引ともに1日100万円までなら無料です!

Tポイント・Pontaポイント・dポイントといったポイントでも投資ができるので「株を初めてみたいけど、お金を使うことに抵抗がある…」という方にも取り組みやすいのもオススメのポイントです。

さらに、国内株だけでなく外国株やNISA・つみたてNISAなど幅広く、しかも多数の銘柄を取り扱っているので、株投資に慣れてか



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