圧倒的人気を誇るお得なクレジットカードの代表格「楽天カード」。
結論から言うと、楽天カードからSuicaへのチャージは可能。ただし、ポイントは貯まらずオートチャージもできません。
現状は楽天カードからSuicaにチャージしてもポイントは貯まりませんが、Apple PayからSuicaにチャージするなど便利な使い方はできます。楽天ペイとの連携を待ってみるのもいいかもしれませんね。
楽天カード
楽天カード&Suicaをより便利且つオトクに使うために、このページでは次の内容をまとめています。
- 楽天カード→Suicaにチャージする方法
- Suicaチャージでポイント高還元率。オートチャージもできるクレジットカードとは?
すでに楽天カードを持っている人のみならず、楽天カードの発行を検討している人も必見ですよ!
楽天カード | ビューカード | |
---|---|---|
Suicaチャージ (カード型) |
× | ◎ |
Suicaチャージ (モバイル) |
○ (Androidは年会費1,030円) |
◎ |
Suicaオートチャージ | × | ◎ |
Suicaチャージ ポイント付与 |
0% | 1.5% |
ビューカード、いいかも?と思ったら下記記事をご覧ください。
ビックカメラSuicaカード
ビックカメラ・コジマでの買い物、Suicaの利用も、まとめて一枚で便利。公共料金の支払いも可。
ルミネカード
ルミネ・NEWoMan・ネット通販アイルミネを利用者には特におすすめのビューカード。通勤のお供にも。
ビュー・スイカカード
Suicaと定期券が一体化したクレジットカード。オートチャージで楽々、ポイントも貯まる心強い通勤の味方。
楽天カードを利用してSuicaにチャージする2つの方法
通勤・通学でプラスチック製のSuicaを利用している方も多いですよね。
ただ残念なことに、楽天カードからカードタイプのSuicaへチャージは不可。
その他すべてのクレジットカードで不可で、楽天カードだけが例外的にチャージできないわけではありません。
おすすめのビューカードは記事後半で紹介しています。
「なにか方法はないの?」、と思いますよね。実はちゃんとあります。
Suicaをスマホに登録すれば楽天カードからもチャージできるようになるんです。(詳しくは後述しますが、モバイルSuicaを利用すれば、カード本体がなくてもSuicaを発行可能です。)
iPhone・Androidそれぞれを解説します。
1.Apple Payで「楽天カード→Suica」チャージする
iPhoneで「楽天カード→Suica」チャージする方法は3ステップのみ。
- Apple Pay(Walletアプリ)に楽天カードとSuicaを登録
- 設定(右下の…)開き、チャージをタップ
- 支払い方法で楽天カードを選択
画面に出てくる指示に従い情報を入力していくだけなのでとっても簡単ですよ。
- iPhone 7以降のiPhone
- Apple Watch Series 2以降のApple Watch
- iOS11.0以降
※海外で発売されたiPhone 7、iPhone 7 Plus、Apple Watch Series2はSuicaを利用できません。
VISA・アメックスはApple Pay上でSuicaチャージ不可
楽天カードのVISA・アメックスブランドはApple Pay上でSuicaチャージできません。
- 楽天カード(VISA)→Apple Payに登録できるが、Suicaへのチャージ不可
- 楽天カード(アメックス)→そもそもApple Payチャージに登録できない
ただ ご安心を。「わたしの楽天カードVISAなんだけど…」と心配する必要はありません。ちゃんと方法があります。
Suicaアプリでもチャージ可能
iPhoneに登録したSuicaはSuicaの公式アプリからもチャージ可能。
日本で発行されているクレジットカードならどんなものでも登録できるので、VISA・アメックスの楽天カードでも大丈夫です。
VISA | Mastercard | JCB | アメックス | |
---|---|---|---|---|
Walletアプリ | × | ○ | ○ | × |
Suicaアプリ | ○ | ○ | ○ | ○ |
先ほどチラッと触れましたが、アプリ上で新規にSuicaを発行することもできるので、カード本体がなくてもOK。今すぐiPhoneでSuicaを使えます。
Apple Payを使いたい人はMasterCard・JCBブランドを選択すると良いでしょう。
2.AndroidではモバイルSuicaで「楽天カード→Suica」チャージ可能
Androidユーザーは、もちろんApple Payを利用できないので、モバイルSuicaアプリをインストールしましょう。
モバイルSuicaに楽天カードを登録するだけで簡単にチャージが可能です。
VISA | Mastercard | JCB | アメックス | |
---|---|---|---|---|
モバイルSuica | ○ | ○ | ○ | ○ |
iPhoneのWalletアプリとは異なり、どの国際ブランドの楽天カードでもチャージができますよ。
楽天カードでSuicaチャージをする3つのデメリット
先ほどのセクションで解説したように、確かに楽天カードを利用してもスマートフォン上からSuicaにチャージが可能です。
しかし、以下のようにデメリットが多いです。
- デメリット1:モバイルSuicaは年会費が1,030円かかる
- デメリット2:楽天カードはSuicaチャージでポイントが貯まらない
- デメリット3:オートチャージの設定も不可
しかし、JR東日本発行のビューカードではこれらのデメリットを全て補うことができます。
デメリット1:モバイルSuicaは年会費が1,000円ほどかかる
AndroidでモバイルSuicaを利用する際には年会費が1,000円かかります。
例えスマホ上でSuicaが使えるとしても、年会費を払うならいいや…という人も多いはずです。
年会費無料が魅力で楽天カードを所有している人からしたら、少し敬遠したくなりますね。
年会費がかかるのはAndroidをご利用の方のみ。Appleユーザーの方は心配無用です。
ビューカードでは年会費無料に
先述したビューカードを利用すれば、モバイSuicaの年会費がなんと無料に。
デメリット2:楽天カードはSuicaチャージでポイントが貯まらない
楽天カードでSuicaにチャージをしてもポイントは一切付与されません。
これはiPhone上・Android上いずれのチャージでもです。
しかし、2017年11月に改悪が。
Suicaへのチャージはポイント付与の対象外になってしまったのです。(この時同時にnanacoやSMART ICOCAへのチャージもポイント付与の対象外に)
毎月の交通費が多い人には大きな痛手ですね..。
Suica定期券の購入は楽天カードでもポイントが貯まる
チャージでは一切ポイントは付与されませんが、楽天カードでSuica定期券を購入すると、通常どおり1%のポイントがもらえます。
1年間で定期代が10万円もかかる!なんて場合も、楽天カードで購入すれば1,000円分のポイントを貯められます。
通勤でSuica利用してる人は、会社の経費で定期を購入しても、ポイントは自分で利用できるのでお得ですよ!
ビューカードではチャージでポイントが3倍に
ビューカードでは通常のショッピングで1,000円(税込)につきJRE POINT5ポイント。
還元率にして0.5%と還元率が1.0%の楽天カードの半分しかありません。
ただ、ビューカードではSuicaへのチャージでポイントが3倍の1.5%に。
1,000円の利用につき15JRE POINT貯まるようになります。
チャージのみならず、以下のようにJR東日本関連での利用が対象。
- 乗車券、定期券、回数券、特急券
- JR東日本国内ツアー
- Suica定期券、Suicaカード
- ビューカードでのSuica入金(チャージ)
- オートチャージ
- モバイルSuica、またはSuicaアプリケーション
デメリット3:楽天カードはSuicaへのオートチャージ不可
楽天カードを利用してSuicaにオートチャージをすることは出来ません。
残高が少ないと感じたらその都度チャージをする必要があります。
スマホ上でSuicaを利用、チャージできること自体が便利でありがたいことですが、オートチャージもできればもっと便利なのに…と思ってしまいますよね。
仕方がありません、欲張りになってしまうのは人の性(さが)ですからね。
Suicaにオートチャージできるのはビューカードのみ
Suicaにオートチャージできるのもこれまたビューカードのみ。その他のクレジットカードでは一切不可です。
Suica・ビューカード、どちらも元がJR東日本の2つで、相性がいいのはもはや仕方がないことですね。
楽天カードと併せて持ちたい!Suica一体型のおすすめビューカード3選
最後にSuica利用におすすめできるビューカードを紹介します。
ただ、楽天カードはこの上なくバランスの良いクレジットカードなので、Suicaへのチャージでデメリットが多いという理由で所有しないのはあまりにナンセンスです。
そこで以下のように2枚のカードをうまく併用することをおすすめします。
- 普段の決済→還元率1.0%でポイントがたまりやすい楽天カード
- Suica用→Suica一体型でオートチャージが可能、ポイントが貯まるビューカード
ビュー・スイカカード
ビュー・スイカカード
- 電子マネー
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
477円 | 477円 | 0.50~1.84% |
- Suicaにオートチャージしたい
- 通勤・通学でJRを利用する
- 定期券を一体化させたい
- メリット
- デメリット
- Suica搭載、定期券もカード裏面に書き込める
- Suicaにオートチャージできる数少ないカード
- Suicaチャージや切符購入でポイント3倍(1.5%)
- 年間利用額に応じてボーナスポイントあり
- 海外旅行保険が自動付帯
- Apple Payも利用可
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- 年会費が無料ではない
- ETCカード、家族カードも年会費あり
- JALマイルに交換できるがレートは低め
- お得な特約店はない
ビューカードの中で一番ベーシックなカードがビュー・スイカカード。
年会費は477円+税かかりますが、利用明細をWebにするだけで年会費以上のポイントが貯まるので実質の保有コストはゼロです。
Suicaへのオートチャージを体験したいなら、まずはこのビュー・スイカカードからはじめるのが無難な選択でしょう。
通勤や通学をもっとスムーズ&スマートに。Suicaオートチャージは一度使うとやめられないほどの利便性で、電車の体験がガラリと変わるでしょう。定期券は搭載しなくてもいいかな…という人はビックカメラSuicaカードという選択肢、ルミネによく行く人はほぼ同機能のルミネカードという選択肢もおすすめです。買い物用カードを別に持ち、通勤用のサブカードとしても重宝する一枚ですね。
ルミネカード
ルミネカード
- スピード発行
- 電子マネー
- 買い物◎
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 953円 | 0.50~1.84% |
- ルミネ・NEWoManによく行く
- Suicaにオートチャージしたい
- JRE POINTを貯めたい
- 即日発行したい
- メリット
- デメリット
- ルミネ系列のお店でいつでも5%OFF
- 年に4回、ルミネ系列店舗で10%オフ
- Suicaにオートチャージできる
- 定期券購入やオートチャージではポイントが3倍貯まる(約1.5%)
- 年間利用金額に応じてルミネ商品券がもらえる
- ホテルやレジャー施設が特別料金になる「ルミネスタイル」を利用できる
- 即日発行できる
- 通常ポイント還元率は0.5%と低め
- 海外旅行保険は自動付帯