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米8月中古住宅販売は17ヵ月ぶり高水準、在庫は2ヵ月連続で減少

Existing Home Sales Rises To 17-Month High, While Inventories Decrease. 全米リアルター協会(NAR)が発表した米8月中古住宅販売件数は年率549万件と、市場予想の538万件を上回った。前月の542万件を1.3%上回る。金利低下に支えられ2ヵ月連続で増加した結果、2018年3月以来の高水準。前年比では2.6%増と、2ヵ月連続で増加した。 内訳をみると、一戸建てが490万件と前月の471万件(修正値)を1.2%上回った。複合住宅は1.7%増の59万件と、4ヵ月ぶりの水準を回復した。 中古住宅販売件数、一戸建てと複合そろって増加。 (作成:My Big Apple NY) 4大地域別では、前月につづき3地域で増加した。複合住宅比率が高い北東部が7.6%増(過去4ヵ月間で3回目の増加)の71万件となったほか、中西部が3.1%増(5ヵ月連続で増加)の131万件だった。住宅市場規模が最大の南部は0.9%増(2ヵ月連続で増加)の233万件となる。一方で、IT企業が集まり住宅価格の高騰が著しい西部は3.4%減(前月から減少に反転)の114万件だった。 在庫件数は前月比2.1%減の186件と2ヵ月連続で減少し、2018年6月以来の高水準から後退した。前年比で2.6%減となり、3ヵ月連続で減少した。なお、在庫件数は2016年12月に165万件と1999年以来での最低を更新していたが、以降は回復基調に入っている。販売が増加し在庫が減少した結果、在庫相当は前月の4.1ヵ月と5ヵ月ぶりの水準へ短期化した。 (作成:My Big Apple NY) 中央価格は前月比0.8%上昇の27.82万ドルと、2ヵ月連続で下落し過去最高をつけた6月から後退した。前年比では4.7%上昇、2012年3月以降続くプラス基調を保った。前年比で平均時給の上昇ペースを上回るペースを維持している。販売日数は31日と、前月と前年同月の29日から延びた。NARは、販売件数の49%が1ヵ月以内に買い手がついたと説明、前月の51%を下回った。 買い手の内訳は、以下の通り。 ・新規購入者31%<前月は32%、前年同月は31% ・現金購入者19%=前月は19%、前年同月は20% ・住居用ではなく投資向け14%>前月は11%、前年同期は13% 発表元のNARのローレンス・ユン米エコノミストは、結果を受け「予想通り、金利低下に潜在顧客は抗えなかったようだ」とコメントした。ただ「販売件数が増加した半面、在庫件数は減少し住宅価格を押し上げかねない」と指摘。価格上昇を抑制すべく、住宅建設業者は新築住宅の建設に乗り出すべきとの見解を寄せた。建設業者には人手不足、土地不足、米中追加関税を受けた仕入れコストの上昇など逆風が吹きつけるだけに、在庫ひっ迫問題は早々に解消しづらいと考えられる。 ――金利低下に加え、米連邦住宅局(FHA)の債務保証に関する規制緩和が10月15日から施行されるだけに、複合住宅の下支えが期待されます。ミレニアル世代など結婚や子供の誕生など、ライフステージの変化で賃貸から分譲へ移るのか。ミレニアル世代の住宅保有率は依然として過去の水準と比較し低いだけに、伸びしろがあることは事実。ただ今回、新規購入者より投資目的の購入者が比率が上昇していた点は気掛かりです。 ▽米8月住宅着工件数、建設許可と合わせて2007年以来の高水準 米8月住宅着工件数は年率136.4万件と、市場予想の125.0万件を下回った。前月の121.5万件(119.1万件から上方修正)を12.4%上回り、4ヵ月ぶりに増加。2007年6月以来の高水準となる。米10年債利回りが一時2016年10月以来の低水準をつけるなか、米9月NAHB住宅市場指数が上向いたように、大幅改善した。前年比では6.6%増と、3ヵ月連続で増加した。 内訳をみると、一戸建てが前月比4.4%増の91.9万件と3ヵ月連続で増加し、1月以来の高水準だった。複合住宅も32.8%増の44.5万件と大きく伸び3ヵ月ぶりに増加、2017年8月以来の低水準から改善した。前年比は一戸建てが3.4%増と、3ヵ月連続で増加した。複合住宅は14.1%増と、5ヵ月連続で増加した。4大地域別では、3地域で増加し前月の1地域を上回った。複合住宅の比率が大きい北東部が前月の反動もあって30.5%増と2桁増だったほか、中西部も15.4%増と前月の横ばいから大幅増に転じた。南部は14.9%増となり、過去2ヵ月分の減少を相殺した。一方で、西部は前月の増加から横ばいに転じた。 住宅着工件数、リセッション前の水準を回復。 (作成:My Big Apple NY) 米8月建設許可件数は141.9万件となり、市場予想の130万件を上回った。前月の131.7万件(133.6万件から上方修正)を7.7%上回り2ヵ月連続で増加し、2007年5月以来の高水準となる。一戸建てが4.5%増の86.6万件と4ヵ月連続で増加したほか、複合住宅も13.3%増の55.3万件と2ヵ月連続で増加した。 米8月建設中件数は114.4万件と、前月の114.1万件(113.4万件から上方修正)を0.3%上回った。4ヵ月連続で増加し、2月以来の高水準。一戸建てが0.4%減の51.7万件と減少基調を保った半面、複合住宅が13.3%増の55.3万件と4ヵ月連続で増加した。 建設許可件数は2007年以来で最高、建設中件数も堅調な水準を維持。 (作成:My Big Apple NY) ――住宅着工件数の一戸建てのうち75%が住宅市場に流入すると試算されるため、68.9万件が販売向けとなる見通しです。足元の新築販売件数を大きく上回るため、在庫ひっ迫解消に望みをつなぎます。金利低下が奏功し着工件数の増加を促したとみられますが、足元で金利低下は一服の状況。力強い労働市場とFedの7月、9月の2回の利下げが需要を支えられればよいのですが、ハリケーン“ドリアン”の影響で一時的に弱まるリスクをはらみます (カバー写真:Kansas Sebastian/Flickr)



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