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米11月ミシガン大学信頼感、米株安が重石となり3ヵ月ぶり低水準

Stock Market Finally Affects Consumer Sentiment In November. 米11月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値は97.5と、市場予想と速報値の98.3を下回った。前月の98.6にも届かず、3ヵ月ぶりの低水準。内訳をみると、現況指数が速報値の113.2から112.3へ引き下げとなった。見通し指数も88.1.と速報値の88.7から下方修正。それぞれ、ヘッドラインと同じく3ヵ月ぶりの低水準となる。 原油先物が10月初めに約4年ぶりの75ドル乗せをつけた後で失速するものの、1年先インフレ見通しは2.8%と、2014年10月以来の高水準となる前月の2.9%を下回った。5~10年先インフレ見通しは逆に前月の2.4%から2.5%へ戻した。 ミシガン大学消費者信頼感はピークアウト感強まる、インフレ見通しはまちまち。 (作成:My Big Apple NY) ミシガン大学の主席エコノミスト、リチャード・カーティン氏は、今回の低下について「党派の違いというより、所得差と相関性がある」との見解を寄せた。これは「下位3分の1の所得層ではセンチメントが10.4ポイント上昇したが、上位3分の1では6.6ポイント低下した」ことで、明らかだという。その一方で、民主党と共和党の党派で分けたセンチメントは「中間選挙前と概して変わらなかった」。主なハイテク銘柄が弱気相場入りするなど、米株安が高所得者層のセンチメントに冷や水を浴びせたようだ。 その他、金利上昇を見込む声が高まったと指摘。ただし「ある一定の水準までくると、消費者は金利低下を見込み、売上、雇用、所得への見通しも下向いた」。その上で、Fedは慎重な政策運営が必要で、過剰な利上げをすべきではないとの見方をにじませた。なお、今回は個人消費見通しを示さず。2018年と2019年年初の見通しにつき「2.6%増」とし、一時の2.8%以下を保った。 (カバー写真:La Citta Vita/Flickr)



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