LINE Payクレジットカード(Visa LINE Payクレジットカード)とは、三井住友カードが展開しているLINE Payユーザー向けのクレジットカードです。
ポイント還元率が1%と高いことが、LINE Payクレジットカードの主な特徴となっています。
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LINE Payクレジットカードの特徴やメリット・デメリットについてまとめました。
LINE Pay クレジットカードとは?主な特徴を解説!
LINE Payクレジットカード(Visa LINE Pay クレジットカード)は、その名の通りVISAの国際ブランドが付帯されていてLINE Payユーザーに最適なクレジットカードです。
LINE Payクレジットカードの基本情報をまとめたので、ご覧ください。
LINE Payクレジットカードの基本情報 | |
年会費 | 2022年5月1日より永年無料 |
国際ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 1%(2022年4月30日までは2%) |
審査基準 | 満18歳以上(高校生不可)・未成年は親権者の同意が必要 |
旅行傷害保険 | なし |
ショッピング保険 | 年間100万円 |
ETCカード | 年会費初年度無料、2年目以降は年1回利用で無料(利用がなかった場合は550円) |
家族カード | 2022年5月1日より永年無料 |
LINE Payクレジットカードは、2022年5月より年会費やポイント還元率などの細かい仕様が変更されています。
最新の仕様をチェックしつつ、自分にLINE Payクレジットカードが合っているかを検討してみましょう。
LINE Payクレジットカードの年会費は2022年5月より、家族カード含め永年無料になった!
LINE Payクレジットカードは、元々年1回の利用がなかった時は1,375円の年会費が発生する仕様でした。
2022年5月からは年会費のしくみが変更され、LINE Payクレジットカードの年会費は永年無料になりました。
まったくLINE Payクレジットカードを使わない年があったとしても、年会費を請求されてしまう心配はありません。
家族の支払いやポイントをまとめられる家族カードも本来は1人目のみ無料・2人目以降は年会費が440円でしたが、2022年5月よりもれなく無料となりました。
LINE Payクレジットカードは高校生を除く18歳以上の方が申込可能
LINE Payクレジットカードは、高校生を除いた満18歳以上の方が申し込めます。
インターネットのみで申し込み可能、他の三井住友カードを使っている人も契約できる仕様です。
またLINE Payクレジットカードにはプラスチックカードが発行されるスタンダードタイプと、スマホでカード番号を確認して電子マネー決済やオンラインショップで使えるカードレスタイプがあります。
スタンダードタイプとカードレスタイプを別々に発行して両方持つことはできないので、申込はどちらか1つに絞りましょう。
ショッピング補償付帯で買い物でのトラブルも安心!
LINE Payクレジットカードには、年間100万円分のショッピング補償「お買い物安心保険」が付帯されています。
海外利用か、国内における3回以上の分割払い・リボ払いで購入した商品がお買い物安心保険の対象です。
通常の国内における1回・2回払いによる支払いは対象外となるので、もれなくすべての買い物を補償対象にできるわけではないことにご注意ください。
自己負担額3,000円で、購入日翌日から200日間に商品が壊れてしまうなどした場合は補償を受けられます。
たくさんのポイント還元を受けられるだけでなく、トラブル時の補償も用意されているのは嬉しい特典ですね。
LINE Payクレジットカードのメリット
LINE Payクレジットカードには、様々なメリットが存在しています。
どんな活用方法があるのか、見ていきましょう。
LINE Payクレジットカードのメリット①1%還元でたくさんポイントを貯められる
LINE Payクレジットカードでは、利用金額の1%をLINEポイントとして還元してもらえます。
例えば1,000円の支払いを行ったら、10ポイントが付与されます。
通常の三井住友カード(NL)は0.5%還元、LINE Payも基本的に0.5%還元なので、LINE Payクレジットカードの還元率は高めです。
支払いでできるだけたくさんポイントを貯めたい方は、LINE Payクレジットカードの導入を検討してみましょう。
なお2022年4月30日までは、さらに還元率が高い2%還元となっています。
貯めたLINEポイントは、1ポイント1円分としてLINE Payで支払いに使える
LINE Payクレジットカードの利用で貯めたLINEポイントは、LINE Payで1ポイント1円分として支払いに使えます。
LINE PayはLINEアプリから利用可能で、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど様々なお店で支払いに使えるコード決済サービスです。
ポイントをギフトや他社ポイントなどに交換しなくても、手軽にそのまま使えるのはLINE Payクレジットカードの大きなメリットです。
貯めたポイントをPayPayポイントに交換して、PayPayで使うことも可能
LINE PayとPayPayは連携を強めていて、25ポイント以上貯めればLINEポイントをPayPayポイントにも交換可能となっています。
PayPayポイントは、コード決済サービスのPayPayで1ポイント1円分の支払いに使えるポイントです。
LINE Payはあまり使っていない人でも、PayPayを使っているならLINE Payクレジットカードで貯めたポイントは有効活用できるので安心です。
なおPayPayを頻繁に使っている場合は、PayPayカードというクレジットカードの選択肢もあるので、合わせてご検討ください。
LINE Payクレジットカードのメリット②Visaのタッチ決済での支払いができる、対応スマホを用意すればiD決済も可能
LINE Payクレジットカードでは、カードにVisaのタッチ決済機能が搭載されています。
コンビニやイトーヨーカドーなどのスーパー、ドラッグストアのウエルシア薬局など、様々なお店でカードをレジのリーダーにかざすだけでの決済を行えます。
またおサイフケータイ対応のiPhoneやAndroidスマートフォンを持っていれば、Apple Pay・Google Payに登録してiD加盟店での支払いができることも見逃せません。(Visaのタッチ決済にも対応)
わざわざカードをサイフから取り出さなくても、Apple PayやGoogle Payならスマホをかざすだけですぐ支払いを終えられます。
LINE Payクレジットカードのメリット③カードが発行されない、カードレスでの利用もできる
LINE Payクレジットカードは、通常のプラスチックカードでなくカードレスタイプでの発行もできます。
カードレスタイプは会員番号などのカード情報のみをVpassアプリから確認し、オンラインショップなどでの決済に使えます。
またApple PayやGoogle Payに登録して、Visaのタッチ決済やiDを使ったスマホでの支払いも行えます。
LINE Payクレジットカードをオンラインショップや電子マネー決済でしか使う予定がない場合は、カードレスタイプを選べば盗難や紛失の心配もなくなるので安心ですよ。
電子マネー非対応のお店などで使う予定がある場合は、普通にカードが発行されるスタンダードタイプを選びましょう。
プラスチックカードのデザインのシンプルさも魅力的!
LINE Payクレジットカードはカードデザインが非常にシンプルで、緑や白、オレンジ、黒といった1色のカラーにVISA等のロゴがすこし掲載されているのみです。
ごちゃごちゃとした煩雑なデザインのクレジットカードが苦手な方は、シンプルなデインのLINE Payクレジットカードを検討してみてください。
LINE Payクレジットカードのメリット④LINE Payに登録すれば、チャージ無しでのLINE Pay決済が可能になる
LINE Payクレジットカードは、LINE Payに登録することでチャージをせずにLINE Payでの支払いができる「チャージ&ペイ」に対応しています。
本来LINE Payを使うには銀行口座やセブン銀行のATMなどを使って事前にチャージをする手間がかかりますが、LINE Payクレジットカードユーザーならチャージ手続きの手間はかかりません。
LINE Payカードを持ち歩かなくても、LINEが入ったスマホを持っていればLINE Pay加盟店で支払いをチャージ不要で即座に行えます。
ただしチャージ&ペイにおけるポイント還元率は、LINE Payクレジットカードの1%還元ではなくLINE Payに準拠した0.5%還元となることにご注意ください。
LINE Payクレジットカードのメリット⑤支払い通知がLINEで届くので、不正利用などにすぐ気付ける
LINE Payクレジットカードでは、支払いを行うとすぐにLINEへ支払い通知のメッセージが届きます。
どれくらいの金額をいつ支払ったのかを素早く確認できるので、うっかりカードを使いすぎてしまう心配はありません。
また万が一不正利用をされてしまったとしてもすぐ通知で気づけるため、即座に三井住友カードへ問い合わせて対処できるのも嬉しいですね。
LINE Payクレジットカードのメリット⑥LINE Payの画面から素早く申込みを行えて手軽!
LINE Payクレジットカードは、LINEアプリのLINE Pay項目からすぐに申し込み手続きができます。
スマホであっという間に発行できるので、ちょっとした空き時間でも申し込めるのが便利です。
LINE Payクレジットカードのデメリット
LINE Payクレジットカードには、いくつかの気をつけたいデメリットも存在しています。
人によっては気になる点もあるので、申し込み前に必ずすべて確認しておきましょう。
LINE Payクレジットカードのデメリット①ポイント還元率は、サービス開始当初からすると大幅に減少してしまった
LINE Payクレジットカードは1%とクレジットカードとしては高めのポイント還元率ですが、サービス開始当初は3%還元でした。
また2022年4月までは、2%還元となっていました。
サービス開始当初から徐々にポイント還元率が減ってきて、お得度が下がってきてしまっているのは要注意ポイントです。
チャージ&ペイの利用時はさらに還元率が低い0.5%還元となってしまうことも、合わせてご注意ください。
LINE Payクレジットカードのデメリット②旅行傷害保険は非搭載
三井住友カードは海外や国内旅行の傷害保険が付帯されているラインナップも豊富ですが、LINE Payクレジットカードには旅行傷害保険が搭載されていません。
旅行時の怪我などを補償してもらいたい場合は、別途三井住友VISAカードなどを申し込むことをおすすめします。
LINE Payクレジットカードのデメリット③LINEポイントはLINE PayとPayPayを活用している人以外ちょっと使いづらい
LINE Payクレジットカードで貯まるLINEポイントは、LINE Payでの支払いに利用可能となっています。
PayPayポイントへ交換しての利用も可能です。
LINE PayやPayPayを普段使っていない、使えるお店が周りに少ないという方は、ちょっとポイントを使いづらいことにも注意が必要です。
とはいえ全国展開されているコンビニやスーパー、ドラッグストアなども豊富に対応しているので、よほどのことがない限りポイントを使えなくて困ってしまうことはありません。
LINE Payクレジットカードのデメリット④ポイント付与対象外の支払いに注意!
LINE Payクレジットカードでは、一部ポイント付与の対象外になってしまう支払いもあります。
注意したいのはモバイルSuicaやEdy、WAONなどの電子マネー決済や、ギフトカード、ふるさと納税といった一般的な取引も一部ポイント付与対象外になってしまうことです。
なおApple PayやGoogle Pay、Visaのタッチ決済といった支払いは、対象外のギフト券などの購入でない限りはポイント付与の対象です。
LINE Payクレジットカードはこんな人におすすめ
LINE Payクレジットカードは、以下の条件に当てはまる方におすすめです。
- LINE PayやPayPayを普段から活用している
- ポイント還元率が高めのクレジットカードを使いたい
- プラスチックカードの発行無しで、スマホなどから支払いに使えるクレジットカードを選びたい
- 年会費無料で気軽に持てるクレジットカードを使いたい
LINE PayクレジットカードはLINE Payとの連携に優れていて、発行すればLINE Payをチャージ不要で使えるようになります。
貯まるポイントもLINEポイントなのでLINE Payでそのまま利用可能、PayPayポイントに交換してPayPayで使うこともできるので、PayPayユーザーにもLINE Payクレジットカードは最適です。
ポイントは1%の高還元なので、たくさん買い物をする機会があってお得にポイントを貯めたい方もLINE Payクレジットカードをご検討ください。
LINE Payクレジットカードはカードレスタイプも選べるため、スマホ決済やオンライン決済中心でプラスチックカードが不要な方にもLINE Payクレジットカードがおすすめです。
LINE Payクレジットカードの入会キャンペーンはある?
LINE Payクレジットカードでは、毎月新規入会キャンペーンを開催しています。
2022年4月時点では、LINE Payクレジットカードへの新規入会と利用で最大5,000ポイントのLINEポイントをもらえる特典が用意されています。
今回解説しているキャンペーンの適用期間は4月30日までなので、最新のキャンペーン内容については公式サイトも合わせてご確認ください。
現在開催中のキャンペーンでは、LINE Payクレジットカードへの新規入会と5月31日までに1回以上の利用でもれなく3,000ポイントがもらえます。
さらに5月31日までに4万円以上の利用をすれば、追加で2,000ポイントを受け取って合計5,000ポイント分がもらえます。
特典は8月15日~19日にかけて付与されるしくみなので、少し間が空くことにご注意ください。
5,000円分の還元を受けてお得にLINE Payなどでの買い物ができるので、条件をしっかり満たして満額を受け取りましょう。
まとめ
今回は、LINE Payクレジットカードの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。
最後に、LINE Payクレジットカードの押さえておきたい重要事項を改めてまとめたのでご覧ください。
- LINE Payクレジットカードは、2022年5月より年会費が永年無料になった
- LINE Payクレジットカードでは1%のLINEポイント還元を受けられる(2022年4月30日までは2%還元)
- LINE Payクレジットカードは旅行傷害保険なし、ショッピング保険のみ年間100万円付帯
- Apple PayやGoogle Payでの支払いができる
- LINEポイントはLINE Payで使ったり、PayPayポイントと交換してPayPayで使ったりできる
- LINE Payカードはカードレス仕様を選んでスマホやネットショップで使うことも可能
- LINE Payに登録すれば、チャージ&ペイ機能によりLINE Payをチャージ不要で使えるようになる
LINE Payクレジットカードは1%の高還元、LINE PayやPayPayでの支払いに活用できるLINEポイントをお得に貯められます。
この記事での解説を参考に、LINE Payクレジットカードの申込みについてじっくり検討してみてください。