年収1800万円の手取り額や所得税・住民税・社会保険料、期待できる生活レベルについて徹底解説します。また、年収1800万円は日本人の上位何%に該当するのか?人口に占める割合(男性・女性別)や難易度についても解説しています。
年収1800万円の手取りは年間約1189万円(手取り月収 約99万円)
年収1800万円の年間の手取り額は約1189万円、ひと月あたりの手取り額は約99万円です。
額面の年収(1800万円)と手取り額(約1189万円)の差額(約611万円)には以下のような税金・社会保険料等が含まれています。
▼ 条件を指定して手取り額を計算できます
項目 |
年収 |
月収 |
比率 |
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額面収入 |
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健康保険 |
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厚生年金 |
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介護保険 |
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雇用保険 |
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所得税 |
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住民税 |
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手取り額 |
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2023年最新版 年収と手取りの対応表
年収 | 手取り(年額) | 手取り(月額) |
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年収300万円 | 237万円 | 20万円 |
年収400万円 | 314万円 | 26万円 |
年収500万円 | 389万円 | 32万円 |
年収600万円 | 460万円 | 38万円 |
年収700万円 | 527万円 | 44万円 |
年収800万円 | 591万円 | 49万円 |
年収900万円 | 659万円 | 55万円 |
年収1000万円 | 726万円 | 61万円 |
年収1100万円 | 790万円 | 66万円 |
年収1200万円 | 855万円 | 71万円 |
年収1300万円 | 916万円 | 76万円 |
年収1400万円 | 970万円 | 81万円 |
年収1500万円 | 1023万円 | 85万円 |
年収1800万円 | 1189万円 | 99万円 |
年収2000万円 | 1302万円 | 109万円 |
年収と手取りの関係
給料明細を受け取ったときに「去年から給料がほとんど増えていないけど大丈夫?」「このまま働き続けたら生涯年収はいくらになるの?」「今の年収は仕事内容に見合っているの?」と考えたことはありませんか。
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年収1800万円はどれくらいすごい?(男性・女性・年代別)
【日本の平均年収との比較】年収1800万円は日本の平均年収より高い
国税庁の民間給与実態統計調査によると、日本人の平均年収は443万円となっており、年収1800万円は日本の平均年収より4倍以上高い水準です。
また、男性の平均年収は545万円・女性の平均年収は302万円となっており、年収1800万円は男女ともに平均年収よりも大幅に高い水準だと言えます。
年齢 | 平均年収 (男女計) | 平均年収 (男性) | 平均月収 (女性) |
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~19歳 | 133万円 | 152万円 | 113万円 |
20~24歳 | 269万円 | 287万円 | 249万円 |
25~29歳 | 371万円 | 404万円 | 328万円 |
30~34歳 | 413万円 | 472万円 | 322万円 |
35~39歳 | 449万円 | 533万円 | 321万円 |
40~44歳 | 480万円 | 584万円 | 324万円 |
45~49歳 | 504万円 | 630万円 | 328万円 |
50~54歳 | 520万円 | 664万円 | 328万円 |
55~59歳 | 529万円 | 687万円 | 316万円 |
60~64歳 | 423万円 | 537万円 | 262万円 |
65~69歳 | 338万円 | 423万円 | 216万円 |
70歳~ | 300万円 | 369万円 | 210万円 |
全体平均 | 443万円 | 545万円 | 302万円 |
年代別平均年収(出典: 国税庁民間給与実態統計調査)
【人口割合】年収1800万円の人は上位何%?何人に1人?
国税庁の民間給与実態統計調査のデータによると、年収1500万円~2000万円の給与所得者数は全体の0.8%となっています。
また、年収1500万円の人は上位1.4%、年収2000万円の人は上位0.6%であることから、年収1800万円の人は上位1%程度(約100人に1人)と推定されます。
年収帯 | 人口割合 (男女計) | 人口割合 (男性) | 人口割合 (女性) |
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100万円以下 | 8.1% | 3.5% | 14.3% |
100万円~200万円 | 13.3% | 6.7% | 22.5% |
200万円~300万円 | 14.8% 上位78.6% | 10.5% 上位89.8% | 20.9% 上位63.2% |
300万円~400万円 | 17.4% 上位63.8% | 16.9% 上位79.3% | 18.0% 上位42.3% |
400万円~500万円 | 15.0% 上位46.4% | 17.5% 上位62.4% | 11.4% 上位24.3% |
500万円~600万円 | 10.5% 上位31.5% | 13.8% 上位44.9% | 5.9% 上位12.9% |
600万円~700万円 | 6.7% 上位21.0% | 9.4% 上位31.1% | 3.0% 上位7.0% |
700万円~800万円 | 4.6% 上位14.3% | 6.8% 上位21.7% | 1.7% 上位4.1% |
800万円~900万円 | 2.9% 上位9.7% | 4.4% 上位14.9% | 0.8% 上位2.4% |
900万円~1000万円 | 1.9% 上位6.8% | 3.0% 上位10.6% | 0.4% 上位1.6% |
1000万円~1500万円 | 3.5% 上位4.9% | 5.4% 上位7.6% | 0.8% 上位1.2% |
1500万円~2000万円 | 0.8% 上位1.4% | 1.3% 上位2.2% | 0.2% 上位0.3% |
2000万円~2500万円 | 0.3% 上位0.6% | 0.4% 上位0.9% | 0.1% 上位0.1% |
2500万円~ | 0.3% | 0.5% | 0.1% |
2023年10月最新版 給与階級別構成比(出典: 国税庁)
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年収1800万円の生活レベルは?複数パターンの生活水準をシミュレーション
年収1800万円の人の生活レベルはどの程度でしょうか?一概に「年収1800万円」と言っても、家族構成や住む場所などによって実際の生活レベルは大きく変わります。
以下では、いくつかのパターンに分けて年収1800万円の人の生活レベルをシミュレーションしていきます。
独身実家暮らし年収1800万円の生活レベル
独身実家暮らしで年収1800万円の場合、家賃や水道光熱費がかからないため自分で自由に使える額が非常に多くなります。
一例として以下の表のような生活を送った場合、毎月の出費の合計は20万円程度となります。
項目 | 金額(月額) |
---|
家賃 | – |
水道光熱費 | – |
通信費 | 1万円 |
食費 | 6万円 |
交際費 | 10万円 |
教育費 | – |
雑費 | 3万円 |
合計 | 20万円 |
独身実家暮らし年収1800万円の生活レベル年収1800万円の人の手取り月収は約99万円であるため、これらの出費に加えて実家に毎月数万円のお金を入れたとしても、十分な額が残ります。
残ったお金は趣味や遊びに使うこともできますし、将来に備えて貯金や投資に回すという選択肢もあります。
独身1人暮らし年収1800万円の生活レベル
独身1人暮らしで年収1800万円の場合、住む家の家賃や外食の頻度などによって毎月の支出額が異なります。
一例として以下の表のような生活を送った場合、毎月の出費の合計は40万円程度となります。
項目 | 金額(月額) |
---|
家賃 | 20万円 |
水道光熱費 | 2万円 |
通信費 | 2万円 |
食費 | 10万円 |
交際費 | 3万円 |
教育費 | – |
雑費 | 3万円 |
合計 | 40万円 |
独身1人暮らし年収1800万円の生活レベル年収1800万円の人の手取り月収は約99万円であるため、上記のような生活を送った場合、毎月の支出額40万円との差分で毎月59万円程度の余裕があります。
【既婚2人暮らし】年収1800万円の生活レベル
既婚2人暮らしで年収1800万円の場合、住む家の家賃や外食の頻度などによって毎月の支出額が異なります。
一例として以下の表のような生活を送った場合、毎月の出費の合計は45万円程度となります。
項目 | 金額(月額) |
---|
家賃 | 25万円 |
水道光熱費 | 3万円 |
通信費 | 2万円 |
食費 | 20万円 |
交際費 | 5万円 |
教育費 | – |
雑費 | 5万円 |
合計 | 60万円 |
既婚2人暮らし年収1800万円の生活レベル年収1800万円の人の手取り月収は約99万円であるため、上記のような生活を送った場合、毎月の支出額99万円との差分で毎月39万円程度の余裕があります。
既婚で子どもが1人いる年収1800万円の生活レベル
既婚で子どもが1人いる年収1800万円の場合、住む家の家賃や教育費、外食の頻度などによって毎月の支出額が異なります。
一例として以下の表のような生活を送った場合、毎月の出費の合計は60万円程度となります。
項目 | 金額(月額) |
---|
家賃 | 30万円 |
水道光熱費 | 3万円 |
通信費 | 2万円 |
食費 | 20万円 |
交際費 | 5万円 |
教育費 | 10万円 |
雑費 | 5万円 |
合計 | 75万円 |
既婚で子どもが1人いる年収1800万円の生活レベル年収1800万円の人の手取り月収は約99万円であるため、上記のような生活を送った場合、毎月の支出額75万円との差分で毎月24万円程度の余裕があります。
年収1800万円は勝ち組?できること・できないこと
年収1800万円の人ができること・できないことについて、分野別にご紹介します。
【貯金】年収1800万円の人はどれくらい貯金ができる?
年収1800万円の人が貯金できる額は、その人の家族構成や生活水準によって大きく異なります。
独身実家暮らしの場合、切り詰めると毎月の出費を10万円以下に抑えることも可能です。年収1800万円の人の毎月の手取り額は約99万円なので、毎月90万円ほどを貯金や投資に回すことも可能です。
一方、結婚して2人暮らしの場合や子どもが複数人いる場合は、手取り額の大半が毎月の生活費に充てられてしまうため、貯金できる額は比較的少なくなります。
【賃貸】年収1800万円の人はどれくらいの家賃の家を借りられる?
年収1800万円の人が賃貸で借りることのできる家の家賃は、勤務先の信用力や勤続年数などによって異なります。
一般的に不動産業者がおすすめする家賃額は手取りの1/3程度と言われており、年収1800万円で毎月の手取り額が99万円の場合の家賃は33万円になります。
また、勤務先の福利厚生としての家賃補助や社宅制度がある方は、毎月の支出の削減に大きく寄与する可能性が高いため、是非積極的に活用してみてください。
【結婚】年収1800万円の人は結婚できる?
年収1800万円の人は結婚してパートナーを養うことも十分に可能です。2人暮らしであれば特段節約を意識しなくても十分に暮らすことができます。
ただし、将来的に子どもが欲しい場合や、両親の介護等にお金が必要な場合、老後資金のための投資をしたい場合は、お互いの収入や貯金をもとに計画的な節約・貯金をすることをおすすめします。
【子育て】年収1800万円の人は子育てができる?
年収1800万円の人は子育てをすることも十分に可能です。ただし、3人以上の子どもが欲しい場合は生活を圧迫する可能性があります。
教育費は通う学校の種類(私立・国公立)や自治体の支援制度によって大きく変わる可能性があります。
【マイホーム】年収1800万円の人はマイホームを購入できる?
年収1800万円であれば、住宅ローンを活用することでマイホームを購入できます。
住宅ローンの目安は世帯年収の5~7倍程度と言われているため、9000万円~1.3億円程度の住宅ローンであれば、無理のない範囲で毎月の元本返済や金利の支払いをすることができるでしょう。
【車】年収1800万円の人はマイカーを購入できる?
年収1800万円の人が自家用車(マイカー)を購入することは十分可能です。
車の購入予算として、一般的には年収の半分程度が妥当であると言われています。年収1800万円の場合、車の購入予算の目安は900万円程度です。
年収1800万円の場合の税金・社会保険料
【所得税】年収1800万円の所得税は年間約306万円(ひと月あたり約25万円)
年収1800万円の場合の所得税は年間約306万円、ひと月あたり約25万円の負担となります。
日本の所得税は「累進課税」と呼ばれ、年収が高くなればなるほど税率が高くなる仕組みになっています。具体的には以下のテーブルに沿って所