楽天カードを申し込むとき、最初の選択項目が「国際ブランド」。
クレジットカードとして最も選択肢が多く、楽天カードで選べるブランドは次の4種類です。
- VISA(ビザ)
- MasterCard(マスターカード)
- JCB(ジェーシービー)
- American Express(略:アメックス)
「どのブランドが自分に合うんだろう…」と迷いますよね。
先に結論をざっくりとまとめると、楽天カードのおすすめの国際ブランドは次のとおり。
- 海外での決済力:VISA/MasterCard
- デザインの種類:MasterCard/JCB
- Apple Payを重視:MasterCard/JCB
- コストコでの利用:MasterCard
だいたいの人はMastercardを選べば問題ありませんが、異なる国際ブランドの楽天カードを2枚持つ場合は一枚めはVISAである必要があります。
楽天カード
このページでは、国際ブランド選びで失敗しないよう、楽天カード各ブランドのメリット&デメリットの比較やおすすめの選び方をまとめました。
→楽天カードのブランド変更についてはページ後半のこちら
楽天カードの国際ブランドは4種類!基本の選び方
まずは、楽天カードの国際ブランドの基本的な選び方を確認していきましょう。
楽天カード
- 節約◎
- 電子マネー
- 買い物◎
- 初めて
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
---|---|---|---|
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
- 年会費無料の高還元率カードがほしい
- 楽天市場をよく利用する
- 初めてクレジットカードを作る
- 国際ブランドを選びたい
- メリット
- デメリット
- 通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
- 年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
- 学生や主婦、フリーターでも可能性十分
- 身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
- Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
- 国際ブランドもデザインも豊富
- ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
- ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
- ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
- 所有者が多いのでステータスは低い
- 審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
- Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
- 楽天からのメルマガが多い(解除可能)
- 期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
- 楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得
ブランドはVISA・Masetercard・JCB・アメックスの4種類
冒頭でも書いたとおり、楽天カードで選択できる国際ブランドは次の4種類。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- AMEX
以前はVISA・Master・JCBの3種類でしたが、2018年9月25日にアメックスブランドでも発行できるようになりました。
これら国際ブランドは簡単に言えば「決済システムを提供している会社」のこと。楽天カードの場合は4社と提携しているため、ブランドを選べるということになります。
4種のブランドから選べるカードはかなりレア(他にはJALカードやANAカードくらい)ですが、逆にどれを選択すればいいか迷ってしまうでしょう。
そんな時は、“楽天カードが何枚目のクレジットカードなのか?”を考えると絞り込みやすいですよ!
初めてのクレジットカードならVISAかMasterCardがおすすめ
クレジットカードを1枚も持っていない、そして初めてのカードとして楽天カードを検討している。そんな人は、まずは世界中どこでも使える“VISA”か“MasterCard”がおすすめです。
VISA・MasterCard | 国内外どんなところでも利用できる |
---|---|
JCB・AMEX | 日本では問題ないが、海外では使えるところが少ない |
国際ブランド選びの最重要事項は、“使える場所が多いかどうか”。これに限ります。
VISAはシェア&加盟店数NO.1
数ある国際ブランドの中でも、中国の銀聯を除けば決済額のシェアはVISAとMasterCardが席巻しています。
(データ:THE NILSON REPORT)
加盟店数もVISA・Mastercard共に約4,720万店舗と断トツなので、国内のみならず海外旅行・出張でも何不自由なく使えるでしょう。)
最近はMastercardが強い
最近はMastercardがかなり勢いを伸ばしてきています。
- 2018年に加盟店数はVISAと並び1位に
- 海外決済手数料(為替レート)はMastercardが安い
- Apple Payで便利なのはMastercard
ちなみにCMのキャッチフレーズは「世界で最も多くの場所で使えるMastercard」ですよね。
楽天カードの場合もMastercardブランドは特にデメリットもないので、VISAよりもおすすめです。
ただし、2枚目を発行できる条件は次のとおり。
- 1枚目が楽天カード(一般)のVISAであることが前提
- 2枚目はMastercardかJCBの通常デザイン以外のみ(ディズニーデザインやYOSHIKIデザインも不可)
- 通常、ピンク、ゴールド、プレミアムを選べる
選べるデザインが少ない、Apple Payとの連携がMasterCardやJCBより劣るといったデメリットはありますが、2枚目の可能性を考えるなら一枚めはVISAにしましょう。
2枚目以降のクレジットカードなら
既に別のクレジットカードを持っており、2枚目以降のカードで楽天カードを検討している。そんな場合は持っていない国際ブランドを選ぶのがベターです。
- VISA→Mastercard
- Mastercard→VISA
- VISA・Mastercard→JCB・アメックス
- JCB・アメックス→VISA・Mastercard
例えばすでにVISAやMastercardを持っている人は、国内では問題ない決済力があり特典も豊富な「JCB」や「アメックス」でもいいでしょう。
異なる国際ブランドを補うように所有すれば、カード決済の守備範囲が広がりますよ。
日本国内だけならJCBやアメックスもOK
確かに海外では使い勝手が決して良くはないJCBですが、国内での利便性は抜群です。
日本発の国際ブランドということもあり、ほとんどのカード決済可能店舗でJCBカードを利用できます。(15〜20年前まではJCBしか使えない店も多かったですよね。)
そして、JCBとアメックスは加盟店を相互開放しているので、アメックスも日本国内では不自由なく使えるんです。
- JCB加盟店→JCB・アメックスで決済可能
- アメックス加盟店→アメックス・JCBで決済可能
まずは、楽天カードが何枚目のクレジットカードかで、国際ブランドを決めると良いでしょう。
- 初めて→VISA・Mastercard
- 2枚目以降→持っていないブランド
- 国内のみ→JCBやアメックス
さらに、細かいサービス内容を比較してブランドを選びたい人は、このまま読み進めてみてください!
楽天カードのブランド(VISA/MasterCard/JCB/アメックス)を比較!
決済可能範囲以外にも、ブランドごとに少しずつ特徴が違ってきます。
メリットやデメリットをまとめました。
楽天カードのブランド比較表 | ||||
---|---|---|---|---|
VISA | Mastercard | JCB | アメックス | |
海外での便利さ | ○ | ○ | △ | △ |
国内での便利さ | ○ | ○ | ○ | ○ |
お買い物パンダデザイン | ○ | ○ | ○ | × |
ディズニーデザイン | × | × | ○ | × |
Apple Pay | △ | ◎ | ○ | × |
コストコでの利用 | × | × | ○ | × |
デュアル発行 | ○ | × | × | × |
以降ではかなり突っ込んだところまで解説しているので、慎重にブランド選びをしたい人はじっくり読んでみてください。
楽天カード(VISA)のメリット&デメリット
世界中で使いやすく、初めての人にイチオシのVISAブランドの楽天カード。
メリット&デメリットを見ていきましょう。
- メリット:お買い物パンダデザインを選べる
- デメリット:Apple payで機能制限がある
メリット:お買い物パンダデザインを選べる
楽天カード(VISA)では、通常デザインの他に「お買い物パンダデザイン」も選べます。
今まではMastercardかJCBでしか選べなかったんですが、2019年3月18日からVISAでもOKに。
基本的な機能は通常デザインと全く同じなので、かわいいカードが欲しいならこれに決まりです。
デメリット:Apple Payで機能制限がある
楽天カード(VISA)の唯一の欠点とも言えるのが、Apple Payで使えない機能があること。
というのも、そもそもVISAブランド自体がApple Payと提携しておらず、以下のサービスには非対応なんです。
- Apple Pay上でのSuicaチャージ
- ネットショップでのApple pay支払い
ただし、QUICPayとしては使えます。(これは楽天カード株式会社のApple Payの契約の問題なので)
楽天カード(Mastercard)のメリット&デメリット
VISAに並び決済力が高く、世界中で使いやすいMastercardブランドの楽天カード。
メリット&デメリットを見ていきましょう。
- メリット:デザイン数NO.1
- メリット:Apple Payをフル機能で使える(Mastercard コンタクトレスも便利)
- デメリット:特にない
メリット:デザイン数NO.1
楽天カードの4種のブランドの中で、Mastercardはデザイン数が一番多いです。
通常デザインとお買い物パンダデザインに加えて、バルセロナや楽天、ヴィッセル神戸デザインなどを選べます。
年会費無料で保有コストがかからないため、“ファングッズ”の一つとして発行する人も多いみたいですよ。
メリット:Apple Payをフル機能で使える(Mastercard コンタクトレスも便利)
楽天カード(Mastercard)ではApple Payをフル機能で使えます。
QUICPayとしてはもちろん、ネットショッピングやSuicaチャージにも対応。
さらにApple Pay上でMastercardコンタクトレスも使えるので、海外でもiPhone一つでカード払いできます。
日本ではまだあまり普及していませんが、海外(特にオーストラリア)では主流の決済手段です。