日本を代表する重工企業の三菱重工業。本記事では就職・転職人気の高い三菱重工業の年収について徹底解説します。
なお、三菱重工への転職方法に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
本記事のポイント
下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。
三菱重工業は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2023年3月期における三菱重工業の平均年収は919万円となっています。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
|---|---|---|---|
| 2023年3月期 | 919万円 | 42.1歳 | 21,634人 |
| 2022年3月期 | 864万円 | 41.6歳 | 22,755人 |
| 2021年3月期 | 860万円 | 41.3歳 | 14,553人 |
| 2020年3月期 | 868万円 | 40.7歳 | 14,501人 |
| 2019年3月期 | 848万円 | 40.1歳 | 14,534人 |
| 2018年3月期 | 845万円 | 39.5歳 | 14,717人 |
三菱重工業における役職別の年収は下記の通りとなっています。
| 役職 | 年次 | 年収 |
|---|---|---|
| 事技（1級～5級） | 1-10年目 | 300-700万円 |
| 主任 | 11-14年目 | 750-900万円 |
| 上席主任 | 15-17年目 | 900-1,000万円 |
| 主席（課長クラス） | 17年目以降 | 1,000-1,200万円 |
| 主幹（次長・部長クラス） | 評価次第 | 1,200-1,500万円 |
中途で三菱重工業に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なる場合が少なくありません。
中途で入社した場合の年収について知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが一番の近道です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
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三菱重工業株式会社（通称「三菱重工」「MHI」）は、日本を代表する製造業企業の1つです。川崎重工業・IHIとともに日本の三大重工業と呼ばれ、3社の中で最も大きな事業規模を誇ります。
また、三菱UFJ銀行・三菱商事とともに三菱グループの「御三家」と呼ばれ、日本の経済界において大きな影響力を有しています。
三菱重工の事業内容は、エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙など多岐にわたります。
| エナジー | ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント（GTCC）、スチームパワー（バイオマスなど）、原子力発電機 |
| プラント・インフラ | エンジニアリング、製鉄機械、機械システム、商船 |
| 物流・冷熱・ドライブシステム | 物流機器、エンジン、冷熱 |
| 航空・防衛・宇宙 | 防衛関連、小型旅客機、宇宙関連事業、民間航空機 |
| 会社名 | 三菱重工業株式会社 |
| 英語名 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. |
| 設立 | 1950年1月 |
| 創立 | 1884年7月 |
| 本社所在地 | （丸の内本社） 〒100-8332 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 （横浜本社） 〒220-8401 神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番1号 |
| 事業内容 | エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙 |
三菱重工は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2023年3月期における三菱重工の平均年収は919万円となっています。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
|---|---|---|---|
| 2023年3月期 | 919万円 | 42.1歳 | 21,634人 |
| 2022年3月期 | 864万円 | 41.6歳 | 22,755人 |
| 2021年3月期 | 860万円 | 41.3歳 | 14,553人 |
| 2020年3月期 | 868万円 | 40.7歳 | 14,501人 |
| 2019年3月期 | 848万円 | 40.1歳 | 14,534人 |
| 2018年3月期 | 845万円 | 39.5歳 | 14,717人 |
国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、三菱重工の平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。
また、dodaが公表している業種別平均年収ランキングによると、メーカーの平均年収は453万円となっており、三菱重工の平均年収はメーカー全体の平均年収よりも高い水準になっています。
三菱重工業の年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。
三菱重工業の年収＝ 基本給 + 残業代 + 賞与（年2回）
三菱重工業では「事技（1級～5級）」「主任」「上席主任」「主席（課長クラス）」「主幹（次長・部長クラス）」という順番で昇進していきます。
| 役職 | 年次 |
|---|---|
| 事技（1級～5級） | 1-10年目 |
| 主任 | 11-14年目 |
| 上席主任 | 15-17年目 |
| 主席（課長クラス） | 17年目以降 |
| 主幹（次長・部長クラス） | 評価次第 |
三菱重工業では事技の間は横並びで昇進していき、基本的に全員が主席まで承認することができます。また、主席以降は管理職扱いとなるため、残業代30時間分はみなし残業代として基本給に包含されるという形式となっています。三菱重工業における役職別の年収は下記の通りです。
| 役職 | 年次 | 年収 |
|---|---|---|
| 事技（1級～5級） | 1-10年目 | 300-700万円 |
| 主任 | 11-14年目 | 750-900万円 |
| 上席主任 | 15-17年目 | 900-1,000万円 |
| 主席（課長クラス） | 17年目以降 | 1,000-1,200万円 |
| 主幹（次長・部長クラス） | 評価次第 | 1,200-1,500万円 |
昇給が行われるのは年に1回となっており、評価によって毎年一定額の昇給があります。
三菱重工業では、事技まではほぼ横並びで、主席までの昇進はほぼ全員が昇格こそ可能なものの、昇進スピードに差が生まれます。昇進スピードの差はあれど基本的にほぼ全員が主席に昇進、年収1,000万円に到達しますが、それ以上を目指す場合は更に良い評価を残す必要があります。
三菱重工業では2023年に、労働組合が要求していた基本給の底上げを受け入れました。賞与は基準を基本給の5.9か月分としています。
三菱重工業は１５日、労働組合が要求していた基本給を底上げするベースアップ（ベア）に相当する月１万４千円の賃金改善について、満額回答した。満額回答は４９年ぶり。年間一時金は組合要求６・０カ月分に対し、５・９カ月分で回答した。
三菱重工が満額回答 ベア1万4000円 2023/3/15
三菱重工業においてボーナスは年に2回支給されます。賞与は5-6か月分程度の支給となっています。
評価制度としては、半期ごとにチャレンジすることを3-5件登録のうえ四半期ごとに目標の進捗度合いを確認し、賞与が決定するという形式となっています。
上司による評価の占める割合が大きく、最終的には年功序列になりやすいというのが実情な模様です。また、最終的な評価をフィードバックされるわけではなく、賞与の額でおよその評価を判断するという形となっています。
三菱重工業の社員口コミ
20代男性
若手の間は賞与で差がつきづらい。目標の達成度合いを上司と確認しながら評価が決まるという形となっているが、結局は年功序列が適用され、年収がとびぬけて高くなるということは起きづらい。
JTの転職難易度は非常に高いというのは間違いありません。『doda』が発表している「転職人気企業ランキング2023＜総合＞」を参考にすると、全体で70位となっています。
外資系などを含めた全社のランキングなので、三菱重工業の転職難易度は十分に高いと言えます。
転職市場で人気が高いJTですが、近年では中途採用の人数を増やしています。20代や第二新卒での転職実績もあるため、正しい選考対策を行うことで三菱重工業に転職することは十分に可能だと言えます。
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三菱重工業は転職市場で非常に人気の高い企業ですが、前職での実績や選考対策次第で十分に転職できる可能性があります。
中途で三菱重工業に転職するためには、高年収企業・難関企業への転職に強い転職エージェントを活用することが重要です。
転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。
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ビズリーチは定期的にログインし続けているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。転職活動を始める前からアカウントを作成しておいて毎月1回程度ログインしておくことで、将来的に転職活動を始める際に有利になるのでおすすめです。
【参考】ビズリーチの評判・口コミと活用方法
大手メーカー・難関企業への転職に強い
おすすめ転職エージェント
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