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米12月小売売上高はホリデー商戦でも低下、Q4成長率に暗雲

Holiday Season Didn’t Lift Retail Sales In December. 米12月小売売上高、米11月企業在庫、米12月生産者物価指数をおさらいしていきます。 米12月小売売上高は前月比0.1%減となり、市場予想と一致した。前月の0.4%増(0.2%増から上方修正)以下となり、3ヵ月ぶりに減少。米12月新車販売台数で市場予想以下が目立ったように、自動車が押し下げている。自動車を除いた場合は0.1%減と、市場予想の0.2%増から下振れ。前月の0.3%増(0.4%増から下方修正)にも届いていない。国内総生産(GDP)に反映されるコア小売売上高(食品サービス、自動車、燃料、建築材を除く)は0.3%減と2015年2月以来で最低を迎え、ホリデー商戦の最終戦に失速した。 内訳をみると、主要13カテゴリー中6項目増加。前月分の速報値である9項目から減少した。ホリデー商戦が本番を迎えたが暖冬の影響で服飾が下押ししたほか一般小売、雑貨などが減少した。 (プラス項目) ・スポーツ衣料→0.9%増と4ヵ月連続で増加、前月は0.8%増 ・家具→0.9%増、前月は0.1%増 ・建築材→0.7%増と3ヵ月連続で増加、前月は0.1%増 ・外食→0.8%増、前月は1.0%増 ・オンラインを含む非店舗→0.6%増、前月は1.4%増 ・健康→0.2%増、前月は0.2%増 ・自動車→±0%、前月は0.5%増 (マイナス項目)・雑貨類→2.0%減、前月は2.3%増 ・一般小売→1.0%減、前月は0.1%減(*百貨店は0.3%増、前月は0.3%減) ・服飾→0.9%減、前月は1.4%増 ・ガソリンスタンド→0.8%減、前月は1.0%減 ・食品・飲料→0.3%減、前月は0.7%増 ・電気製品→0.2%減と3ヵ月連続で減少、前月は0.6%減 前年比は2.2%増、10-11月の1.6%増から改善。 (作成:My Big Apple NY) ▽米11月企業在庫、2ヵ月連続で減少 米11月企業在庫は前月比0.2%減となり、市場予想の0.1%減から下げ幅を広げた。前月の0.1%減(±0%から下方修正)と合わせ、2ヵ月連続で減少。ドル高や世界景気の減速を背景に製造業が引き続き0.3%減と足を引っ張り、自動車を除く場合は0.2%増と伸びが改善する。ただ小売はホリデー商戦を0.2%増と支えており、卸売は0.3%減と2ヵ月連続で減少していた。 企業売上高は0.2%減となり、2ヵ月連続で減少。在庫と卸売が重石となっており、製造業と小売は増加していた。在庫相当は前月通り1.38ヵ月。少なくとも、2009年7月以来で最大を保った。 ▽米12月生産者物価指数、コアは予想より加速 米12月生産者物価指数(PPI)は前月比0.2%低下し、市場予想と一致した。4ヵ月ぶりにプラス圏を回復した前月の0.3%の上昇から反転。コアPPIも0.2%上昇し市場予想及び前月の0.1%を上回った。2ヵ月連続で上昇している。PPIは前年同月比で市場予想通り1.0%低下。11月の1.1%の低下並びに過去最低を迎えた10月の1.6%の低下から下げ幅を縮小している。ただ、12ヵ月連続でマイナスをたどった。コアPPIは前月と同じく0.3%上昇し、市場予想の0.2%から加速した。 内訳をみると、全体の6割を超えるサービスが0.1%上昇し、2ヵ月連続でプラスを示した。サービスのうち6割を占めるその他サービスが0.4%上昇し、2ヵ月連続で全体を支えた。ただしサービスのうち3割を占める貿易は0.4%低下し、前月の1.2%の上昇からマイナスに反転。1割弱を占める輸送・倉庫も0.4%低下し、3ヵ月ぶりにマイナスへ振れた。食品も1.3%低下し、前月の0.3%の上昇から落ち込んでいる。モノは0.7%低下し、前月の0.1%から下げ幅を加速しつつ6ヵ月連続でマイナス圏へ沈んだ。エネルギーは3.4%低下し、前月の0.6%と合わせ2ヵ月連続で低下した。 ――米12月小売売上高と米11月企業在庫を受けて、1)個人消費の鈍化、2)在庫投資の減速が意識されてこちらで指摘したようにエコノミストは米10-12月期GDP予想をそろって下方修正してきました。JPモルガンのマイケル・フェローリ米主席エコノミストは「10月分と11月分がそろって0.1%ポイントずつ下方修正され、それぞれ0.1%増、0.5%増となった」とも指摘。米12月雇用統計が力強い伸びを達成した割に個人消費がさえず、「米1-3月期GDP予想も2.25%から2.0%」へ引き下げています。米12月PPIはコアがしっかりだったとはいえ低インフレの環境は変わらず、3月利上げ観測が一段と後退しそうです。 振り返れば、ホリデー商戦の戦績も芳しくない。米小売業協会(NRF)によると前年比3.0%増と、事前予想の3.7%増に届かず。今年スマートフォンをはじめ電化製品で目玉商品に乏しく、せいぜい映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」関連に加え未だに根強い「アナと雪の女王」頼みの部分もありました。おまけに暖冬とくれば、コートを買い替える気分すら後退してしまいますよね。逆に平年を上回る気温を逆手に、外食や旅行に支出を回した方々もいらっしゃるでしょう。途中経過で確認できたように、オンラインへの移行も足を引っ張ったとも考えられます。 なおアトランタ連銀のGDP予想は、1月15日時点で0.6%と従来の0.8%から下方修正され算出開始以来で最低を更新しました。追加利上げの道筋に、いばらが広がりつつあるようです。 (カバー写真:COD Newsroom/Flickr)



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