au PAYカードはauフィナンシャルサービスが展開しているクレジットカードです。
au PAYカードはPontaポイント1%の高還元やau PAYとの連携、auの携帯電話料金のポイント還元などauユーザーにお得な特典が満載です。
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この記事では、au PAYカードやau PAYゴールドカードの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
au PAY カードとは?どんな特徴がある?
au PAYカードは、auフィナンシャルサービス発行のクレジットカードです。
名前に「au」と入っていますが、無料で作成できるauIDさえ発行しておけばauユーザーでなくても誰でも申込可能となっています。
au PAYカードには通常のカードとゴールドカードがあり、特典はau PAYゴールドカードのほうが全体的に充実しています。
まずはau PAYカードとau PAYゴールドカードの主な特徴を一覧でまとめたので、ご覧ください。
au PAYカードの基本情報 |
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通常カード | au PAYゴールドカード | |
年会費 | 1年間カード利用がない場合1,375円、au・povo・UQモバイルユーザーは永年無料 | 11,000円 |
国際ブランド | VISA、Mastercard | |
ポイント還元率 | 1% | |
au携帯料金のポイント還元 | 1% | 約11%(1,100円ごとに100ポイントが追加加算) |
審査基準 | 満18歳以上(高校生除く)のauIDを所有する個人、本人または配偶者に定期収入のある方(学生は定期収入なしでもOK) | 満20歳以上(パート・アルバイト除く)のauIDを所有する個人、本人または配偶者に定期収入がある方 |
旅行傷害保険 | 海外・旅行傷害保険最大2,000万円
国内旅行傷害保険なし |
海外・旅行傷害保険最大1億円(本会員の家族も最大1,000万円)、航空便遅延損害の補償あり
国内旅行傷害保険最大5,000万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円 | 年間500万円 |
ETCカード | 年会費無料・発行手数料1,100円(1年以内に利用すれば1,100円を請求額から差し引き) | 年会費・発行手数料無料 |
家族カード | 本会員に年会費が発生する場合のみ1枚440円 | 年会費1枚無料、2枚目以降2,200円 |
au PAYカードはau・povo・UQモバイルユーザーなら年会費がもれなく無料に!
一般向けのau PAYカードは年会費が1,375円に設定されていますが、auやpovo、UQモバイルといったKDDIが展開している携帯会社・プランを契約していれば年会費は無料になります。
また年に1回カードを利用してさえいれば、au・povo・UQモバイルを使っていない人でもau PAYカードの年会費を無料にできます。
申込み条件は一般カードとゴールドカードで異なることに注意!
au PAYカードは18歳以上なら高校生を除いて申込可能ですが、au PAYゴールドカードは20歳以上でなければ申し込めません。
また通常のau PAYカードなら学生であれば定期収入がなくても申込可能ですが、ゴールドは必ず本人または配偶者に定期収入が必要です。
入会条件が若干異なっているので、ご注意ください。
旅行傷害保険やショッピング保険はau PAYゴールドカードが充実!
au PAYカードに付帯されている各種保険は、au PAYゴールドカードの方が充実した内容です。
例えば旅行傷害保険の場合、通常のau PAYカードは海外旅行傷害保険最大2,000万円のみですが、ゴールドなら海外旅行傷害保険は最大1億円・国内旅行も最大5,000万円の保険が付いています。
さらにau PAYゴールドカードなら本会員の家族も海外旅行で最大1,000万円の保険が自動付帯されますし、海外旅行時の航空便が遅延した際に乗り継ぎ遅延や出航遅延、決行、搭乗不能時は2万円の保険金を請求できますよ。(手荷物遅延時は3万円)
購入した商品を落とすなどして壊してしまった時に使えるショッピング保険も、au PAYゴールドカードのほうが通常カードより200万円高額な年間300万円が上限です。
ただし保険が充実している分年会費は高めなので、予算やその他特典も踏まえたうえでどちらを選ぶか検討しましょう。
Apple Payにも対応!QUICPay加盟店などで使える
au PAYカードは、iPhoneやApple Watchで使える「Apple Pay」での支払いにも利用できます。
カードをiPhone等に追加することで、QUICPay加盟店ではレジのリーダーにiPhone本体やApple Watchをかざすだけで支払いを行えます。
またMastercard加盟店では、Apple Pay対応のWebサイトやアプリでもau PAYカードを支払いに使えます。
iPhoneやApple Watchを使っている方は、カードが手元になくても対応端末さえあれば手軽に支払いを行えるのが嬉しいですね。
au PAY カードのメリット
au PAYカードには、様々なメリットが存在しています。
それぞれ解説するので、au PAYカードが自分に向いているかどうかをチェックしてみましょう。
au PAYカードのメリット①もれなく1%の還元、au PAYでのチャージ&利用なら合計1.5%還元に!
au PAYカードでは、利用金額100円につき1ポイントのPontaポイントが貯まります。
Pontaポイントは基本的に1ポイント1円の価値があるので、au PAYカードは通常カード・ゴールドカード共に1%還元です。
au PAYへのチャージでも1%還元、au PAYでの支払いをすれば合計1.5%還元に!
auはau PAYという、スマートフォンや専用のプリペイドカードを使った支払いサービスを提供しています。
au PAYを使うには残高のチャージが必要になりますが、au PAYカードからチャージすれば通常の支払いと同じように1%の還元をau PAYカード側で受けられます。
さらにau PAYでの支払いは利用金額200円につき1ポイントのPontaポイントが還元されるので、au PAYカードからチャージしてau PAYで支払えば合計1.5%の高い還元率になります。
au PAYカードを手に入れたら、合わせてau PAYに登録・au PAYプリペイドカードを発行して支払いで活用してみましょう。
au PAYポイントアップ店で使えばさらに還元率がアップ!
※TOHOシネマズやジョーシンは2022年3月をもって対象外になるなど、定期的にラインナップが入れ替わっています。最新の対象店舗は公式サイトよりご確認ください。
au PAYカードやau PAYは、「ポイントアップ店」で使うことで通常以上のポイント還元を受けることが可能となっています。
追加のポイントは通常の1%還元と別に、最大2ヶ月程度遅れて加算されることにご注意ください。
例えば紀伊國屋書店でau PAYカードを使えば、200円ごとに2ポイント追加でPontaポイントをもらえます。
ポイントアップ店を活用し、どんどんお得にポイントを貯めましょう。
またお店によってはau PAYカードでなくau PAYのコード決済のみでポイントがアップするケースもあるので、どの支払いがお得になるのかもしっかり確認しておきましょう。
貯めたPontaポイントは、au PAYへのチャージやPonta加盟店での支払いに使える
au PAYカードやau PAYの利用で貯まったポイントは、ローソンなどのPonta加盟店で1ポイント単位から使えます。
また100ポイント単位となりますが、au PAYの残高にPontaポイントをチャージすることも可能です。
au PAYにチャージすれば、au PAYのコード決済加盟店だけでなくMastercard対応のお店でのau PAYプリペイドカードによる支払いも可能となるので、ポイントの使い道に困ることはありません。
au PAYカードのメリット②ゴールドカードなら携帯料金の最大11%還元など、さらに4つのお得なポイント還元が!
年会費11,000円のau PAYゴールドカードを申し込めば、通常のau PAYカードよりさらに豪華なポイント還元特典を受けられます。
まずauの携帯電話料金の支払いに対して、利用金額1,100円につき100ポイントが追加でもらえます。
税抜き1,000円単位での還元なことには注意が必要ですが、通常と比べて10倍近い高還元を受けられることは見逃せません。
例えば毎月5,500円の携帯料金がかかっているなら、通常は55ポイントのところを555ポイント受け取れるのでとてもお得ですよ。
au PAYへのチャージも通常カードなら1%付与のところをさらに1%追加されるので、au PAYでの仕払医と合わせて総額2.5%還元を受けられます。
ただし追加の1%還元は月間最大1,000ポイントしか受け取れない制限があるので、追加還元を受けられるのはチャージ金額毎月10万円までです。
auでんきや都市ガス for auを使っている場合も、通常のポイント還元に加えて2%追加でもらえるため3%還元を受けられるのが嬉しいですね。
auの通販サイト・au PAYマーケットでも2%の追加還元を受けられます。
最大18%もの高還元を受けられるので、できるだけau PAYマーケットから買い物をすることでたくさんのPontaポイントを貯められるのが嬉しいですね。
ただしもらえるポイントには上限があり、au PAYマーケットの「お買い物特典プログラム」でポイント還元を受けている場合はau PAYカード利用特典5%と合わせて月間最大7,000ポイントまでしか追加分の還元を受けられません。(支払額10万円分がポイント高額還元対象)
auの利用料金割引を選択している場合は、2%還元分が月間最大4,000ポイント→20万円分がポイント付与対象です。
様々なサービスとゴールドカード限定特典を利用して、たくさんのPontaポイントを貯めましょう。
au PAY カード公式au PAY ゴールドカード公式au PAYカードのメリット③VISAやMastercardの国際ブランドが付帯されるので、使えるお店が多い
au PAYカードは、選べる国際ブランドがVISAとMastercardの2種類です。
VISAやMastercardは国内にも海外にも加盟店が多いため、支払いに使えるお店が豊富なことも大きなメリットです。
セットで使えばお得なコード決済サービス・au PAYもコンビニやスーパーなどたくさんのお店が対応していますし、au PAYプリペイドカードを発行すればMastercard加盟店でもau PAY決済ができます。
ポイントが貯まりやすくても貯められるお店が少なかったら意味がありませんが、au PAYなら支払いができず困ってしまう心配はありません。
au PAYカードのメリット④ゴールドカードは空港ラウンジも使える!一流ホテルや旅館、レンタカーの優待サービスも
au PAYゴールドカードは旅行や宿泊系の特典がたくさんあります。
au PAYゴールドカードを選べば、本会員や家族会員は国内の主要空港やハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港内にある空港ラウンジを利用できます。
ラウンジでは新聞や雑誌を読んだり、ソフトドリンクを飲んだりしながら休憩をすることが可能です。
利用にあたってはau PAYゴールドカードと当日の搭乗券・航空券が必要となるので、忘れず用意しておきましょう。
さらにau PAYゴールドカードにはReluxの優待サービスが付帯されているので、Reluxの初回利用時にホテル・旅館の宿泊料を1万円引きにしてもらえます。
既にReluxを使ったことがある方や2回目以降の利用の方は1万円引きの特典は受けられませんが、10%引きで宿泊プランを利用可能です。
au PAY カードのデメリット
au PAYカードには、いくつかの気をつけたいデメリットも存在しています。
申し込み前に、デメリットや注意点もしっかり確認しておきましょう。
au PAYカードのデメリット①Pontaやau PAYを日頃から使っていないとポイントを活用しづらい
au PAYカードで貯まるポイントはPontaポイントなので、Pontaを利用していない方や周りに加盟店が少ない方はややポイントを使いづらくなります。
100ポイント以上を貯めてau PAYへチャージすればau PAY加盟店やMastercard加盟店で支払いに使えますが、1万円以上支払わないと100ポイントは貯められないことを考えると、頻繁にクレジットカードを使わない方はちょっと不便に感じてしまうかもしれません。
ちなみに他の使い道としてはPontaポイントをau PAYカードの請求額の支払いに使うこともできるので、どうしても使い道に困ったら請求額に充当しましょう。(こちらも100ポイントから利用可能です)
au PAYカードにはPontaポイントカードの機能がない!
筆者も最近au PAYカードを発行して使っているのですが、使っていて気づいたデメリットが1つあります。
au PAYカードではPontaポイントを貯められますが、実はau PAYカードにはPontaのポイントカード機能が搭載されていません。
Pontaのポイントをローソンなどの加盟店で貯めたり使ったりしたい時は、別途Pontaポイントカードを用意する必要があります。
例えばdカードならdポイントカード、楽天カードは楽天ポイントカードのバーコードが搭載されていることを考えると、別にポイントカードを持ち歩かないといけないのはちょっと手間です。
ただしPontaポイントカードはスマートフォンアプリでも利用できるので、事前に普段使っているスマホに設定しておけば手軽にレジで提示できます。
au PAYカードのデメリット②auやpovo、UQモバイルを使っていない方は通常カードの年会費に注意!
通常のau PAYカードはau・povo・UQモバイルユーザーならもれなく無料の年会費となりますが、au等を使っていない方は注意しなければいけません。
年に1回使えば年会費無料になりますが、万が一au PAYカードを1回も使わなかったら1,375円とそこそこの年会費がかかってしまいます。
au等を使っておらず、ほとんどクレジットカードを使う機会もない方には、条件無しで年会費が永年無料になる楽天カード等が向いています。
au PAY カード公式au PAY ゴールドカード公式au PAYカードのデメリット③ゴールドカードは基本的にauユーザーや頻繁に旅行に行く人向け
ポイント還元や旅行系の特典が充実しているau PAYゴールドカードですが、年会費が11,000円と高額なので基本的にはauユーザー向けです。
auを使っていない場合は携帯料金の約10%追加還元特典を受けられないので、年会費の元を取るのが難しくなってしまいます。
auを使っている人でも、携帯料金の還元ポイントだけで年会費の元を取るには毎月11,000円以上の携帯料金が発生していないといけないため、他のau PAYなどの特典を利用していない場合はちょっと大変です。
特典をフル活用できるauユーザー以外は、無理をせず通常のau PAYカードを選びましょう。
または海外旅行などに行く機会が多く、空港ラウンジや旅行の優待などを活用できる人もau PAYゴールドカードを選んでOKです。
au PAYカードのデメリット④支払いが15日締め・翌月10日請求なことにも注意!
au PAYカードの請求は月末締めではなく、毎月15日締め・翌月10日の引き落としとなっています。
締め日のタイミングが月の真ん中なので、他に月末締めのクレジットカードなどを使っている方は気をつけないとタイミングを間違えてしまうことにご注意ください。
au PAY カード公式au PAY ゴールドカード公式au PAY カードはこんな人におすすめ
au PAYカードは、以下の条件に当てはまる方におすすめです。
- ポイントの使い道が豊富な、高還元のクレジットカードが欲しい
- au PAYやau PAYプリペイドカード(旧au WALLETプリペイドカード)を使っている
- ゴールドカード→auで携帯電話を契約している、海外旅行などに行く機会が多い
au PAYカードは100円につき1ポイントの還元を受けることができ、ポイントもコンビニやドラッグストアなどで直接使えるため便利です。
au PAYやau PAYプリペイドカードを使っている場合は、残高チャージ+au PAYの支払いにより1.5%還元を受けられるのでさらにおすすめとなります。
au PAYゴールドカードについては、さらにauで携帯料金を支払っていたり、海外などへ旅行に行く機会が多かったりする人におすすめです。
ゴールドカードは年会費が必ず11,000円ほどかかってしまうので元を取るのがちょっと大変なため、携帯料金の約10%還元や旅行系特典を活用できる場合に検討してみてください。
au PAY カードの入会キャンペーンはある?
au PAYカードでは、通常カード・ゴールドカード共に豪華な入会キャンペーンが終了日未定で提供されています。
それぞれもらえるポイントの数が異なっているので、項目を分けて紹介します。
なお入会キャンペーンはキャンペーンメールの受信設定と支払口座の登録が必須条件なので、忘れずそれぞれ設定しておきましょう。
通常のau PAYカードは最大10,000Pontaポイントプレゼント!
通常のau PAYカードでは、3つの条件を満たすことで最大10,000ポイントのPontaポイントを受け取れます。
au PAYカードが届いたらau PAYの残高