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米8月新車販売台数は約3年ぶりの1,600万割れに接近、“ハービー”直撃が一因

Hurricane “Harvey” Push Down Auto Sales In August. ワーズオートが発表した米8月新車販売台数は年率1,603万台となり、市場予想の1,660万台を下回った。2015年2月以来の低水準だった前月の1,669万台に届かず、2014年2月以来の1,600万台割れに迫る。ハリケーン“ハービー”の影響により、販売台数が押し下げられたようだ。 (作成:My Big Apple NY) オートデータが発表した米8月新車販売台数は、前年同月比1.9%減の148万3,330台となり8ヵ月連続で前年割れとなる。営業日数は前月と異なり、前年同月比で1日増えた。なお上半期では前年同期比2.1%減の845万2,543台で、前年割れは8年ぶりとなる。年率では1,614万台と前月の1,677万台を下回りつつ、少なくとも過去1年間で最低となる。前年同月の1,722万台からは、6.3%減少した。 ゼネラル・モーターズは6月末に販売台数見通しを従来の1,700万台後半から1,700万台前半へ下方修正し、フォードも5月半ばに少なくともホワイトカラー職1,400人の雇用削減を発表するなか、売上は芳しくない。引き続き中古価格の下落と残債が担保価格を上回るアンダーウォーターの状況、金融機関の融資引き締め姿勢が新車販売台数に影響を与えている。さらに前月に続き利鞘が少ないレンタカー市場向けの販売を縮小、販売台数より自動車メーカーは利益率の改善に努めている。 これまで自動車メーカーの販売奨励金(インセンティブ)で販売テコ入れを支えに好調だったスポーツ多目的車(SUV)やトラックの販売は、日米メーカーを中心にまちまち。原油先物が50ドル割れで推移したが、ハリケーン”ハービー”の影響でガソリン価格が一時2.399ドルと3ヵ月ぶりの水準へ上昇したことが一因とみられる。 ケリー・ブルー・ブックによると、平均販売価格は前年同月比0.7%上昇の3万4,646ドル(約380万円)だった。7月の1.7%を下回り、6月までのトレンドだった2%台の上昇から鈍化が著しくなっている。前月比では0.5%上昇、8ヵ月ぶりに上昇へ転じた。メーカー別の平均価格を前月比でみると6~7月に続きスバル、そのほかGM、フォード、ホンダ、ヒュンダイで上昇していた。最大の下げ幅は前月に続き、フォルクスワーゲンで0.7%の下落を示した。前年比で上昇が目立ったメーカーはフィアット・クライスラーで6.1%の上昇、その他日産とヒュンダイ・キアが1.7%上昇していた。下落したメーカーはGMで0.6%、トヨタの0.3%となる。 (出所:KBB) 自動車メーカー別では、米系大手3社のうちGMのみ増加したが、市場予想を上回ったのはGMとフォードの2社となる。日系3社はトヨタのみ増加しつつ、全て市場予想を下回った。 以下、米国をはじめメーカー別動向。 【GM】 GMは前年同月比7.5%増の27万5,552台と、市場予想の3.7%増を上回った。3ヵ月ぶりに増加に反転している。小売販売台数は4.2%増の22万1,778台と、こちらも3ヵ月ぶりに改善。4大ブランド別をみると、前月は全て減少したが8月は2ブランドで増加。小売販売台数も、同じく7月に全て前年割れした後で8月は2ブランドで増加した。 2017年の販売台数をめぐっては、特に今回表明せず。7月は前年割れを予想、6月はアナリストとの会合で販売台数を従来の1,700万台後半から1,700万台前半へ引き下げていた。 ハリケーン“ハービー”を受け、GMは赤十字を通じ100万ドルの寄付を行ったと表明した。またテキサス州とルイジアナ州の新規購入者には、10月2日まで1,000ドルの災害救済金を付与すると発表。顧客に対しては、最大90日間の支払い猶予を与える。また“オンスター・クライシス・アシスタント・サービス”を通じ、被災した顧客に無料で緊急サービスを受けられるよう整備した。 GMのムスタファ・モハタレム主席エコノミストは、ハリケーン“ハービー”を受け「8月最終週に販売台数の向かい風要因となった」と振り返った。ただし「経済のファンダメンタルズは自動車販売を支援する内容」と指摘。米経済が力強さを増すとともに「小売販売台数は近い将来、増加していく」と見込む。8月単月の詳細は、以下の通り。 ・GMC 12.4%増の4万7,718台、5ヵ月ぶりに増加 →SUVの「アカディア」が55.7%増の9,497台と8ヵ月連続で大幅増となり、単月で過去最高を更新した。「サバンナ」に至っては169.9%増の1,868台と2ヵ月連続で3桁増を果たしている。「テレイン」は53.5%増の9,218台と、前月から増加に反転。一方で主力のSUV「シエラ」は1.3%減の1万7,254台と少なくとも3ヵ月連続で減少した。小売販売台数は7.0%増の4万1,868台と6ヵ月ぶりに増加した。 ・シボレー 11.4%増の19万6,007台、6ヵ月ぶりに増加 →小型SUVの「エキノックス」が84.9%増の2万8,254台と3ヵ月連続で増加し、「コロラド」も11.0%増の1万256台と前月続き好調だった。一方で、主力のSUV「シルバラード」が3.9%増の5万4,448台と前月から増加に転じ、「タホー」は5.0%減の7,829台と2ヵ月連続で減少した。「サバーバン」も16.7%減の4,777台と2ヵ月連続で弱い。小型車はまちまちで「マリブ」が35.9%慈雨の2万2,725台だった半面、「クルーズ」は26.1%減の1万6,500台と3ヵ月連続で減少した。小売販売台数は5.9%増の15万1,137台と3ヵ月ぶりに増加した。 ・キャデラック 8.1%減の1万5,016台、3ヵ月ぶりに増加 →新型「XT5」46.8%増の7,236台と3ヵ月連続で増加した。もっとも、「CTS」が15.8%減の1,200台と前月に続いて減少したほか、主力SUVの「エスカレード」は3.4%減の1,803台と前月から減少に反転。前小売販売台数は14.3%減の1万1,992台と3ヵ月ぶりに増加した。 ・ビュイック 22.5%減の1万6,811台、6ヵ月ぶりに減少 →主力のSUV「アンコール」が31.5%増の7,682台と前月から増加に転じたほか、「エンビジョン」も78.1%増の2,726台と少なくとも3ヵ月連続で増加した。ただし、親型「エンクレーブ」が28.0%減の3,766台と3ヵ月連続で前年割れに終り、「ラクロス」も25.0%減の1,198台だった。小売販売台数は2.0%減の1万6,781台と、6ヵ月ぶりに減少した。 【フォード】 フォードは前年同月比2.1%減の20万9,897台となり、市場予想の3.5%減より下げ幅を狭めつつ2ヵ月連続で減少した。小売販売台数は2.7%減の16万4,067台と、2ヵ月連続で減少。レンタルや自動車ディーラー向けは0.2%減の4万5,830台だった。 フォードはハリケーン“ハービー”で自家用車を失ったあるいは故障した被災者に対し値段交渉なしに販売価格以下で、かつフォードの従業員並みの価格で新車を提供する支援の枠組み“テキサス・イズ・ア・ファミリー”を提供すると発表した。支払いは、2018年まで持ち越しとする。既存の顧客に対しては、支払いに最大2ヵ月の猶予を与える。また、被災者には1,000ドルの割引を付与する。その他、350万ドルの寄付を発表した。 6月の2大ブランド別では、フォードが3ヵ月連続で減少したほか、リンカーンも2ヵ月連続で前年割れを迎えた。なお同社は2016年1月、日本とインド市場から撤退を決定した。また、株価下落や業績を受けてマーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)が5月に更迭され、スマート・モビリティ部門責任者のジム・ハケット氏を次期CEOに指名。併せて、全世界で1,400人の人員削減を行うと報じられた。8月単月の詳細は、以下の通り。 ・フォード 2.0%減の20万1,189台、3ヵ月連続で減少 →アルミ製ボディのトラック「Fシリーズ」が15.0%増の7万7,007台と、4ヵ月連続で単月ベースでの2004以来の最高記録を更新した。しかしSUVが弱く、「エクスプローラー」が0.9%減の1万8,125台と4ヵ月ぶりに減少。「エッジ」は3.3%減の1万838台と、「エスケープ」も15.8%減の2万3,631とそれぞれ減少に転じた。小型車はまちまちで「フォーカス」は9.2%増の1万2,850台と、2ヵ月連続で増加したが、「フュージョン」は8.8%減の1万7,378台と13ヵ月連続で減少、その他「フィエスタ」が14.1%減の4,247台とさえない。 ・リンカーン 5.8%減の8,708台、4ヵ月ぶりに減少 →主力の「MKZ」が21.6%減の2,160台と4ヵ月ぶりに減少したほか、SUVの「MKC」も4.4%減の2,371台、「MKX」も10.3%減の2,371台と前月に続き落ち込んだ。 【フィアット・クライスラー】 フィアット・クライスラー・オートモビルは前年同月比10.6%減の17万6,033台となり、市場予想の5.9%減より悪化した。2016年9月に増加トレンドを79ヵ月で止めた後、11ヵ月連続で前年比マイナスとなる。小売販売台数は7%減の14万379台。5大ブランド別での増加は2ヵ月連続でゼロだった。ただしラムは前月の横ばいから、減少に転じている。 ハリケーン“ハービー”を受け、フィアット・クライスラーは3つの団体に20万ドルを寄付した。3つの団体は医療支援を行う“アメリケアズ”、そのほか洪水地域の救援に携わる“チーム・ルビコン”や“ファースト・レスポンス・チーム・オブ・アメリカ”となる。 8月単月の詳細は、以下の通り。 ・ラム 2%減の4万3,608台、2ヵ月連続で減少 →主力の「ラム」が7%減の3 万7,608台と2ヵ月連続で減少した。「プロマスター・バン」は45%増の4,589台と増加に転じ、「プロマスター・シティ」も前月に続き14%増の1,125台と2ヵ月連続で増加したが、力及ばずとなる。 ・ドッジ 2%減の4万3,608台、3ヵ月連続で減少 →主力の「キャラバン」が62%増の1万7,109台と前月から増加に転じ、「チャレンジャー」は19%増の6,253台と増加に反転した。しかし「ジャーニー」が52%減の5,655台と押し下げたほか、「デュランゴ」も13%減の4,522台と減少に転じた。 ・ジープ 12%減の6万9,351台、11ヵ月連続で減少 →「コンパス」が5%増の9,305台、「レネゲード」は10%増の8,974台でそれぞれ単月での過去最高を更新した。「グランド・チェロキー」も14%増の1万9,024台と9ヵ月連続で増加しただけでなく、単月で過去最高を達成。一方で「チェロキー」は50%減の1万1,874台と減少トレンドを維持したほか、「ペイトリオット」も77%減の2,568台と10ヵ月連続で減少した。 ・クライスラー 33%減の1万2,652台、17ヵ月連続で減少 →新型「パシフィカ」が2%増の7,621台と増加を維持したが、「300」が23%減の4,073台と減少に反転したほか、「200」も78%減の941台だった。 ・フィアット 23%減の2,120台、20ヵ月連続で減少 [&hellip



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