Suicaにオートチャージをしたい!
駅でいちいちチャージする必要がなく、とても便利そうです。
しかし初めてだと使い方も始め方もよくわからないものです。
そこでSuicaのオートチャージについて、以下のことをくわしく解説します。
- Suicaオートチャージに必要なもの
- Suicaオートチャージの設定方法
- Suicaオートチャージのメリット・デメリット
- Suicaオートチャージにおすすめのクレジットカード
この記事を読めば、今日すぐにでもSuicaにオートチャージする準備ができるようになりますよ。
ビックカメラSuicaカード
ビックカメラユーザーに限らず、通勤時のSuicaオートチャージ+家電購入用サブカードとして非常にオトクで優秀な一枚。
ルミネカード
Suicaだけでなく定期券も一体化できるので、通勤~帰りのルミネでの買い物まで一枚でお得に完結。日々ルミネを通る人におすすめ。
ビュー・スイカカード
最もベーシックなビューカード。東京駅のビューゴールドラウンジや空港ラウンジを利用できるゴールドカードへのランクアップも。
3分でわかる!Suicaオートチャージ
Suicaのオートチャージに関して、「なんとなくわかるけど、詳しくは知らない…」という人も多いはず。
しかし、世間では至極一般的な言葉のようで、知らないと“時代遅れ”扱いを受けることもあるみたいです…。
ランチで隣り合わせになった男性がViewカードにするとオートチャージができて〜という話を相手の男性にしていた。まだ40代そこそこの会社員だとおもうけど、それってキャッシングなの?とかどうやって使うのか?と聞いていて、軽く目眩がした…。高齢者の会話じゃないところが驚き
— cieloazzura (@cieloazzura) 2019年4月15日
そこでまずは、基礎知識的なところを解説します。
- Suicaオートチャージはそもそもなんなのか?
- Suicaオートチャージに必要なクレジットカード
- Suicaオートチャージのメリット
Suicaのオートチャージってなに?
Suicaのオートチャージとは、「Suicaとクレジットカードを紐付けて、自動でチャージできるようにすること」。
一定の残高を下回ると、設定した金額がチャージされる仕組みです。(残高2,000円以下で自動的に5,000円チャージなど)
自動チャージで煩わしさと無縁に
ただのSuicaにしろ定期券にしろ、現金でチャージするのが一般的ですよね。
モバイルSuicaやApple Payを使っている人でも、チャージ残高がなくなってきたら、アプリ上で手動でチャージをしなくてはいけません。
しかし、Suicaをクレジットカードと連携させて、オートチャージサービスを使えば、チャージの煩わしさと無縁になります。(クレジットカード=ビューカードです。くわしくは後述します。)
オートチャージの可否 | |
---|---|
Suica定期券 | ◯ |
My Suica(記名式) | ◯ |
モバイルSuica | ◯ |
Apple PayのSuica | ◯ |
無記名Suica | × |
- 楽天Edy→楽天カードでオートチャージ
- WAON→イオンカードでオートチャージ
- nanaco→セブンカードプラスでオートチャージ
なにもSuicaに限った話ではないので、よく使っている電子マネーをオートチャージに切り替えると便利ですよ!
Suicaオートチャージにはビューカードが必須
Suicaにオートチャージできるのは、カード会社「ビューカード」が発行しているクレジットカードのみ。
日本で広く普及している、楽天カードやJCBカード、三井住友カードなどその他のカード会社発行のクレカでは、オートチャージができません。
そのため、Suicaオートチャージを始めたい人は、ビューカードが必須なんですね。
Suicaオートチャージはビューカードだけなの( '-' )知らなかったの( '-' )( '-' )
— エナガ (@enaga_suki) 2016年11月8日
利益を守るために、Suica関連のサービスはJR東日本が独占しているので、仕方がないです。
ビューカードってどんなカード?
ビューカードはJR東日本が発行する、Suica一体型のカードの総称。(カード会社名でもある)
誤 | ビューカードというクレジットカードがある |
---|---|
正 | ビューカードはクレジットカードの発行会社・Suica一体型カードの総称(ビュー・スイカカードやルミネカードなど) |
以下のように、SuicaやJR東日本関連の特典・サービスが充実しています。
- Suica一体型
- Suicaにオートチャージできる唯一のカード
- プラスチック製のSuicaにチャージできる唯一のカード
- Suica定期券一体型のカードもある
- Suicaチャージや切符購入でポイント3倍(1.5%)
- 貯めたJRE POINTはSuicaチャージに再利用できる
定期券一体型にできるカードもあり、通勤や通学でJRを利用する人に重宝されています。
Suicaでオートチャージをする3つのメリット
Suicaのオートチャージをすると3つのメリットがあります。
- チャージする手間がなくなり、改札に引っかからない
- ポイントが貯まる
- Apple PayやモバイルSuicaでも使える
オートチャージにはどんな魅力があるのか、利用者の口コミから知っていきましょう。
1.チャージする手間がなくなり、改札に引っかからない
オートチャージを利用するメリットは何と言っても改札に引っかからないこと。
「うぉぉぉぉぉぉ!!!やべーチャージしてねー!!!」とおもったら、オートチャージだったわ…
ありがとうSuica…— かじゅ (@kaduki1806) 2019年4月13日
おおお!
モバイルSuicaでオートチャージされんの何も考えなくてよくて便利ね— Y.M.D (@ymd147258369) 2019年4月13日
急いでいるのに残高不足で“パンポーン”と改札に引っかかった時の恨めしさや…。
しかし、ビューカードを使えばそんな悩みともおさらば、スムーズに改札を通過できます。
「残高がなくなるたびに現金で1,000円ずつチャージしている…」なんて人も多いと思いますが、そんな面倒なこともなくなります。(偉そうなことを言ってますが、筆者もその一人でした)
何もそこまで嫌な顔しなくても…と思いますが、せっかちな日本に住んでいる以上避けられないことです。
しかしSuicaのオートチャージを使えば、改札をドヤ顔で通過できまよ!
2.ポイントが貯まる
ビューカードでSuicaにオートチャージすると1.5%のポイントが貯まります。
通常時の還元率は0.5%と低めですが、オートチャージではポイントが3倍ももらえるんです。
Suicaのオートチャージ楽すぎる。ポイント貯まるしめっちゃ得意
— パタパタぶりん (@IBxxakrxx) 2019年4月12日
現金チャージと比較してみると、現状がいかに損しているかわかります。
チャージ額 | 現金でのチャージ | ビューカードでのオートチャージ |
---|---|---|
1000円 | 0ポイント | 150ポイント |
10,000円 | 0ポイント | 150ポイント |
20,000円 | 0ポイント | 300ポイント |
50,000円 | 0ポイント | 600ポイント |
100,000円 | 0ポイント | 1,200ポイント |
交通費って案外バカにできないくらい使っているんですよね。
多い人では一年間に数千円節約できているはずでし、損している時間を考えるともはやプライスレスでしょう。
ポイント | チャージのタイミング | 利用額の管理 | |
---|---|---|---|
ビューカードでのオートチャージ | 1.5% | 自動 | アプリ明細で一括管理 |
現金でのチャージ | 0% | 都度 | 家計簿or不可能 |
有名どころで言えば、リクルートカード・ヤフーカードくらいでしょうか。
Suicaチャージ時の還元率 | |
---|---|
ビューカード | 1.5% |
リクルートカード | 1.0% |
ヤフーカード | 1.0% |
楽天カード | ポイント付与なし |
高還元率で有名な楽天カードですら、Suicaチャージでは全くポイントが付与されません。
3.iPhone(Apple Pay)やモバイルSuicaでも使える
もちろんモバイルSuicaやApple Payに登録したSuicaにも、ビューカードでオートチャージ可能。
プラスチック製の時と同じくポイントも貯まります。
Android版のモバイルSuicaは通常年会費1,030円ですが、ビューカードユーザー限定で無料に。
ビューカードはもはやSuica利用には切っても切り離せない存在なのです。
筆者は手帳型のスマホケースに必要最低限のもの(クレカ・運転免許証・千円札3枚)を入れて、通勤するようになってから余計なものを買わなくなりました。
電源が切れたら使えないのが難点ですが、ビューカード本体を持って入れば対応できます。
Suicaにオートチャージできるおすすめビューカード3選
唯一Suicaにオートチャージできるビューカード。
その中でもクレマイ編集部イチオシのおすすめビューカードを3枚紹介します。
年会費(税別) | 家族カード | 還元率 | 定期券 | |
---|---|---|---|---|
ビュー・スイカカード | 477円 | 477円 | 0.5% | ◯ |
ルミネカード | 953円 | なし | 0.5% | ◯ |
ビックカメラSuicaカード | 477円 | なし | 1.0% | × |
カードを不正利用されたのを機に楽天カードを卒業してビューカードに移行したのですが、Suicaチャージしたらポイント3倍だしオートチャージもできるしSuica使えるところめちゃくちゃ多いし、これはもうほとんどのものSuica払いにするのが正解だねえ。あとはApple Watchの充電さえ切れなければ完璧
— ちかぴざ (@chikanism818) 2019年4月11日
- Suicaへのチャージ(オートチャージでなくても)
- Suica定期券の購入
- JR東日本国内ツアー
- 乗車券 特急券 回数券 定期券
対象が多くてややこしくも感じますが、「JR東日本関連での利用でポイント3倍」と覚えておけばOKです。
普通列車にしろ、特急や新幹線にしろ、とにかく電車に乗れば乗るほどポイントが貯まるのがビューカードの最大の強みです。
1.ビュー・スイカカード
ビュー・スイカカード
- 電子マネー
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
477円 | 477円 | 0.50~1.84% |
- Suicaにオートチャージしたい
- 通勤・通学でJRを利用する
- 定期券を一体化させたい
- メリット
- デメリット
- Suica搭載、定期券もカード裏面に書き込める
- Suicaにオートチャージできる数少ないカード
- Suicaチャージや切符購入でポイント3倍(1.5%)
- 年間利用額に応じてボーナスポイントあり
- 海外旅行保険が自動付帯
- Apple Payも利用可
- 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
- 年会費が無料ではない
- ETCカード、家族カードも年会費あり
- JALマイルに交換できるがレートは低め
- お得な特約店はない
もっともベーシックなビューカード
数あるビューカードの中でもっともスタンダードなカード。それがビュー・Suicaカードです。
最近ビュースイカにしたんだがオートチャージがめちゃくちゃ便利である
— あきぶと (@82yororingo82) 2019年4月11日
年会費は477円(税別)かかりますが、利用明細をWebにするだけで年会費以上のポイントが貯まるので実質の保有コストはゼロ。
Suicaへのオートチャージを体験したいなら、まずはこのビュー・スイカカードからはじめるのが無難な選択でしょう。
通勤や通学をもっとスムーズ&スマートに。Suicaオートチャージは一度使うとやめられないほどの利便性で、電車の体験がガラリと変わるでしょう。定期券は搭載しなくてもいいかな…という人はビックカメラSuicaカードという選択肢、ルミネによく行く人はほぼ同機能のルミネカードという選択肢もおすすめです。買い物用カードを別に持ち、通勤用のサブカードとしても重宝する一枚ですね。
2.ルミネカード
ルミネカード
- スピード発行
- 電子マネー
- 買い物◎
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 953円 | 0.50~1.84% |
- ルミネ・NEWoManによく行く
- Suicaにオートチャージしたい
- JRE POINTを貯めたい
- 即日発行したい
- メリット
- デメリット
- ルミネ系列のお店でいつでも5%OFF
- 年に4回、ルミネ系列店舗で10%オフ
- Suicaにオートチャージできる
- 定期券購入やオートチャージではポイントが3倍貯まる(約1.5%)
- 年間利用金額に応じてルミネ商品券がもらえる
- ホテルやレジャー施設が特別料金になる「ルミネスタイル」を利用できる
- 即日発行できる
- 通常ポイント還元率は0.5%と低め
- 海外旅行保険は自動付帯だが補償額が少なくやや頼りない
- 家族カードを発行できない