NTTドコモの年収について、社員へのインタビューをもとに徹底的に解説します。年収が低いと言われる実態や役職別年収、ボーナス・評価制度の仕組みまで網羅的に解説しています。
- NTTドコモの年収は?
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NTTドコモは2020年12月まで株式を上場していたため、有価証券報告書の中で社員の平均年収を開示しています。
2020年3月期の有価証券報告書によると、NTTドコモの平均年収は870万円(平均年齢40.1歳)となっています。
また、過去5年間の平均年収と平均年齢の推移は以下の表の通りです。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
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2020年3月期 | 870万円 | 40.1歳 |
2019年3月期 | 872万円 | 40.2歳 |
2018年3月期 | 873万円 | 40.2歳 |
2017年3月期 | 873万円 | 40.0歳 |
2016年3月期 | 864万円 | 39.7歳 |
NTTドコモの平均年収と平均年齢の推移(出典:同社IR)
- NTTドコモの総合職の年収テーブルは?
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なお、2022年10月から新人事制度が適用され、個人の専門性や能力を反映した「グレード」によって年収が変わる仕組みになりました。
グレード別の年収イメージは以下の表の通りです。
なお、新卒入社の場合、博士卒以外はG6グレードから始まり、博士卒の場合はG4からスタートします。
グレード | 年収 | 年次 |
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G6 | 350~450万円 | 1~2年目 |
G5 | 400~500万円 | 2~4年目 |
G4 | 450~550万円 | 3~6年目 |
G3 | 550~700万円 | 5~10年目 |
G2 | 700~1,000万円 | 10~15年目 |
G1 | 950~1,100万円 | 15年目~ |
NTTドコモのグレード別年収テーブル
- 中途でNTTドコモに転職した場合の年収は?
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中途でNTTドコモに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なる場合が少なくありません。
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NTTドコモの平均年収は約870万円(平均年齢40.1歳)
NTTドコモは2020年12月まで株式を上場していたため、有価証券報告書の中で社員の平均年収を開示しています。
2020年12月、親会社であるNTT(日本電信電話)によるTOBによりNTTドコモは上場廃止となりました
2020年3月期の有価証券報告書によると、NTTドコモの平均年収は870万円(平均年齢40.1歳)となっています。また、過去5年間の平均年収と平均年齢の推移は以下の表の通りです。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|
2020年3月期 | 870万円 | 40.1歳 |
2019年3月期 | 872万円 | 40.2歳 |
2018年3月期 | 873万円 | 40.2歳 |
2017年3月期 | 873万円 | 40.0歳 |
2016年3月期 | 864万円 | 39.7歳 |
NTTドコモの平均年収と平均年齢の推移(出典:同社IR)国税庁が公表しているデータによると日本人の平均年収は461万円となっており、NTTドコモの平均年収は十分に高い水準だと言えます。
また、dodaが公表している業種別平均年収ランキングによると、IT/通信業界の平均年収は436万円となっており、NTTドコモの平均年収は業界全体の平均年収よりも高い水準になっています。
NTTドコモの年収は低い?同業の年収ランキング
高年収で知られるNTTドコモですが、同じく通信事業を営む大手企業と比べると年収が低いという指摘があります。実際に「NTT」「KDDI」「ソフトバンク」と平均年収を比較した表は以下の通りです。
企業 | 平均年収 | 出典 |
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NTT | 971万円 | 2023年3月期有価証券報告書 |
KDDI | 943万円 | 2023年3月期有価証券報告書 |
NTTドコモ | 870万円 | 2020年3月期有価証券報告書 |
ソフトバンク | 804万円 | 2023年3月期有価証券報告書 |
NTTドコモと競合他社の平均年収の比較NTTドコモの役職・グレード別年収テーブル(総合職の場合)
NTTドコモでは役職に応じて年収レンジが決まります。2022年9月まで運用されていた人事制度における役職別年収テーブルは以下の通りです。
役職 | 年収 | 年次 |
---|
一般2級 | 400~500万円 | 1~5年目 |
一般1級 | 500~600万円 | 4~10年目 |
エキスパート3級 | 600~700万円 | 8~12年目 |
エキスパート2級 | 850~1,000万円 | 12~20年目 |
エキスパート1級 | 1,000~1,200万円 | 20年目~ |
NTTドコモの役職別年収テーブルなお、2022年10月から新人事制度が適用され、個人の専門性や能力を反映した「グレード」によって年収が変わる仕組みになりました。グレード別の年収イメージは以下の表の通りです。
新卒入社の場合、博士卒以外はG6グレードから始まり、博士卒の場合はG4からスタートします。
グレード | 年収 | 年次 |
---|
G6 | 350~450万円 | 1~2年目 |
G5 | 400~500万円 | 2~4年目 |
G4 | 450~550万円 | 3~6年目 |
G3 | 550~700万円 | 5~10年目 |
G2 | 700~1,000万円 | 10~15年目 |
G1 | 950~1,100万円 | 15年目~ |
NTTドコモのグレード別年収テーブル大手IT企業・難関企業への転職に強い
おすすめ転職エージェント
★ ビズリーチ
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第二新卒でも転職できる?
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NTTドコモのボーナス・賞与
NTTドコモのボーナスは年2回、6月と12月に支給されます。1回あたりの支給額は基本給の2.5か月分程度を基本とし、業績が良い場合は加算されます。
賞与額は評価によって変わる仕組みになっているが、変化幅が数十万円程度と小さすぎて正直モチベーションにはならない。
NTTドコモの評価制度・人事制度
NTTドコモでは「業績評価」と「総合評価」という2種類の評価制度があります。
業績評価は1から5の5段階で評価され、半期に1回のボーナスの額に影響します。総合評価はAからDの4段階で評価され、年に1度の昇進に影響を与えます。
入社して最初の5年間で「出世コース」に入らないとその後のキャリアでアップサイドは見込めません。東大法学部などの高学歴な同期が出世コースに乗り、その他の社員はよほどの好成績を出さない限りは可もなく不可もない評価が付きます。
NTTドコモの転職難易度は?未経験だと転職は難しい?
NTTドコモの転職難易度は非常に高いというのは間違いありません。『doda』が発表している「転職人気企業ランキング2023<総合>」を参考にすると、全体で29位となっています。
日系・外資系を含む全社のランキングなので、NTTドコモの転職難易度は十分に高いと言えます。
転職市場で人気が高いNTTドコモですが、近年では中途採用を積極的に行っています。また、20代で業界未経験の方の転職事例もあり、対策次第では十分に転職可能な会社だと言えます。
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