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[ETS2] 郷土料理巡りのまとめ 2丁目

 
Youtube旨味ストリートゲーム部門のETS2ドライブ動画では、毎回配達先エリアの郷土料理を紹介しています。しかし動画内だと字幕で軽く触れる位しかできませんので、こちらでもう少し詳しく紹介していきます。

今回はこちらの5動画内に登場する5つの郷土料理をお送りします。

※Youtubeに飛びます
[ETS2]一丁前に配送するだけのお仕事#5[おとうふExp]
[ETS2]一丁前に配送するだけのお仕事#6[おとうふExp]
[ETS2]一丁前に配送するだけのお仕事#7[おとうふExp]
[ETS2]一丁前に配送するだけのお仕事#8[おとうふExp]
[ETS2]一丁前に配送するだけのお仕事#9[おとうふExp]


フランス/クレルモン=フェラン(Clermont-Ferrand)
トリュファード(Truffade)
ガチョウ脂を使ったポテト・パンケーキ

クレルモン
=フェランを含むオーヴェルニュ地方の郷土料理です。見た目はポテトグラタンのように見えますがポテト・パンケーキの一種になります。材料はポテトを主役に、チーズ、塩コショウ、そしてガチョウの脂を使います。

作り方は皮をむいてスライスしたポテトを、ガチョウの脂でじっくりと柔らかくなるまで加熱し、塩コショウを加えます。その後チーズ(グリュイエールやトム・フレーシュ※)を細切りにしたものとよく混ぜ合わせます。鍋のままゆっくりと火にかけてチーズを溶かし混ぜるか、あるいはフライパンでパンケーキ状にこんがりと焼いてできあがり。伝統的なものには含まれませんが、ニンニクやラードン※を加えるバージョンもあります。

※グリュイエール(
Gruyere):5~12か月熟成させた硬いチーズ
※トム・フレーシュ(tome fraîche):熟成浅めの無塩チーズ
※ラードン(lardons):細切りベーコン

現地ではトリュファードは肉料理の付け合わせに食べられているとのことです。ポテトとチーズとベーコンって組み合わせはまちがいなくおいしいですもんね。個人的には肉の付け合わせというより、これにパンを付け合わせて食べたいです。

(参照元)
https://en.wikipedia.org/wiki/Truffade
https://www.tasteatlas.com/truffade
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%BA
https://en.wikipedia.org/wiki/Lardon
https://www.papillesetpupilles.fr/2022/01/truffade-la-delicieuse-recette-auvergnate.html/
https://www.regal.fr/recettes/plats/truffade-pommes-de-terre-a-la-tomme-14215




フランス/トゥールーズ(Toulouse)
カスレー(Cassoulet)
白インゲン豆と肉の煮込み
フランス南西部の街トゥールーズの郷土料理で豆と肉を使った煮込み料理です。材料にはカネリーニ豆(白インゲン豆)、肉類には豚肉ソーセージやガチョウ肉・アヒル肉のコンフィ※が使われます。これに玉ねぎ、トマト、にんにくなどを加えてオーブンで焼きながら煮込み、表面にパン粉をぎっしりと敷き詰めてさらに焼き上げます。伝統的なものだと、煮込んで冷やしてを数日繰り返すのが理想となります。そうすると豆が肉類の旨味を吸収して美味しくなるそうです。こちらトゥールーズはフォアグラの名産地であるためガチョウのコンフィが使われます。また、カスレーという料理名は調理に使われる深めの鍋カソール(cassole)が由来となっています。

[※コンフィ:wikipediaより要約]
コンフィとは風味と保存性を良くするための調理法のことで、主に肉類や果物に用いられます。今回のカスレーに使われる肉のコンフィとは、塩とハーブで味付けした肉を油脂の中に浸し、低い温度でじっくり加熱調理し、そのまま冷やして凝固させたまま保存したものです。また、果物のコンフィとは果物の砂糖漬けのことを指します。

これがガチョウのコンフィ(confit d'oie:コンフィ・ドワ)です。
余談ですが、以前に食べた輸入レトルト食品で、ブラジル料理のインゲン豆と肉の煮込み(フェイジョアーダ・コンプレッタとフェイジョン・プロンチンニョ)がありまして、見た目と材料からしてカスレーってそれと似た料理なのかな?と思いました。お米とも割と合う料理です。


過去記事
2018/11/18 フェイジョアーダ・コンプレッタを食べた記事
https://umamistreet.blog.fc2.com/blog-entry-6025.html
2019/05/15 フェイジョン・プロンチンニョ
を食べた記事
https://umamistreet.blog.fc2.com/blog-entry-6311.html


(参照元)
https://en.wikipedia.org/wiki/Confit
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%AC
https://www.ladepeche.fr/article/2016/01/21/2260166-le-cassoulet-star-internationale.html
https://www.cuisineaz.com/recettes/confit-d-oie-40876.aspx




フランス/モンペリエ(Montpellier)
クラッパサード(Clapassade)
リコリス風味のラム煮込み

モンペリエ含むラングドック=ルシヨン地方の郷土料理です。ラムの煮込み料理で8時間じっくり煮込んで作ります。
材料は骨付きラム・はちみつ、オリーブ、スターアニス(八角)、さらにこの地域で作られた白ワインを使います。他にはニンジン、パースニップ※、タイムを加えたり、仕上げにライム皮のすりおろしをトッピングする場合もあります。はちみつやスターアニスを加える為、甘味とリコリス風味のある仕上がりとなります。一見クセが強めの料理なのかな?と感じますが、中華料理の豚角煮なんかでも八角入れると美味しいですもんね。一回食べてみたいなと思いました。

※パースニップ:ニンジンに似た白い根菜で甘みが強い


(参照元)
https://www.tasteatlas.com/clapassade
http://10minutefrenchcooking.blogspot.com/2010/11/lamb-neck-collier-dagneau-la-clapassade.html




フランス/ニース(Nice)
サラド・ニースワーズ(Salade Niçoise)
ニース風サラダ
地中海沿岸の街ニースの有名な郷土料理で、字の通りにニース風サラダという意味になります。具はゆでたポテト・トマト・アンチョビ・オリーブ・ケッパー・インゲンなどを、ドレッシングはヴィネグレット※を使います。本場ニースでは具材についての論争があるそうで、例えばゆでたポテトとインゲンを使うレシピは伝統と違うから認めない、というものが代表的です。詳細は以下の通り。

[サラダの具材についてwikipediaより要約]
19世紀後半に確認されているサラド・ニースワーズの初期バージョンは、トマト、アンチョビ、オリーブオイルという基本的な組み合わせで「貧しい人々の為のシンプルな料理」と呼ばれていました。時が経つにつれ、様々な具材を使用するバージョンが生まれていきました。例えばツナ、ポテト、インゲン、レタス、きのこ、パプリカ、アーティチョーク、エシャロット、茹で卵などです。
現代のサラド・ニースワーズに定番の具となっているゆでポテトとインゲンですが、このレシピを考案したのは、近代フランス料理の父と呼ばれているフランス人シェフ、ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ氏(1846~1935、Georges Auguste Escoffier)でした。現地の伝統を守る派からすると、このレシピは伝統から外れており認められないとのことですが、当然それに反発する派もいるようです。

※ヴィネグレット(vinaigrette):酢・油・塩コショウで作る基本ドレッシング

(参照元)
https://en.wikipedia.org/wiki/Salade_ni%C3%A7oise
https://www.john-west.co.uk/recipes/tuna-nicoise-salad/




イタリア/パルマ(Parma)
プンタ・ディ・ペットー・アラ・パルミジャーナ(Punta di petto alla parmigiana)
仔牛肉とチーズの詰め物


イタリアのパルマで有名な食べ物で代表的なものには熟成チーズのパルミジャーノ・レッジャーノと生ハムのプロシュット・ディ・パルマがありますが、郷土料理の方では、プンタ・ディ・ペットー・アラ・パルミジャーナという仔牛の肉(ヴィール)が主役の詰めもの料理があります。この料理がまた…レシピを調べようと思っても情報があんまりないんですよね・・・一般のイタリア人マンマが公開してたレシピがでてきたり。なので調べられた範囲で紹介します。

中に詰まっている黄色いタネは、仔牛肉・玉ねぎ、セロリ、卵、牛乳、バター、パセリ、パン粉、ナツメグ、すりおろしたパルミジャーノ-レッジャーノ、塩、黒胡椒を混ぜ合わせて作ったもので、仔牛のムネ肉にナイフで穴をあけて詰めてあります。詰めた後は針と糸で縫い合わて1~2時間焼くか、煮込む…もしくは焼いてから煮込みます(レシピによる)。できあがったら冷やしてスライスしてお皿に盛り付け、サイドにローストポテトやマッシュポテトを添えます。

(参照元)
https://www.tasteatlas.com/punta-di-petto-alla-parmigiana
https://www.salumeriagaribaldi.com/shop/punta-al-forno-alla-parmigiana/





旨味ストリートゲーム部門Youtubeより
EuroTruckSimulator2(一丁前に配送するだけのお仕事)シリーズはこちら。トラック運転+郷土料理紹介(字幕のみ)の動画です。よかったら見てね!





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