アメリカン・エキスプレス プラチナ・カード(アメックスプラチナ)はアメリカン・エキスプレスが展開している、高ステータスなクレジットカードです。
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年会費は高額ですが、特典や保険の充実度が非常に高く、日々の生活における様々な場面で活用できます。
この記事では、アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードとは?主な特徴を紹介
アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カードのメリット・デメリット
- 海外◎
- ステータス
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードは、アメリカン・エキスプレスの中でもグレードが高い上級者向けクレジットカードです。
ゴールド・カードも展開しているアメックスですが、プラチナはさらに1ランク上となっています。
まずはアメリカン・エキスプレス プラチナ・カードの基本情報からご覧ください。
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードの基本情報 | |
年会費 | 143,000円 |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
ポイント還元率 | 約0.3%~(交換先によって異なる) |
審査基準 | パート・アルバイト不可 |
旅行傷害保険 | 海外・国内旅行傷害保険最大1億円 |
ショッピング保険 | 年間500万円 |
ETCカード | 年会費無料・発行手数料935円 |
家族カード | 4枚まで無料 |
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードの年会費は143,000円で、ゴールドカードの31,900円と比べても111,100円ほど高額になっています。
様々な特徴を解説します。
アメックス・プラチナ公式アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードは主に20歳以上向け、パート・アルバイトは申し込み不可
2022年4月時点だとアメリカン・エキスプレス公式サイトに申込可能な年齢の表記は見当たりませんでしたが、3月まで展開されていた「新社会人応援キャンペーン」のページでは申込み可能な年齢が「20歳以上」となっていたため、20歳以上が申込可能と考えられます。
そもそもアメリカン・エキスプレス プラチナ・カードは年会費が143,000円と非常に高額なので、20歳以下の方が申し込んで使うのはハードルが高めです。
誠に申し訳ありませんが、パートまたはアルバイトの方のお申し込みはお受けしておりません。
出典:アメリカン・エキスプレス公式サイト(https://www.americanexpress.com/jp/customer-service/eapply-faq.html)
またアメリカン・エキスプレスのクレジットカードは、パート・アルバイトの方の申込みに非対応なことにご注意ください。
申し込む際は正社員など、安定した収入を得られる状態である必要があると考えられます。
ポイントは交換先によって還元率が変わる|プラチナはメンバーシップ・リワード・プラスが年会費無料に!
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードでは、利用金額100円につき1ポイントが貯まるしくみです。
ポイントは有効期限が最大3年間ですが、プラチナカードなら年会費無料のメンバーシップ・リワード・プラスに登録するだけで期限が無期限となります。
メンバーシップ・リワード・プラスに加入するとAmazonやヨドバシカメラなどの対象店舗で100円につき3ポイントの高還元となり、ポイントをより貯めやすくなることも見逃せません。
- Amazon
- Yahoo!ショッピング、ヤフオク、PayPayモール
- iTunes Store、App Store
- Uber Eats
- ヨドバシカメラ
- JAL公式ウェブサイトでオンライン購入の国内線・国際線航空券、JALPAK国内・海外ツアー商品
- 一休.comの国内宿泊予約
- HIS公式ウェブサイトでオンライン購入の海外航空券(ホテルセット含む)やツアー、オプショナル・レンタカー、事前決済の海外ホテル
- アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインで事前決済のホテル、レンタカー、ファイン・ホテル・アンド・リゾート、ザ・ホテル・コレクション、国内航空券
貯まったポイントは1ポイント0.3円分としてカード利用代金の支払いに充てたり、提携ポイントや景品と交換したりできます。
旅行傷害保険は最大1億円!ショッピング保険も500万円と高額
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードには旅行傷害保険が付帯されており、海外・国内共に最高1億円の補償を受けられます。
カード会員本人だけでなく家族にも適用されるので、アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードがあれば旅行時のトラブルにしっかり対応可能です。
国内旅行は航空券やツアー代金をアメリカン・エキスプレス プラチナ・カードで支払うことで、飛行機や電車、バスなどに搭乗中の事故や宿泊施設での火災・爆発、ツアー参加中の事故時に最大1億円の補償を受けられますよ。
海外旅行障害保険は航空機や船舶、ツアー代金といった旅費を別のカードなどで支払っていても旅行中のケガや病気などに対して最高5,000万円補償、プラチナカードで支払っていれば1億円補償になります。
海外旅行傷害保険では携行品が壊れてしまうなどした際にも年間100万円(免責金額3,000円)で保険金を受け取れるので、国内旅行傷害保険以上に手厚い内容なのが嬉しいですね。
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードはETCカードや家族カードの発行にも対応!
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードは、ETCカードや家族カードを申し込んで利用することもできます。
料金を後からカードに請求することで高速道路などの有料道路における料金所をスムーズに通過できるETCカードは年会費無料で、カード発行時にのみ935円の手数料がかかります。
家族の支払いや貯まるポイントを1つのカードにまとめられる家族カードも、アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードなら4枚まで無料発行が可能です。
ETCカードや家族カードといった追加カードを手軽に発行して日々の生活に役立てられるのも、アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードの嬉しい特徴ですね。
アメックス・プラチナ公式アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードのメリット
アメリカン・エキスプレス プラチナカードには、カードを所有することで受けられる様々なメリットがあります。
それぞれ解説するので、申込みを検討する際の参考にしてください。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードのメリット①ステータスが高く、海外旅行などでも役立つ
アメリカン・エキスプレス プラチナカードは国際ブランドを展開しているアメリカン・エキスプレス自らが手掛けていて、さらにゴールド以上のグレードであるプラチナカードなのでステータスがとても高くなっています。
海外旅行などで高級なホテルなどに行く際、代金の支払い時にアメリカン・エキスプレス プラチナカードを提示すれば、社会的な信用がある人物であるという証明になります。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードのメリット②メタル製カードの高級感も嬉しい
アメリカン・エキスプレス プラチナカードはメタル素材が使われていて、非常に高級感があります。
通常のプラスチック製カードと比べて、持っていることの満足感が非常に強いこともアメリカン・エキスプレス プラチナカードの特徴です。
そして高級な素材のカードということで毎日サイフに入れて持ち歩くのはちょっと心配…という方は、無料でプラスチック製のカードを用意してもらえます。
また、基本会員様専用の、プラスチック製のセカンド・プラチナ・カードを無料でご用意します。用途に応じて使い分けていただけます。
出典:アメリカン・エキスプレス公式サイト(https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/platinum-card/)
普段はプラスチックカードを持ち歩くといった使い分けも可能です。
アメックス・プラチナ公式アメリカン・エキスプレス プラチナカードのメリット③プラチナ・コンシェルジェ・デスク
アメリカン・エキスプレスでは、プラチナカードユーザー専用の「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」を展開しています。
「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」は365日・24時間いつでも問い合わせが可能です。
旅行の準備やレストランの予約といった相談や、カードに関するわからないことの相談を行えるのが特徴です。
例えば旅行の予定を立てている時に電話をかければ、目的地に近いおすすめのホテルやレストランを聞いたり、状況に応じて予約をしたりといったことができるのでとても快適・スムーズなのが嬉しいですね。
アメックスの割引・優待特典がある店を選びたいなどの希望の条件を踏まえつつ色々な提案をしてもらえるので、アメリカン・エキスプレス プラチナカードを手に入れたらプラチナ・コンシェルジェ・デスクを活用してみてください。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードのメリット④食事や買い物に関連した特典が豊富!
アメリカン・エキスプレス プラチナカードでは、食事や買い物に関連した特典も満載です。
例えば「アメックス・スペシャル・リザーブ」により、プラチナカード会員向けの先行案内として一流の予約が取りづらいレストランを案内してもらえます。
2人以上でコース・メニューを予約すると、国内外約250店舗が対象となるレストランで1名分のコース料金を無料にしてもらえる「2for1ダイニング by 招待日和」も嬉しい特典ですね。
対象加盟店でポイントが通常の10倍・100円につき10ポイント貯まる「ラグジュアリー・ショッピング」の特典も見逃せません。
アメックス・プラチナ公式アメリカン・エキスプレス プラチナカードのメリット⑤ホテル宿泊時の優待特典も提供!世界中の空港ラウンジも使える
アメリカン・エキスプレス プラチナカードは旅行を定期的に行う人にも最適で、なんと1年に1回無料で対象国内ホテルに宿泊できるペア宿泊券をもらえます。
他にも2連泊以上を予約すれば5,000円分のホテルクレジットがもらえたり、部屋のアップグレードなどの優待特典があったりする対象ホテルがたくさんあります。
「ホテル・メンバーシップ」の特典により、本来はなかなか加入するのが難しいホテルグループのVIPプログラムや上級メンバーシップにもれなく登録できることも見逃せません。
- Marriott Bonvoy・ゴールドエリート会員
- ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員
- Radisson Rewards・Goldエリートステータス
さらに世界中の空港ラウンジも利用可能、病気・体調不良などのトラブル時は日本語で相談できる専用窓口も用意されています。
安心・快適に充実した旅行を楽しめるのも、アメリカン・エキスプレス プラチナカードの大きなメリットです。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードのメリット⑥スマートフォンや電化製品、賠償責任など保険が充実!
アメリカン・エキスプレス プラチナカードは各種保険が充実していて、旅行中以外にも手厚い補償を受けられます。
例えば「スマートフォン・プロテクション」という保険により、スマートフォンが画面割れなどの破損に加えて盗難や水濡れ・火災といったトラブル時にも年間最大10万円の補償を受けられます。
ただし免責金額が1~1.5万円、通信料金をアメリカン・エキスプレス プラチナカードで支払っていることが必須条件なことにご注意ください。
スマートフォン以外にも、パソコンなどの電化製品が破損した際は購入金額の50~100%を補償してもらえます。
個人賠償責任保険が付帯されているので、カード会員本人やその家族が他社に対して賠償責任を負ってしまった時も保険金を支払ってもらえるので安心です。
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードのデメリット
アメリカン・エキスプレス プラチナカードには、いくつかデメリットも存在しています。
申し込んでも大丈夫か、デメリットも踏まえつつ検討しましょう。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードのデメリット①年会費が14万円以上と高額
クレジットカードには年会費が無料など負担が軽いものもたくさんありますが、アメリカン・エキスプレス プラチナカードは年会費が143,000円かかります。
カードを持っている限り毎年143,000円が発生し続けるので、この143,000円という金額が自分にとって大きいと感じる場合は他のカードを使いましょう。
例えばアメリカン・エキスプレスには、他に年会費13,200円の一般カードや31,900円のゴールド・カードといった選択肢が存在しています。
年会費をとにかく安く抑えたいなら一般カード、レストランなどの特典を活用したいならゴールドカードを選ぶのもおすすめです。
ANAアメックスGOLD公式サイトアメリカン・エキスプレス プラチナカードのデメリット②通常の還元率が低め
アメリカン・エキスプレス プラチナカードは100円につき1ポイントが貯まりますが、1ポイントの価値が0.3円程度からと低めなので還元率はやや低めです。
ポイント還元率を高くしたい場合は、Amazonなどのメンバーシップ・リワード・プラス対象店舗で積極的に支払いに使ったり、マイルに交換して特典航空券の入手に使ったりなど自分で工夫をしなければいけません。
またアメリカン・エキスプレス プラチナカードはホテルに宿泊できるなど特典が他にもたくさんあることを踏まえれば、ポイント還元率がやや低いことは許容できる方もいるのではないでしょうか。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードのデメリット③メンバーシップ・リワード・プラスで貯まるボーナスポイントには上限がある
アメリカン・エキスプレス プラチナカードにおいて無料で利用できる「メンバーシップ・リワード・プラス」には、年間でもらえるボーナスポイントの上限があります。
貯まるボーナスポイントは年間上限100,000ポイントで、金額としては500万円までの利用がボーナス対象です。
そしてメンバーシップ・リワード・プラスは、毎年9月1日~8月31日のタイミングが1つの年度となっていることにもご注意ください。(1月~1日~12月31日ではありません)
アメックス・プラチナ公式アメリカン・エキスプレス プラチナカードのデメリット④VISAなどに比べるとやや加盟店が少なめ
アメリカン・エキスプレス プラチナカードは、国際ブランドのアメリカン・エキスプレスに対応しているお店で支払いに使えます。
アメリカン・エキスプレスはVISAやMastercardといった最大手の国際ブランドと比べるとやや加盟店が少ない傾向にあり、支払いたいお店が対応していなかった…ということが起こる場合もあります。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードを持つ場合は、利用したいお店がアメックスに非対応だった時に備えて、別のVISAなどに対応しているクレジットカードも用意しておくのがおすすめです。
旅行などで普段行かないお店やホテルなどを利用する時も、できるだけ事前にアメリカン・エキスプレスの支払いに対応しているかをインターネット検索などで確認しておきましょう。
アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードはこんな人におすすめ
アメリカン・エキスプレス プラチナカードは、以下の3つのいずれかに当てはまる方におすすめのクレジットカードです。
- プラチナカード限定の、優待や専用デスクなどの特典を活用したい方
- 高ステータスなクレジットカードを持ち、海外旅行などでの身分証明に活用したい方
- 各種保険・補償が充実しているクレジットカードを持ちたい方
それぞれ解説するので、自分が当てはまっているかどうかを見極めましょう。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードはこんな人におすすめ①プラチナカード限定の優待やカードデスクを使いたい人
アメリカン・エキスプレス プラチナカードはレストランでコース料金が1名分無料になったり、ホテルにペア宿泊ができたりと旅行や食事系の優待特典が満載です。
専用のカードデスクで、旅行等の相談もできます。
普段から旅行やレストランでの食事などを楽しむ機会が多く、生活をより便利に・手軽に、そしてお得にしたい方にはアメリカン・エキスプレス プラチナカードがおすすめです。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードはこんな人におすすめ②高ステータスなカードを身分証明に使いたい人
アメリカン・エキスプレス プラチナカードはゴールドカードよりさらに上のプラチナカードで、海外ホテルなどで提示すれば身分の証明になります。
頻繁に海外などの高級なお店・宿泊施設などに行くことがあり、高ステータスなクレジットカードを身分証明に使いたい人にはアメリカン・エキスプレス プラチナカードがおすすめです。
アメリカン・エキスプレス プラチナカードはこんな人におすすめ③各種保険・補償が充実しているカードを持ちたい人
アメリカン・エキスプレス プラチナカードは国内・海外旅行傷害保険が最大1億円でショッピング保険も最高500万円、他にもスマートフォンや電化製品、賠償責任といった場面で保険金を請求可能です。
保険や補償が充実しているクレジットカードを持ち、トラブルに備えておきたい場合もアメリカン・エキスプレス プラチナカードを検討してることをおすすめします。
アメックス・プラチナ公式アメリカン・エキスプレス プラチナ・カードの入会キャンペーンはある?
アメリカン・エキスプレス プラチナカードでは、入会特典として条件を満たせば最大50,000ポイントを獲得できるキャンペーンが開催中です。(終了日未定)
入会から3か月以内に50万円以上使えば20,000ポイント、100万円以上になればさらに20,000ポイントをもらえます。
そして100万円利用すれば通常のポイント還元が10,000ポイントあるので、合計50,000ポイント還元です。
近々旅行や高額な買い物などが控えている場合は、アメリカン・エキスプレス プラチナカードを今発行すればよりお得にポイントを貯められるのが嬉しいですね。
アメックス・プラチナ公式まとめ
今回は、アメリカン・エキスプレス プラチナカードの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。
- アメリカン・エキスプレス プラチナカードは年会費143,000円の高ステータス・プラチナカード
- 利用金額100円につき1ポイントが還元、メンバーシップ・リワード・プラスが標準付帯なのでAmazonなどの対象店舗は3ポイントの高還元
- 国内・海外旅行傷害保険は最大1億円、その他ショッピング保険やスマートフォンや電化製品の保証なども充実
- 年に1回無料でホテルペア宿泊券を受け取れる、ホテルグル