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米10月CPI、中古車が上振れもコア前年比は6ヵ月ぶりの低水準

Core Consumer Prices Bounce Back, But Energy Will Drag Next Month. 米10月消費者物価指数(CPI)は前月比0.3%上昇し、市場予想と一致した。前月の0.1%を超え、9ヵ月ぶりの高水準となる。エネルギーの急伸が背景にあり、原油先物が月初に75ドル台に乗せ約4年ぶりの高値をつけた結果、2.4%も上昇した。併せてガソリンも3.0%上昇、エネルギーと共に前月のマイナスから大きく上振れしている。エネルギー情報局(EIA)によると、ガソリン平均価格は10月に一時2.904ドルへ上昇、5月の高値の2.962ドルに近づいた。ただし、11月に原油先物が60ドル割れまで急落しており、今後はエネルギーが下押ししそうだ。そのほか、エネルギーでは電力など公益も0.6%低下し、2ヵ月連続でマイナスに振れたが、11月からの気温低下を受け暖房需要が見込まれる。エネルギー以外では食品・飲料が前月の0%から0.1%の低下に転じた。 CPIコアは市場予想と一致し前月比0.2%上昇、前月の0.1%を上回り3ヵ月ぶりの水準に並んだ。項目別では、帰属家賃が前月の0.2%から0.3%へ上昇。家賃は前月に続き、0.2%の上昇となった。ホテルなど宿泊は前月の1.0%の低下に続き、2.1%低下し2ヵ月連続でマイナスを示す。住宅全般では前月に続き、0.2%上昇した。住宅以外で上昇した項目は輸送で1.1%と、前月の0.3%の低下から転じた。中古車が2.6%上昇し約1年ぶりの下げとなった前月のマイナス分をほぼ相殺したが、これはハリケーン”フローレンス”や”マイケル”の影響と考えられ、力強い伸びが継続する公算は小さい。中古車が急伸した半面、新車は0.2%低下し2ヵ月連続でマイナスだった。服飾で0.1%と、2ヵ月連続で上昇した。医療費は0.2%上昇、2ヵ月連続でプラスとなった。 CPIコアのうち低下した主な項目は、教育で0.1%低下し5ヵ月ぶりにマイナスに転じた。娯楽も0.1%低下し、前月の0.3%の上昇から下振れ。航空運賃は0%と、前月の1.0%の上昇から転じた。 CPIは前年比で2.5%上昇し、前月の2.3%を上回った。2012年2月以来の高い伸びを遂げた7月の2.9%以下が続く。コアCPIは2.1%上昇、市場予想と前月の2.2%に届かず6ヵ月ぶりの低水準。2008年10月以来とリーマン・ショック直後の水準へ加速した7月の2.4%が遠のいた。 CPIは7月につけた2012年2月以来、コアCPIは2008年10月以来の高水準からさらに後退。 (作成:My Big Apple NY) ――10月公表のベージュブックでは、追加関税措置の影響で原材料価格の上昇が指摘され、最終価格への転嫁もやぶさかではない様子が浮き彫りとなった半面、物価は引き続き伸び悩んでいます。今回はエネルギーが上振れしたものの、原油先物が60ドル割れの局面を迎えた結果、11月は押し下げ材料となりえます。平年を下回る気温を受け天然ガス価格が上振れしているとはいえ、公益が占めるCPIのシェアは0.7%程度ですから影響は軽微となる見通し。ハリケーンの影響で中古車の買い替え需要が高まり、CPIコアを押し上げたものの、こちらも一時的と考えられます。安定した物価動向を支えに、Fedによるゆるやかな利上げを継続するのでしょう。 (カバー写真:kayugee/Flickr)



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