学生ではじめてクレジットカードを作るなら失敗したくないですよね。
しかし「どんなカードが作れるの?」「具体的な作り方は?」など、わからないことは多いはず。
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このページではそんな疑問をまるっと解消していきます。
具体的には高校生を除く満18歳以上、高校を卒業してから発行可能に。
発行の可否 | 親の同意 | |
---|---|---|
高校生以下 | ☓(発行不可) | |
未成年(18,19歳) | ◯ | ◯ |
短大生 | ◯ | △ |
専門学校生 | ◯ | △ |
大学生 | ◯ | △ |
大学院生 | ◯ | ☓ |
親の同意
◯:必要
△:20歳になるまでは必要
☓:不要
アルバイトや起業ですでに稼いでいる中高生も例外なくカード発行は不可。
高校を卒業した翌月4月1日以降に作りましょう。
0.学生はカードを作る前にココをチェック!
まずはクレジットカードを作る前に前提知識から。
押さえておくといいポイントは3つあります。
- 学生が作れるカードの種類
- 失敗しないためのポイント
- カードの選び方
作れるカードの種類や選び方が分かると、あなたに合った最良の一枚を作りやすくなりますよ!
①学生でも作れるカードは多い
はじめに色んな選択肢を知りましょう。
実は学生でもいろんなカードが作れるんです。
学生OKのカード | 年会費 | カードの種類 |
---|---|---|
楽天カード | 無料 | 一般カード |
三井住友デビュープラス | 無料 | 一般カード |
学生専用ライフカード | 無料 | 学生専用 |
エポスカード | 無料 | 一般カード |
セゾンブルーアメックス | 無料 | 25歳以下無料 |
Amazon Mastercard クラシック | 無料 | 一般カード |
JALカードnavi(学生専用) | 無料 | 学生専用 |
リクルートカード | 無料 | 一般カード |
JCB CARD W | 無料 | 一般カード |
Orico Card THE POINT | 無料 | 一般カード |
しかも学生OKのカードはほとんど年会費無料。
さらに審査も通りやすいので作るハードルはけっこう低めです。
例えば楽天カードやエポスカードのような人気カードも18歳以上であれば申し込みできます。
②これで失敗しない!5つのポイント
続いてカード候補をしぼるときのコツを解説。
順番に押さえていきましょう。
- ①目的をハッキリと
- 例えば早くゴールドカードが欲しい、会員割引でお得に買物したい、旅行で使いたいなど。ここをハッキリさせておくと、あなたにとって使い勝手の良いカードを選びやすくなります。
- ②国際ブランド
- 国際ブランドはVISA、Mastercard、AMEX、JCBなどのこと。はじめてカードを作るなら国内外問わず色んなサービス・お店で使えるVISAかMastercardがおすすめです。
- ③カードデザイン
- カード会社によってカード表面(券面)のデザインが選べることも。例えば楽天カードでは常時4,5種類のデザインから選べます。
- ④将来性
- 将来的にゴールドカードやプラチナカードを持ちたいなら、信用実績をコツコツ積み上げるのが近道。上位ランクのカードがあるかもチェックしておくといいですよ。
- ⑤実は何枚も持てる
- 実はクレジットカードは何枚でも発行可能。学生でも2,3枚のカードを持っていて、メインとサブと使い分けている人もいます。
③学生はクレジットカードをこう選ぼう!
最後にカードを決めるときのおすすめ基準を解説。
1枚目と2枚目以降で考え方を変えると本当に使い勝手の良い一枚が見つかります。
1枚目 | ポイントが貯まりやすいカード |
---|---|
2枚目以降 | 自分のライフスタイルに合ったカード |
はじめてクレジットカードを作るなら、まずは無難にポイントが貯まりやすいカードを作るのが◎
カード決済に慣れてきたら、海外旅行保険付帯・よく使う店舗での割引など特定のシーンで活躍するサブカードを発行すればOKです。
しかし学生時代にカード発行しておくといくつか大きなメリットが。
- 学生が使う範囲でも十分ポイントが貯まる
- 飲食店や映画館などで割引
- お金の使い方を勉強できる
- 信用情報を積める
利便性のみならず、将来「学生の頃にクレジットカードを作っておいてよかった!」と思えるようなメリットがありますよ。
1〜6.学生のクレジットカードの作り方の流れ
作りたいクレジットカードが決まったら、あとは申し込むだけ。
流れは大きく分けると申し込み(1,2)→審査(3,4,5)→発行(6)の3ステップです。
- 申し込みに必要なものを準備
- オンライン申し込み(5~10分)
- 審査(最短即日完了)
- 本人確認の電話(基本ない)
- 審査結果がメールで届く
- 自宅にカード到着(1週間程度)
申し込みはフォームにそって情報を入力するだけ。10分もかからずできますよ。
また審査以降は結果・発行を待つだけでOKです。
1.申し込みに必要なものを準備
まずはカード申し込みに必要なもの準備しましょう。
一般的には次の3点があればOK。(※未成年はプラス親の同意も)
- 本人確認書類(不要なことも)
- 本人名義の銀行口座
- 銀行口座の印鑑(不要なことも)
あらかじめ手元にそろえておけばスムーズに手続きできますよ。
①本人確認書類
本人確認書類は以下のように顔写真付きのものが必要。(ただし学生証は不可)
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
どれも持っていない場合は健康保険証や住民票の写しでもOKです。(プラスで公共料金の領収書などが必要になります)
また提出方法はカード会社によって異なるので柔軟に対応しましょう。
- コピーを郵送
- スキャンしてネット上で提出
- スマホで撮影してアップロード
- カード受け取り時に配達員に提示
銀行がすでに本人確認を行なっているから必要ない、という理由みたいです。
②本人名義の銀行口座
続いて必要なのはあなたの名前で作った銀行口座。(他人名義の口座は原則不可)
カード利用料の引き落とし先として登録します。
ただ今後なにかと自分の口座は必要になるので、ない人はこの機会に作っておくといいですよ。
最近はネット上で簡単に口座開設できる「ネットバンク」もあります。
③銀行口座の印鑑
最後に必要なのは口座開設したときに登録した印鑑。
ただ最近は印鑑不要のカードが増えているので、一応覚えておくくらいでOKです。
(例えば楽天カード、エポスカード、セゾンカードは不要)
2.オンライン申し込み
必要なものが準備できたら、さっそく申し込みましょう。
今はどのカードもオンライン申し込みが可能。
スマホから簡単に手続きできます。
具体的な申し込み場所など、くわしい情報は記事後半のQ&A「即日発行できるカードは?」で解説しています。
親の同意確認もこのタイミング
未成年の申し込みは親の同意が必要でしたね。
そして「ちゃんと承諾をもらったか?」の確認は、申し込み後の早い段階で”書類“または”電話“で実施されます。(カード会社によって異なる)
書類 | ・「同意確認書類」が届く(もしくは公式サイトからダウンロード) ・親にサイン・印鑑をもらってカード会社に返送 |
---|---|
電話 | ・同意確認の電話がかかってくるので、親に出てもらえればOK ・基本的には「お子さんのカード申し込みを承諾してますか?」の確認 |
ただそれでは利用代金の踏み倒しがあったとき、カード会社だけが損しますよね。
契約破棄をされないために親の同意確認をおこなっているわけです。
3.審査(学生には甘い)
申し込みを完了するとカード会社の審査が入ります。(学生でも社会人でも一律実施)
ただ学生はカード会社的には属性が良い方で、審査に通りやすい傾向が。(むしろ落ちる方がめずらしいかも)
学生は親の後ろ盾(最悪支払いを肩代わりしてくる存在)があり、カード会社にとっても将来の優良顧客。
そのためフリーランスやアルバイトよりもよっぽど審査に通りやすいです。